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先の参議院選挙で反原発の山本太郎が当選しました。
首相官邸前では毎週反原発集会が「原発やめろ!今すぐやめろ!」
と連呼しています。

私も究極的には原発は廃止すべきだと思いますが、今原発を稼働しないで
火力発電と再生エネルギーだけで日本中の電力をまかなうのは無理だと
思います。実際増大する火力発電用化石燃料の輸入で日本は、
大貿易赤字国に転落しています。

一体、反原発をとなえている人は原発に代わる代替案があるのでしょうか?
私から見ると、彼らは代案なく世の中のムードだけで
正義をかざしているようにしか思えません。

みなさんはどう思いますか?

A 回答 (29件中1~10件)

同感です。


反原発の人は、原発をなくしたとき日本の経済や人々の暮らしがどうなるかわかってない方が多いように思います。
反原発の政党も、原発なくす代わりにこういう制約を受けなければならない(例えば電気料金が跳ね上がる、日中のエアコンが厳しく制限される)といった説明はあまり聞いたことがないですね。
「あれもやだーこれもやだー」は通用しないとわかっているのでしょうか、と思います。

ただ一方で、やはり私は段階的に原発を無くしていくべきだと思います。
(1)危険だから
今回の地震でもあったように、リスクの頻度が少なくとも、仮にそのリスクが起きたときの被害が甚大であるため。
また、日本は平和なのでテロなんてないと思っているかもしれませんが、逆に平和ボケしすぎててテロ対策の訓練をしたら原発あっという間に制圧されるくらい警備がしょぼかったらしいです(たしか朝日新聞より)。
(2)他国への指針を示すため
これだけ技術のある日本、仕事も丁寧に行う日本でも事故は防げませんでした。
そして原発の事故が起きるのがたとえ他国であっても、その影響は世界中に及びます。
原発が無くてもこうやれば先進的な暮らしがやっていけるんだよ、という指針を示せるのは日本だけだと思っています。

そしてそのために取るべき対策はこんな感じでしょう。
(1)節電(とくにエアコン)
夏はエアコンつけると思いますが、どこも空調効かせすぎでしょう。
エアコンで体調悪くなったとか、エアコン聞いてるから長袖用意するとか、まったくもって無意味です。
電力ピーク時の使用電力規制は必要だと思います。
(2)火力発電でがんばる
今後シェールガスも今後日本に入ってくるようになって天然ガス価格も下がってくることと思います。
可採年数から言っても燃料としてはしばらく大丈夫でしょう。
また、現在火力発電所に頼り切って燃料費がかさんでるとのことですが、大きな理由として原発停止の電力分を補うために古い火力発電所を稼働している点があります。
この古い火力発電所は発電効率が悪いため燃費がかさんでしまっていますが、計画的に火力発電にシフトするのであれば効率のいい火力発電設備を増やすなどでもっと燃費を抑えることができます。
あとは石炭を燃料として使うなど。
石炭を発電に使うのは環境に悪いイメージがあると思いますが、近年特に日本では大気汚染への影響が非常に減ってきており、経済性の観点から今後伸ばしていった方がいいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

原発問題は現状の日本経済や電力政策を考えながら、将来像についてお互い知恵を出し合うことが大事だと思います。

ご意見大変参考になりました。

TKotaroさんのような、原発推進派とか反原発派とかに捕らわれず冷静に
この国の将来を考えることが重要だとあらためて思いました。

予想を超えて回答があり驚いていますが、これで締めたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/08/09 12:20

すいませんが、幾つかの点において現状認識に誤りがあります。



【1】
現状は既に 「脱原発依存」 の体制に移行しており、しかしながら電力不足の懸念はほぼ払拭されており、電力の安定供給が実現しています。
「今原発を稼働しないで火力発電と再生エネルギーだけで日本中の電力をまかなうのは無理だと思います。」 と書かれていますが、現状では大飯原発の2基だけが稼働中のみです。

【2】
電力料金の上昇は日本経済を活性化させます。
安倍晋三内閣はインフレ方向に経済を過剰刺激することによりデフレ現象を解消させようとしています。電力料金の上昇は明らかにインフレ要因ですので、経済政策的には歓迎すべきことです。
これは現在進行中のアベノミクスです。

【3】
そもそも反原発派とは、各自の地元の原発の稼働反対や、地元に建設予定の原発への反対運動を行ったり、その意識を持っている人たちを言います。
遥かに離れた1000km先の原発にまで反対しているのではないのです。原発は迷惑施設だから地元の原発に反対する、というのが原発反対派の基本ですよ。

原発からずっと遠くで生活している人々の原発観とはまた別の意識を持っているのです。抽象論的に反原発・原発推進と主張しているのではない。
それぞれの地元では、原発は財産的・健康的に危険であるから反対。原発はカネを生む金の卵だから賛成。という意識のぶつかり合い。
なのでこういう価値観から言えば、ずっと遠くの人達が原発推進!なんて怒鳴ってても、そんなのには全く関係なく反原発なんですよ。逆に言えば、遠くの人達が原発反対!と叫んでいても、そんなのには全く関係なく原発推進なんです。原発の地元では。

