攻撃的な後衛になる方法

ソフトテニス部の高1男子初心者です。

攻撃的な後衛になる方法を教えてください。
僕は初心者で自分で試合を決めたいという意志が強いのですが残念ながら前衛には選ばれなかったため、後衛でバリバリきめれるようになりたいです。

何かコツ、攻撃的な後衛と呼べる条件のようなものはないでしょうか？

No.1 回答者： merciusako 回答日時： 2013/06/01 12:35

「攻撃的な」の意味は二通りあります。

(1)　自分でポイントを奪える
(2)　前衛を活かせる

(1)：速くて正確なショットが打てる
相手の時間が奪えるショットが打てると言うことですね。
高い打点からのショットと前衛アタックは必需品。

(2)：ペアの前衛のタイプを理解して、前衛がポイントしやすい球回しができる。
前衛が横の動き（ボレー）が得意、というのであれば、深いボールで繋いでおいて、前衛に相手のフォームのクセや球筋を掴ませてポイントさせる。
縦の動き（スマッシュ）が得意、というのであれば、深いクロスだけではなく、ショートクロスの浅いボールやロブを織り交ぜて相手後衛を動かし、相手後衛がロブで繋ぎたい、と思うような場面を作り出す。

後衛がベースラインより後ろの位置から、１発でエースを取れる、ということはまずありません。
とすると、その前の仕掛のボールが重要です。

テニスはサーブとレシーブから始まりますから、サーブであれば相手の体勢を崩して甘いレシーブを打たせられるようなファーストを自分のものにする。
レシーブでも、相手のサーブがある程度弾んでコースも甘いようなら、積極的にコートの中に入って、高い打点からの前衛アタックやセンターに打てるレシーブが必要です。

ただし、ダブルスは前衛と後衛の共同作業なので、後衛だけでポイントを取りに行こうとする発想ではダメです。
前衛は後衛よりネットに近いポジションにいますから、後衛よりもポイントを取りやすいのです。

従って、自分から積極的にポイントを取りたいとはいえ、自分のミスが多くなってしまえば前衛はいてもいなくても同じ、ということになってしまう。

ストローク力を磨いて、相手のタイプを見極め、前衛を活かす球回しをしながら、チャンスがあれば自分でも決められる、という後衛がベストだと思います。

エースを取ることはかっこいいですが、すべてのポイントでできる訳じゃない。
全日本レベルでも、多くの試合の場合、ミスが多い方が負けるんです。

とすれば、相手前衛を避けつつ、いかにミスしないでラリーできるか、がまず後衛に求められます。
相手からどんなに強く打たれようと、あるいはどこに振られようと、それに追いつき深くへ返す、ということが必要です。
そのためには強い下半身と正確なフォームが必要ですね。

で、そのようなラリーの中で、チャンスがあれば高い打点から速いショットが正確に打てる、ということです。
当然、フォアはできるけど、バックはできない、なんてことがあればまずいですが。

「初心者」ということなので、まず、あまり動かない所から、自分の思ったところへボールが打ち返せるか、というところから始めてみてください。
次に、動かされた場合に、自分の思ったところへ返せるか、ということを意識してください。

この時大切なことは、一定の打点で打てるかどうかです。
フットワークを使って、その打点で打てるように身体を動かせるかどうかです。
高い打点や低い打点はその応用です。

最初からバラバラの打点で打っていると、自分のフォームが固まりません。
また、シュートとロブの打ち分けも、自分のフォームが固まってからです。

決めたいからといって、最初からバカバカ打つだけでは結局ミスが多くなるだけです。

１歩づつ着実に練習を積み重ねてくださいね。

ウォームアップとクールダウンは必ずしましょう。
水分もこまめに取りましょう。
熱中症に気をつけて。

きついこともあるでしょうが、それを乗り越えられるようにがんばってください。

長文になってゴメンナサイ。