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こんにちは。horagaiです。
質問はタイトルの通りですが、これでは私の真意が伝わらないので補足説明をします。

少子高齢化に伴う大きな問題の一つとして労動力不足がよく言われますネ。
しかし私はこれについて大いに疑問を感じています。

もちろん現状の話ではなく長期的観点から見た問題であることはわかっていますが、
それでも日本の国力を左右するほど深刻な労動力不足が起こるとはとても考えられません。

なぜならば
(1)(業種を問わず)IT化などで仕事の合理化が進み、一人あたりの労働生産性
が上昇し、その分で不足分を補える。
(2)(主に製造業・建設業・運輸業)機械化やIT化などが進み、従来は若者・男性
しか出来なかったような分野の仕事が女性や高齢者でも出来るようになり、その分で
不足分を補える。
(3)(主に製造業・流通業)日本人の生活水準がある程度の(いわゆる先進国の)
レベルに達しており、また企業の生産能力も高度成長期とは比較にならないほど高く
なっている以上、景気が回復しても高度成長期のように作っても作っても間に合わない、
作れば作るだけ売れるというような絶対的な成長市場はあり得ない。

などの理由が考えられるからです。
企業が労働者の採用を若者・男性に拘っている限り、確かにその企業にとって少子高齢化
は深刻な労動力不足を意味するでしょうが、いずれ法律的にも社会的にもそういう企業は
生き残れなくなっていくでしょう。

私としては、いろいろな政策が功を奏して景気が回復したとしても、少し前までの
アメリカのような「雇用なき繁栄」になりそうな気がします。

皆様のご意見をお聞かせ下さい。私の認識不足を指摘して下さる回答も大歓迎です。

A 回答 (9件)

労働力の不足など心配していません。

何故なら新たに発生する人数が減るのだから少年院も警察署も検察庁も裁判所も刑務所も減らせるからです。つまり悪党の絶対数が減るのだからその世話をやく公務員も少なくて済むのです。更に人口密度が下がれば事故の危険性が減るのだから自動車がらみの保険料は少なくて済むし、大破車両の処理買い替えもしなくて済むし、煩わしい信号機も減らせるし、渋滞による甚だしい時間とエネルギーと体力の消費も減らせるし、お互いに相手と衝突する頻度が下がればストレスも減り刑事事件も起きにくくなるし、怪我もしにくく環境汚染
が減れば疾病にもかかりにくくなり要らぬ医療費も節約できます。他にも福音は沢山ありますが逆に人口を殖やすことの弊害は枚挙にいとまがありません。よって21世紀は過剰人口(=不良債権)の削減、縮小を推進こそすれ憂慮する理由はどこにも見当たりません。

この回答への補足

人口が減ることと事件事故やエネルギー消費量が減ることの間に
そんなに分かりやすいほどの相関関係があるとは思えませんが
おっしゃる通り人口の減少は推進されこそすれ'対策'などするべき
ことではないと思います。
ただし最初にvitamin-powerさんが回答されているように、財源の
減少に関しては対策が必要ですね。

補足日時:2001/06/13 00:48
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この回答へのお礼

そろそろ締めたいと思います。問題の性質上どれが良回答とは言い難く
できれば回答をしていただいた方全員にポイントを差し上げたいところなのですが
そうもいきませんので、ポイントはなしとさせていただきます。
みなさま御回答ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/08 20:31

私の回答に対するご意見みたいなので、再度登場。


無駄なゴルフ場の解体にそんなに労働力はひつようありません。
なんにしても、つくるより壊すほうが楽(原発は壊すほうが大変か?)

