プロが教えるわが家の防犯対策術!

金属加工業者に、
250×400mm(t1.6~3.2程度)の大きさの鉄板に表面処理をして頂く場合、
どのような表面処理が低コストでしょうか?
(簡単な錆止めと、ちょっとした見栄えが目的です)
メッキ系?それとも塗装系?

メッキにしても塗装にしても、何種類かの方法があるかと思いますが
お勧めの方法があれば教えて下さい。
また、1枚の価格は、およそどの程度になるか分かりますか?
(依頼する枚数によって変わってくると思いますので、参考程度でかまいません)
宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

「ちょっとした見栄えが目的」と言いながら相当な手間をかけているようですし「クオリティ」とのバランスはどの辺りになるのか・・・


「剥がれやすかった」とのことですが、一般的にアクリルラッカーのような速乾性の高い塗料はあまり密着が強くありません。そのためにプライマーを使ったりするのですが。
素地調整はできれば(黒皮まで剥がし(ピカピカの鉄肌まで出す)、80~120♯程度の番手で十分と思います。
下塗りは変成エポならケレンはそこまでせずとも良いですし、塗膜は硬くなります。
錆止めとしての性能を求めるならJisK5625クラスが扱い易いです。
上塗りはピンからキリまでありますし、求められているものが何なのか分らないので答えようがありませんね。通常の構造物等の暴露部ならフタル酸樹脂系で必要十分と思います。
単価については塗装のグレードによっても変わってきますし、10枚としても面積が2m2とあまり大きくはないですから、塗料のロスなどを考慮すると質問者様の希望とはかけ離れたものになりかねません。
業者さんに依頼するのなら「手持ちの塗料で」とするのが現実的ですね。

いっそのことタールエポキシ塗料一発仕上げ、という手もあります(黒のみ、品番によってはグレーあり)
ローバルは一見手軽に思えますが、一種ケレンが必須になります。
自動車の板金修理をやっているところに持ち込んで焼付け塗装をしてもらうのも手です。
この場合も面積というより「手間幾ら」の世界になるでしょう。

メッキですが、素地調整の面からもクロムメッキはあまり現実的とも思えません。
ドブメッキはその点気楽ですが、亜鉛の溶融プールは確か500度位あると聞いたことがあります。
薄板で曲げ加工部などがあると残留応力が開放されて面変形を起こす場合があります。
プールから引き上げた時にどうしても亜鉛のタレが出来てしまいますが、その程度はその時々で変わります。溶融プールの亜鉛がまだ新しい時は表面が比較的滑らかでけっこうきれいな銀色に上がってきますが、亜鉛が古くなってくるとザラッとしてくすんだ感じで上がります。いずれにしても経年でくすんできますけどね。
誤解されている方がいらっしゃいますが、ドブメッキの表面は鉄素地よりもかなり柔らかいですよ。
ドブメッキは通常、重量幾らの世界ですが、このように軽い小物で板となると重量とは別の価格体系になると思われます。円安で亜鉛の調達コストも上がり電気代も高くなりましたので、あくまで参考ですが、アングルなどだと100~130円/Kgが昨年の実勢価格でした。さらに持ち込み先のマージン、送料なども必要になります。

単純に薄板だけで追加工がないのなら、この程度の物をメッキや塗装部分だけ外注するくらいなら思い切ってステンとかアルミでやってしまっても金額的に大差ないと思います。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。
色々なアドバイスを頂いてとても参考になります。
アドバイスに出てきた名前を調べてみたいと思います。
材料の変更も一案ですね。
有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/19 22:53

鉄板の表面の防錆処理法はいくつかありますが、どんな状況でそれが使われるのか、表面硬度はどれほど必要か、使用環境は?などによって適当な方法が変わってくると思います。

やはり一番簡易的なのは塗装でしょう。4度も塗り重ねる技術を持っておられるのですから、それをプロにやらせたらもちろん立派なものになると思いますが、相当な工賃を要求されるはずなので、コスト的にはご自分でやられるのがいいのではないでしょうか。何十枚も加工するあいだにプロ並みに上達するはずです。

