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 TNの吸光度をペルオキソニ硫酸カリウム分解-紫外線吸光光度法を用いて測定し、検量線を作成するとどのようになりますか?具体例を用いて説明してくれるとありがたいです。

検量線についてあまり理解できてないので、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

UV測定で検量線を作成するという事であれば、


「既知の濃度に希釈した化学物質の吸光度測定して検量線を作成する」
という様な内容ではないでしょうか?

例えばベンゼンなら200nmに吸収がありますが、例えば
0.01MでABS=100
0.02MでABS=150
0.05MでABS=280
0.1MでABS=500
と仮定しましょう(数値は適当な値を仮定しています)。
横軸に濃度、縦軸にABSとしてグラフを書き、最小二乗法で勾配や切片を求めます。

この勾配、切片から線を引くと検量線になります。
例えば、濃度は分からないが、ABSが400だったとしましょう。この濃度を求める時に検量線が利用できます。まず前述の縦軸と横軸を入れ替えて最小二乗法から勾配と切片を求めると
濃度=0.0002×ABS-0.0133
となります。ここでABS=400なので、
濃度=0.000226×400-0.01327
=0.090515-0.0133≒0.077M
となります。

質問から予想するに、「ペルオキソ硫酸カリウムを使用していて、この過酸化物を何かしらの方法で分解させてUVスペクトルを測定し、その結果を検量線を用いて過酸化物の残った量もしくは分解物の量を求める」様な事をしているのでしょうか?
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