フランスやイギリスを思えば、人口が半分になっても大丈夫だし、それも、5年や10年で半分になるわけじゃない。それを計算に入れていれば、壊す直前まで新しいのをつくることはない。(新首都は作るつもりなのだろうけど、作るのを前提で考えるから大変なのですよ。)

いまの少ない食糧自給率を支えているのは、実際は高齢者です。高齢者をみくびっちゃあいけないですよ。

この回答への補足

>なんにしても、つくるより壊すほうが楽
私もそう思います。

>フランスやイギリスを思えば、人口が半分になっても大丈夫だし
国土面積や地形から考えてもむしろ今の日本の人口が多すぎると思います。
それが戦争や飢餓のような惨事なしに自然に減って行くのだから、むしろ
大いに結構なことだと私は思っています。

>いまの少ない食糧自給率を支えているのは、実際は高齢者です
これも御指摘の通りですね。過剰になった労働力がそちらの方にシフトすれば
食糧自給率も上がるのでしょうが…

補足日時:2001/06/13 00:28
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少子化で人口が減るから現状を維持する必要がない


<これは一度建設生産されたモノは、利用するしないに関わらず、コストは発生します。
要らないのに造られてしまい、使用していない施設にしてもです。これらは基本的に税収で
まかなわれます。無駄なゴルフ場、高速道路(統廃合された小学校も含め)維持・解体・
整理にするのも大変な労力です。今の日本は全て与えられたものが多く想像もつかなかも
しれませんが、同じ人間でも日本人と貧しい国の人々が生活するエネルギーが
違いすぎます。
また、昔の日本人と比べても今はエネルギーの消費量が比べものになりません。ちょっと
質問の内容とは離れた話になりましたが、統廃合の整理整頓で事が解決するといった簡単な
問題では済むことはなく、街作り、国の整備とはある意味自然を犠牲にして造られてきた
ことを無視して話してしまうと、自分が生きている時代は良いですが10年、50年、100年
以上で考えると無駄な設備は大変な負の資産になるのです。
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日本人みんなが資本家になって、外国人を使えば働かないで暮らせる。


こんな感じでどうですか。

この回答への補足

それはちょっと……

補足日時:2001/06/07 22:53
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私も、同じようなことを思います。


1億人の生活レベルを維持しようと思えば、相応の労働力が必要だという考えはそれで正しいのですが、少子化で人口が減るならば、現在の設備をそのまま維持する必要もない。(実際に小学校など、統廃合されている)
交通量がへれば、高速道路の拡幅工事もいらなくなる。諫早湾干拓する必要もない。
ゼネコンがもうけようと思えば、首都移転など、莫大労働力の必要な事業が必要ですが、別にしなけりゃすむ。

日本の得意分野である、機械工業も、輸出先の国で「何がなんでもメイド・イン・ジャパン」といわれるわけではない。

フランスなど、日本の人口の半分以下でやっているし、戦前の「産めよ殖やせよ」政策以前の日本だって、半分ぐらい。世界を敵に回してなにかしようというのでなければ、「国力」を問題にすることもない。ジャマイカやノルウェーみたいに人口の少ない国でもオリンピックで金メダルはとっています。

さらに、いま訳のわからない(オジサンには)肩書きの職業が多いけれど、社会的に必要な仕事なんでしょうかね(べつにやっている人を差別しないけれど、するひとがいなくて困るわけでもないような・・)。
むしろ、総人口が増えても、農業人口がへっているような現実のほうが問題だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。全くそう思います。
>むしろ、総人口が増えても、農業人口がへっているような現実のほうが問題だと思います。
はい。これも鋭い御指摘だと思います。

お礼日時:2001/06/07 22:57

労働力という単語だけでどれだけの範囲、対象としているかにも意見が分かれてしまうかと思います。


単純に考えると、子供の数が減る=近い将来の国の労働力は下がると考えて良いのではないかと思い
ます。一人当たりの労働生産性があがれば、労働力が上がることもあり得ますが、(2)でいってい
る雇用は減りますよね。
また、日本人の生活水準があるので高度成長市場はあり得ないから労働力の心配がないというのは
危険なような気がします。今の水準を維持するには、少子化により、基本的に今の労働力(税金を
納めている人にしましょう)が少なくなるので納税額が減りますから、生活レベルの維持自体が
困難になります。インフラなど生活は便利になっても維持こそが大変なのです。コンクリート
の道も何十年でひび割れなど荒れてきます。ビル建物もそうです。仮に可能だったとしても、
貧富の差が出て一億人が中流というか、同じような生活レベルにあることは難しいでしょう。
小泉さんも言うとおり、大国になりすぎある意味、安全で暮らしやすい国、日本は構造的な
歪みを抱えています。労働力=国力にもなり得ますから、もし世界レベルで労働力を考えたら、
日本の労働力は安い労働力に奪われて行くでしょう。だから簡単に外国の人を受け入れられ
ないのですね。国内の空洞化を招きますから。一億人以上の生活をレベルを維持し支える
労働力というのは、少子化でも労働生産性が上がるので問題ないという簡単な公式のような
問題ではなく、深刻だと思います。そして食料の多くを外国に頼る日本は国際社会の一員と
しても今後の人口増の問題は共通の課題であると思います。