【4】
原発反対派に「代替案」なんて求めてるんですか。
上に述べたように、本来の反原発派はそんな意識で反対しているんじゃありません。ゴミ焼却場や火葬場の建設や運転に反対するのと同じ意識で反対しているんですよ。
ゴミが燃やせなくなったり火葬ができなくなったって、そんなことには関係なく反対するのみです。
推進派は 「別の場所」 に土下座でもして原発使ってみたらいいじゃないですか。東京あたりに幾つでも原発造れば良いのでは? 殆どの田舎の反原発派は賛成するかと。

また、逆に言えば原発推進派は原発が事故った時の計画はキチンと考えているんですか?
福1事故の後始末は全然不完全じゃないですか。原発難民は既に棄民化してます。推進派は事故被災者は死ねばいいとでも思ってるんですかね。除染も進んでません。自分の家にも帰れませんが。
推進派には 「代替案」 がありませんね。

この回答への補足

数多くのご意見ありがとうございます。
ただ、やはり安定した原発稼働停止までの回答を示唆してくれるような意見は出てこないようですね。

特に反原発派と思しき人の意見でこれはダメだなと思ったのは、

化石燃料の輸入による貿易赤字に関して、
→アベノミクスが失敗して、円高になれば貿易赤字が解消されるから問題ない。

電力料金の高騰に関して
→日本経済を活性させるからむしろ値上がりしてよい

原発廃止後の代替案について
→考える必要なし。原発推進派も考えていないからいい。

というような稚拙な意見には正直あきれました。
仮に上記のような意見を責任ある政策立案者が言ったら、
間違いなく非難されるでしょう。

むしろ、「代案なんてない。反対したいから原発を反対しているだけだ」と言う人の方が
逆に気持ちいいですね。

補足日時:2013/08/09 12:09
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たしかに、


反原発を言う人の原発の代替案は再生エネルギーが多く
すぐに代替できるものは少ないですね。
中には、「火力で代替すればよい。
シェールガスなど安い天然ガスも出てきたし、
日本近海にはメタンハイドレードが沢山埋まっている。」という人もいます。

メタンハイドレードはまだ時間がかかりますが、
シェールガスは既にあるので、そう時間がかかるものではありません。
それに、ロシアは天然ガスを売りたがっている。
一番問題なのは、電力会社の多くは高い燃料をわざわざ買っていることです。

多少時間はかかると思いますが、これらのことを一つ一つ解決していけば
かなり発電コストは下がって行くのではないかと想像します。


無責任さという観点から言えば原発稼働を支持する人も同じ。

核廃棄物の処分について具体的な案が無い。
何年たっても、最終処分場を引き受ける自治体なんて
出てくる訳ありません。それなのに、原発稼働を続けると
どんどん使用済み核燃料が山積みになってきます。
事実、六ヶ所村は使用済み核燃料で満杯状態
全国の原発でも核燃料プールには多くの使用済み核燃料があり
以前通りに原発稼働を続ければ、あと数年で核燃料プールは満杯になります。
そうなると、好き嫌いに関わらず稼働できなくなります。

最終処分場をどうするか以前に、仮置き場だけでも早急に作る必要があります。
そんな議論が出てこないのは何故でしょう。
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火力発電所用の化石燃料は、もちろん火力発電の発電コストに入っています。


その発電コストを原子力発電と火力発電で比較した場合、既に同等と関西電力も言っています。
かつては原子力発電の正確な発電コストを公表せず、予測値で約6円/kwhと言われていました。
このコストには将来の廃炉の費用も、核廃棄物処理費用も、事故が起こったときの補償費用も含まれていません。
それに対して、火力発電は約8~10円と言われていました。
最近見つけた関西電力の発電コスト比較によると原子力と天然ガスと石炭の発電コストはほぼ同じです。
http://www1.kepco.co.jp/bestmix/contents/02b.html
つまり原子力発電でないと電気代が上がってしまうから、日本の産業に影響するというのは、マスコミが煽っているだけではないでしょうか。
発電コストが同じなら、リスクの高い原子力発電を止めるという選択肢は当然だろうと思います。
もちろん電力会社の立場に立てば、まだ使える原子力発電所を使わずに、新たに火力発電所を設けることはしたくないと思いますが。

参考URL:http://blog.goo.ne.jp/dscorp/e/71e73b7a091bc73c3 …
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回答。

No.24ですけど。
昔の電気料金には戻せませんが上がった分は電気使用者が払えばいいのであって、電気を使わなければ問題ありません。
それに今の火力発電は昔の様に炭酸ガスを出しません。
燃料代だってアベノミクスが失敗して円高になれば問題ありません。
貴方は原発が二度と事故を起こさないと言えますか。二度と福島県の様にならぬ様再稼働をしてはなりません。原発は一旦事故になれば悲惨な事になると言った事が無い限り原発再稼働は出来ません。
第一、現在再稼働申請中の原発も地元住民が賛成しませんので再稼働は不可能ですよ。
これが原発再稼働反対者の真面な意見です。
お聞きしますが原発再稼働で利益を得るのは国民ですか、原発関連事業者ですか。
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反原発派は、


