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矢沢あいさんの「下弦の月」という作品で、月のサイクルを勉強して影響を受けていつか作品に出来たらなと思ったというようなことが書いてありました。
作品の中にも「19年後」「下弦の月」と月にまつわったエピソードが数多くあるのですが、下弦の月の意味は分かったのですが19年のサイクルという意味がまだイマイチよく分かりません。
検索をしてみても専門的過ぎたりして理解不能です(笑)ある所で、19年間隔で月は同じ表情を見せるとかかれてありましたがそのような事が「月の19年のサイクル」なのでしょうか?
詳しい方に是非教えて頂きたいです。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

 現在の暦で閏年の日を含めた平均の1年を日数に直すと、約365日5時間48分46秒で、時間以下を計算しやすく10進法で表すと、約365.2422日となり、19年後は、約365.2422×19=約6939.6018日となります。



 一方、月の満ち欠けは、新月から次の新月まで、平均で約29日12時間44分3秒で、時間以下を計算しやすく10進法で表すと29.530589日となります。

 ところで、ある特定の日の月の満ち欠け(月齢)が、まったく同じくなる日を繰り返し探すと、月の満ち欠けを235回繰り返せば、29.530589×235=6939.6884となり、19年後のその日にほぼ一致します。誤差は約0.0866、時間にして約2時間4分43秒しかありません。
 よって、19年後の同じ日の月の満ち欠け(月齢)は、同じになります。
 「旧暦」でいろいろ調べると、風情のある暦であることをお感じになるかと思います。

 蛇足ですが、(皆既)日食は、6585日周期で、以前の日食と同じ規模の日食が起こることが知られています。サロス周期といいます。先程と期間が近いですね(月の満ち欠けを223回繰り返した日数=6585.321日とも近い)。厳密には8時間のずれがあるため地球が1/3回転してしまっていますので、同じ場所では見られず、その地点から西に地球の円周の1/3ほどずれた地点で起こります。同じ地点で同じ規模の日食が見られるのは、6585日を3倍した期間(約55.8年後)に見ることができることになります。太陽と月の巡り合わせは6500~6900日間隔の長い歳月で巡り会う、不思議なえにしを感じます。
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この回答へのお礼

納得しました~。なるほどぉ~なんか不思議なめぐり合わせというかロマンを感じますね。本当に分かりやすく回答して頂き有難うございました!!

お礼日時:2004/03/24 11:24

メトン周期と呼ばれる周期のことで、太陽年の19年、


つまり普通の19年が、太陰太陽暦を使う場合の月の
満ち欠けの周期である235朔望月(新月から次の新月
まで)にほぼ等しいということです。
簡単に言うと、19年後の旧暦の日付が同じになると
言えば、わかりやすいですね。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88% …
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この回答へのお礼

回答有難うございます。
まだ少々難しい感じであまり頭に入ってこないです(笑)
でも、なんとなくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/24 11:19

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