めっき加工は体裁はいいし、表面硬度もたかく、しっかりやれば一番耐久性があると思いますが、業者にやらせたら吊り工具(治具)などの代金も請求されるばあいがあって、相当高くなるのではないでしょうか。それに、めっき自体の厚みは普通ミクロン以下であり、ピンホール(小さな地の孔が残る欠陥)などもできたりして、そこから案外速くさびが出ることもあります。特にどぶ漬けは無電解めっきのことでしょうが、非常に薄い膜なので耐久性はあまり期待できないと思います。めっき系で一番簡便なのは黒染めといって特殊な薬剤で表面に一種の酸化膜を作るものです。青黒い光沢があらわれて、体裁は良いです。専門業者が居ますので、見つもりだけでも取れるのではないでしょうか。

塗装でもいろんな塗料があって、耐久性があり比較的硬い塗料はUV(紫外線硬化塗料)がお勧めです。これも専門の業者があったと思います。

ご参考になれば。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。
色々なアドバイスを頂いてとても参考になります。
アドバイスに出てきた名前を調べてみたいと思います。
有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/19 22:47

完璧な表面処理は メッキでしょう


その中でも 一番費用が安く、硬質な表面に仕上げるためには従来からの 「どぶ付けメッキ」がお勧めです。

材料が手元に有るのでしたら 逆に余分な送料が発生しますが・・・
現地直接注文の方が片道分の費用が浮くと言うものです。

メッキ工場は全国に有りますので、ネットで調べられてお住まいの近くの工場の方と交渉されてはいかがですか?

早い話 言葉通り ドブンと電界液の中に付けるだけですので無茶な値段はしないはずです。
良く溝のふたなどに使われているグレーチングが その工法でメッキしています。
古い鉄塔 橋桁 すべてその方法で出来ていますので 耐久性は抜群です。

それとも 1-2年ごとに錆止め剤を塗って 仕上げ材を塗って・・・
手間を掛けますか?

値段との関係も有りますが、私だったら自分で探しててでもメッキ加工をします。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。
「どぶ付けメッキ」、興味あります。
高価で敷居が高いというイメージがあって選択肢に入っていませんでした。
塗装費用とさほど変わらなければ
こちらの方が良いかもしれませんね。
有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/19 22:43

色々な用途、目的、色があります。


 それが分からないと回答の方法がありません。
何に使うのか具体的に
場所は?室内・屋外、耐水性、耐候性、使用温度範囲・・
表面強度等、物があたるのか、放置なのか
曲げの力、および使用中に変形することがあるのか

 まず、それによって表面処理を決定するほうが先です。
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自分で塗ったらいいんじゃないですか?


ちょっとした見栄えでよいなら、
ローバルのスプレーを自分でしゅしゅっと
塗れば簡単です。

ローバルはホームセンターなどでも売られています。
仕上がりは亜鉛メッキ風になります。
http://www.roval.co.jp/

枚数が10枚くらいまでなら、スプレー缶1本
2000円ほどで事足りると思います。

枚数がそこそこ増えるなら、700m缶で2000円
3.5k缶で10000円ほどです。
ハケやローバル用のシンナーなども必要です。

業者に頼むと人件費だけで、その何倍も
取られることになると思います。
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この回答へのお礼

御回答有難う御座います。
ためしに塗装もしてみたのですが、
結構な手間でした。
また、大き目のスプレー缶1本で4枚位が限界でした。
(両面塗らなくてはならないので)

まず、鉄板の油分を落とし→足付けのための研磨→
再度WAXオフで油分落とし→鉄板をセットしてプライマーを塗布→
時間をおいて錆止め塗装→時間をおいて本塗装(4回繰り返します)→
翌日裏面にセットしてプライマーを塗布→時間をおいて錆止め塗装→
時間をおいて本塗装(4回繰り返します)→完成。
これでも塗装は剥げやすかったです。安物のスプレー缶だったからでしょうか。
(2液性のウレタン塗料にすれば塗膜も強いかと思いますが・・。)

この「時間と手間とプライマーや塗料とクオリティ」を考えた場合、
業者に依頼したほうが得なのかと考えたわけです。
枚数は未定ですが、10~40枚程度です。

有難う御座いました。

お礼日時:2013/10/16 00:32

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