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「19歳の純情」を観ているのですが、セレブな家庭の子息の婚約者が姑になる人に「アジュンマ」と呼びかけています。

「アジュンマは店のおばさんなどに使う言葉であまりよいとは言えない、それより
「アジュモニ」の方が尊敬がこもっていている言葉」だと書いてあるのを読んだことがあるのですが、この場合、何故アジュンマなのでしょうか?アジュモニの方が適当な言葉ではないかと思いますが・・・

また元婚約者の甥に対して主人公が「オラボニム」という呼称を使っていますが、これも調べると
「時代劇などで使う古めかしい言葉で現代ではほとんど使われていない」とありました。

舞台は現代のソウルですが、何故こんな時代がかった言葉を使うのでしょうか?

A 回答 (1件)

 呼称って難しいですよね。

呼称は奥が深~い。
 そのドラマを見ていないので一般的なことしか言えないのですが。

 アジュンマ は使われる幅が広いことばです。そんなに悪いことばでもないんです。意味としては、既婚女性を指すことばです。
 アジュンマ の尊敬形がご存知のように アジュモニ ですね。アジュンマ に尊敬が加わったのが アジュモニ。つまり アジュンマ は基本のことばです。人間、いつも尊敬形でばかり話しているわけではありませんね。尊敬が加わらない、基本の アジュンマ も大変よく使われることばです。アジュンマ というだけ、それだけでよくないことば、悪いことばということはありません。

 アジュンマ の日本語で一番代表的な訳は、「おばさん」 ですね。既婚女性を指すので「婦人」の意味も含まれています。
 ブスっとした顔とか怒鳴り声で アジュンマ と言えば、 「おばはん」「おばん」などのよくない意味が含まれた日本語訳になります。言い方や使われる場面によります。

 言うまでもなく、
 アジュモニ の日本語で一番代表的な訳も、「おばさん」 です。

 また、子どもは アジュモニ ということばを普通使いません。アジュンマ です。知ってるおばさんにも、知らないおばさんにも、子どもは アジュンマ と言います。
 同じクラスの子の家に遊びに行って、その子のお母さんのことは アジュンマ です。子どもが アジュモニ と言ったとしたら子どもらしくない、気持ち悪いです。
 アジュンマ には親しみがこもっているニュアンスがあります。
 もしかしたらそのドラマの中で婚約者同士は幼なじみか何かで、小さい時とか昔から家族ぐるみで知ってる間柄とかそんなのでしょうか?
 (ちなみに、→ 
→歳いってても結婚してない人は アジュンマ ではありません。
 かつて結婚してて今は独身の人は、子供を産んだ人だと アジュンマ。
 かつて結婚してて今は独身の人は、子供を産んでない人だと アジュンマ じゃありません。)


 オラボニム は、別に古語ではありません。今も使いますよ。図書館などで大きな辞書を引かれるとおわかりになるでしょう。
 ただ一般的にはちょっと丁寧過ぎる感じがあるので、親しみやすい オッパ の方が使われることが断然多いです。
 オッパ は、 「おにいさん」ですが、「おにいちゃん」でもあります。
 「おにいちゃん」ではちょっと俗っぽい、くだけ過ぎ、という感覚をお持ちの人は オッパ の尊敬形である オラボニ、更にその尊敬形である オラボニム ということばを使います。日本語訳としたら、 「お兄さま」あたりでしょう。
 個人が持つことばの感覚によって違います。家(家柄)にもよるでしょう。「オッパ だなんて、そんなくだけた言い方はうちはあまり使わないですわねぇ。オホホッ。」
 日本語の呼称でも例えば、「おばあさん」。孫が祖母のことをどう呼ぶか。家によって違いますね。
 「ばあちゃん」「おばあちゃん」「おばあさま」・・・
 数年前に総理大臣をやった鳩山さんのおうちだと、どうでしょう。鳩山さんが小さい頃、自分の祖母に向かって「バアちゃん」と言っていたとは思えませんね。やはり「おばあさま」あたりでしょうか。
 
 また、オラボニム が持つ非常に丁寧な意味を利用して、コメディー的な場面でおもしろおかしく使うこともあります。
 卑俗なしゃべり方をする庶民・一般大衆の役の女の人が、年上の男の人にわざと「オラボニ~ム♪(お兄さま)」とやります。いかにも取って付けたしゃべり方ですので、それだけでこっけいです。

この回答への補足

>また、子どもは アジュモニ ということばを普通使いません。アジュンマ です。知ってるおばさんにも、知らないおばさんにも、子どもは アジュンマ と言います。
 同じクラスの子の家に遊びに行って、その子のお母さんのことは アジュンマ です。子どもが アジュモニ と言ったとしたら子どもらしくない、気持ち悪いです。
 アジュンマ には親しみがこもっているニュアンスがあります。
 もしかしたらそのドラマの中で婚約者同士は幼なじみか何かで、小さい時とか昔から家族ぐるみで知ってる間柄とかそんなのでしょうか

そうです!!幼なじみで、家族同様にお付き合いしてきた家のお母さんに「アジュンマ」と呼びかけていました。そうなのですね!親しみが籠っているわけですね!

「オラボニム」も現代で使われるのですね。韓国語の呼称は本当にたくさんあって、立場により変わってくるので難しいし、奥が深いですね!!

疑問解消です。ご丁寧な説明ありがとうございました。

補足日時:2013/06/14 16:12
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