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最近テレビなどでのナレーションで、「・・・・・だそう。」という表現をよく耳にするのが気になっています。
本来は「・・・・・だそうです。」とすべきではないかと思っていたのですが、「です。」を取ってしまうと正しい日本語に聞こえないのですが、どうなのでしょうか?

A 回答 (4件)

では、「彼の名前は、安倍晋三。

」はいかがですか?

「彼の名前は、安倍晋三です。」と最後まで(~です。)表現しなければなりませんか。
省略を認めないのであれば、仰せの通りでしょうが、省略も認めるべきではないですか?
特に会話なんかは、省略が多いと思うのですが。

この回答への補足

banzaiA さま、コメントありがとうございます。
「彼の名前は、安倍晋三。」は不自然ではありませんね。
私が気になっているのは「・・・・・だそう。」という場合のことです。普通の会話で「・・・・・だそう。」という言い方は聞いたことがありません。よく耳にするのはテレビでのナレーションです。NHKのようなお堅いところでは言わないと思います。

補足日時:2013/07/20 17:34
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元来「名詞+だ」だったものが、助動詞となったものについて、この「だ」は省略できるだろうか、ということですね。


「だ」や「です」が省略できるんだから、助動詞の「だ」「です」を省略しても構わないともいえるし、もうこれで一語なんだから省略はだめということもできる。
どちらの考え方も成り立つので、どっちでもお好きな方でどうぞ。

ところで、他の例ではどうですか?
「だ」「です」は省略できませんか?

1.これで間違いはなさそう(だ)。

2.男の子が生まれたそう(です)ね。

3.このままでは首になりそう(だ)。

4.まるで綿みたい(だ)。
5.まるで綿のよう(です)。
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 この「そう」は伝聞の助動詞「そうだ」「そうです」の「だ」「です」が欠落したものです。

助動詞という一つの単語の途中で切り離してしまったので、不自然に聞こえます。これまで「そうだ」が一語と認識されてきたので、不自然に感じる人が多い、という意味です。

 ただ、話し言葉では「伝わりさえすりゃ、なんでもあり」というところがあるので、このような言い方も増えてきているようです。それを許容範囲と思うかどうかは、人それぞれですね。私は、書き言葉やそれを読み上げるニュースなどでは、正しくないと判断します。

 ちなみに「私の名は高目山。」などは「高目山です」の「です」が省略されたもので、「省略法」とか「体言止め」とか呼ばれる表現技法です。単語の途中で切ったものではないので、不自然さは少ないです。表現技法とは、微妙な不自然さでその部分を目立たせることをねらったものですから。
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この回答へのお礼

marisuka さま、有用なコメントありがとうございます。
 文法的に見て「そうです」、「そうだ」がひとつの助動詞とするとその中を分断するとおかしなことになるわけですね。
 私が「・・・・・だそう。」を奇異に感じるのはこういうところから来ているのですね。
 この表現はテレビ(民放)のナレーションで時々聞きますが、これはやはり本来正しくない言い方といってよいわけですね。
 日常会話の場合は正しくない表現はある程度許せるのでしょうけれど、たとえば、「彼は結婚したそう。」などというと、噂ではなく、「彼は結婚したがっている」というように聞こえますからね。

お礼日時:2013/07/20 21:57

体言止めではなく、“形容動詞の語幹止め”と同類であるととらえるべきでしょう。



「辺りは真っ暗。」
「お父さんにそっくり。」
「まるで夢みたい。」

「大輪の薔薇のよう。」
「今にも降り出しそう。」
「これが最後だそう。」

くだけた日常会話では、許容範囲内だと思います。
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この回答へのお礼

garamond さま、コメントありがとうございす。

挙げていただいた会話の中で最後の「これが最後だそう。」だけがやや奇異に聞こえます。
ただ、考えてみたのですが、「・・・そうだ」、「・・・そうです」が伝聞の助動詞として、言い方としてこの二つしかないとすると、たとえば親しいもの同士の女性の会話とすると、どちらも使いにくいでしょうね。ただ、その場合は、「・・・だって」とか、「・・・そうなのよ」とかの別の表現ができますね。
テレビでのナレーションにはやはり相応しくない表現ということになるのでしょうか。

お礼日時:2013/07/21 20:04

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