この回答への補足

>労働力という単語だけでどれだけの範囲、対象としているかにも意見が分かれて
>しまうかと思います。
おっしゃる通りです。私の考えている労働力とはどちらかといえば単純労働や肉体労働
あるいはルーチンワーク的な労働のことです。
知的労働や企画、マネージメントなどの仕事はむしろ人材不足になるかも知れませんね。
ただ技術の進歩などで今日では知的労働とされているような仕事が、将来は単純労働に
近いものになるかも知れません。そうなればやっぱり労働力過剰になるのではないでしょうか。

補足日時:2001/06/07 22:48
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よく少子化と世間では、言っていますが、わたしは全く心配していません。


私の考えでは、世界の中の日本なので、労働力は世界の人口の中で補える気がし
ます。
そして、日本にも多くの外国人が働いているので世界の人口で考える方が自然
な気がします。
ただ、将来日本人は、少なくなるかもしれません。
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シロートです。

自信ありません。

horagaiさんの意見に賛成!!素晴らしい!!見事なもんです。感心しました。

強いて疑問点を探すなら、

1)「日本の国力」とはなんぞや?
・一人当たりGDP?
・全体のGDP?
・それ以外?

2)「IT化などで仕事の合理化」というくだりを含めて「モノの生産」に対して拘り過ぎでは?「モノ」から「モノ以外」の生産に比重が移って行くように思います。「生産」という言葉すら適当でないかもしれないです。勿論霞食っては生きていけないから食糧や、生活必需品は今後も需要が落ちることはないでしょう。

豊かさを「GDP」という尺度で量れるかどうかも疑問です。例えば、社会奉仕や、仕事とは関係のない知的活動は経済的統計数値から落ちこぼれてしまいますが、今後益々重視されていくでしょう。

3)「モノ」の生産拠点は既に海外に移転している。少なくとも製造業の現場での人手不足は疑問。景気が回復しようが、日本の労働賃金が下がろうが、日本国内では「モノ作り」ができないのである。

この回答への補足

さっそくの回答ありがとうございます。

>「IT化などで仕事の合理化」というくだりを含めて「モノの生産」に対して拘
>り過ぎでは?
「IT化などで仕事の合理化」というのは製造業のことよりも、むしろホワイトカラー的
な仕事が合理化されるということを言いたかったのです。しかし
>「モノ以外」の生産に比重が移って行くように思います。
というくだりと3)の
>少なくとも製造業の現場での人手不足は疑問。
は私もまったく賛成です。

補足日時:2001/05/26 21:31
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おっしゃる通り、これからの産業はどの分野も省力化が進み生産効率が上がって人的資源としての労働力は比重は高くなくなる傾向にあると思います。

消費の方も総合的な増加傾向は期待できないのかも知れません。近未来的な予測では労働力不足よりは大量失業の懸念の方が大きいのではないかと思います。
少子高齢化による労働力不足、ということが言われるのは、それは産業構造などの点からではなく、高齢者の増加に対して労働人口が少なくなる為に起こる財源の構造的不足の問題を指しているのではないでしょうか。年金問題などは顕著な例ですが、積み立てる人口が減る一方、受け取る人口が加速度的に増えてしまったのでは当然に財源は破綻します。所得税をはじめ一般的な税収についても労働人口が減少すれば楽観的にはなれないでしょう。
来るべき高齢化社会を支える為には、労働人口が足りなくなくなるぞ、という事をいっていると思うのですがいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

さっそくの回答ありがとうございます。なるほど高齢化社会を支える
財政のための労働力が不足すると言う意味でしたか。それならば納得
できます。

お礼日時:2001/05/26 21:27

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