責任感の強い人々です。

日本から原発を無くして原発技術者達が中韓鮮からの猛烈な勧誘に応じざるを得ないようにする
使命を、全力で果たそうとしている
責任感の強い人々です。
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現在稼働中の原発は2基だけですがそれで電気が不足したことはありませんよ。

原発なしでもやっていけるのです。何故原発の再稼働が必要なのか「捕捉」でお教え下さい。

この回答への補足

私は電力が不足するから原発を稼働しないければならないとは、質問には書いていません。
原発を再稼働しない問題として、
・原子力代替の火力用化石燃料の輸入コストの増大により、日本は貿易赤字が4兆円になっている。つまり四半期で4兆円の国富が流出している。
・そのため、電力料金が値上がりし、個人消費及び企業業績を圧迫している。これも日本全体では数兆円レベルで消費を圧迫しています。
・火力発電による電力供給のため、京都議定書で掲げているCO2削減目標を達成できない。原子力を自然環境問題とするなら、地球温暖化も同じ環境問題です。

という点について、反原発派は何も解決方法を提示しないで再稼働防止を訴えているだけに思えるのです。
上記問題を解決してくれるなら、私ももろ手をあげて原発の再稼働に反対します。

もしあなたが反原発を訴えるなら、原発を稼働しない分の化石燃料貿易赤字4兆円の削減方法を教えてくれますか?
また現行の電力料金を従来の値段に戻す方法を教えてくれますか?
それが可能であれば、私は喜んで反原発派に改心します。

なお、そんなの東電や政治家が払えばいいとか、みんなが我慢すればいいとかいう暴論はなしでお願いします。

補足日時:2013/08/06 11:54
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#21ですが数字の訂正です。



貿易赤字の金額は年間5兆円でなく、半年で5兆円ですね。

従ってC重油輸入増加による貿易赤字に対する寄与率は2.5%程度になります。
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>原発をとなえている人は原発に代わる代替案があるのでしょうか?


私から見ると、彼らは代案なく世の中のムードだけで
正義をかざしているようにしか思えません。

わたしもそう思います。
日本は先進の技術国として、世界のエネルギー供給に対して責任があります。もちろん日本がやらねばならないことは原発推進です。これからの新興国が必要としている膨大なエネルギーをまかなうために必須のアイテムである原発を更に改良してより安全なものにし、供給していく義務があるのです。国内で原発が使えなければ日本に対する信頼はなくなり、メーカーも営業力のみか開発力を失うでしょう。原発はまだまだ人類の発展に必要なエネルギー源です。放射能は反核者たちが言い募るほどに危険なものではありません。100万年に一回の危険率を云々するのはもう病気です。
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大方の回答者の方が、原発は最終的には止めるべきと言う事で安心しました。



電力会社と言うのは広告宣伝費等で強大なマスコミ影響力を持ち、政府からの賠償資金導入を自社の資本増強に転用して自分たちの利益を確保する程なので、反原発派以上に胡散臭い話が流れるのですね。

原発が無ければ電力が足りなくなると言う神話も、ふたを開けて見れば電力会社が圧殺しようとしていた、コージェネ発電等の利用やや節電が寄与して「足りて」しまいましたよね。

そもそもC重油の購入を増やせば、それだけウランの購入が減らせるのが「普通」の収支の筈で、コスト高になるのは火力発電-原子力発電コストでしかない筈なのですが、そこに電力会社が未だにバブル前の経営手法をとれるカラクリがあります。
そもそも円安やエネルギーコストが上がれば、電力コストは何れにせよ上がってしまいますし、元々原子力発電ゼロの沖縄電力のコストがスケールメリット抜きに考えれば、飛び抜けて高いレベルではありません。

また、C重油輸入で貿易赤字に転落と言うのは、それこそ経済全体のバランスを一つの事象に恣意的に押し付ける説なのは以下の数字からも明らかとは。

   C重油輸入量      原油輸入量
2008年     2,907万KL   24,321万KL
2009年   2,371万KL  21,186万KL
2010年     2,163万KL    21,538万KL   
2011年   2,245万KL   20,698万KL
2012年    2,641万KL   21,254万KL

これは経済産業省の貿易統計ですが、リーマンショック前(2008年)の大きな貿易黒字時代の数字からみれば、赤字の去年の数字は移管も少ないですよね。
また震災直前(2010年)と比べてC重油の輸入は478万KL増えていますが、これは金額にして年間2,500億円程でしかなく、最近の年間5兆円の赤字と比べればその5%程度でしかありません。

風聞が如何に誘導されているかを考えて頂きたいですね。

さらに原油の輸入量は減っているので、差し引きすれば284万KLの増加に留まります。
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