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こんばんは。いつか一本くらい小説を出してみたい、と夢見る読書家です。
日に一冊は当たり前なペースで読破しているのですが、なかなか良い小説には巡り合えず、皆様の手をお借りしたいのです。

上手い伏線が入っている。もしくは、お涙頂戴系ではなく、これにはやられた! 感動した!と言った物を探しています。
ただ、どんなに上手い伏線が入っていても、自分がその作品に心を動かされていなければ、除外してください。

ジャンルは問いません。アニメだろうが、推理モノでだろうが、SFモノだろうが、アダルトだろうが、恋愛モノであろうが。
本人、節操なしで片っ端から読んでいます。

とりあえず、参考までに
『鳥取雛送り殺人事件』 内田康夫 著
『E・Gコンバット1巻』 秋山瑞人 著
『眠れるラプンツェル』 山本文雄 著
この三作が、最近、私を感動させてくれた本です。

一つ目は、探偵もの。有名どころですね。
二つ目は、ファンタジックなSFもの。
三つ目は、少女小説(っぽい)です。

(二つ目・三つ目に関しては、ジャンルで敬遠してしまうかもしれませんが、ラストまで読めば、一箇所はびっくりしてくれると思います)

1週間ほど、回答を募集していますので、なるべくなら返答は、作品を読んでからしたいと思います。
有名な物でも、ネットで公開されているものでも構いません。
長くなってしまいましたが、よろしくお願いします。

A 回答 (19件中1~10件)

「上手い」の基準は人それぞれですが、


法月綸太郎 の「二の悲劇」。ジャンルはミステリです。
二人称小説というものを初めて読みました。単に二人称で書いてあるわけじゃなくて、ちゃんと二人称の必然性があります。

東野圭吾「宿命」。始めのうちは普通のミステリっぽいんですが、最後のほうは感動的でした。

感動するSFでは、短編ですが、トム・ゴドウィン「冷たい方程式」。これを読んで目頭が熱くならない人は居ないと思います。
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乃南アサ「家族趣味」(新潮文庫所収)の「忘れ物」


つねづね、小説は少女漫画に負けていると思っていましたが、「小説の持つ可能性」をなめてはいかん!というような衝撃を受けました。
でも、日本語教師の勉強をしているとき、これと同じ仕掛けの練習問題がありました。
(結末をばらすことになるので書きませんが「先入観があると、文意が分からないよ」という問題でした。)この短編は、心理描写もリアルで怖いし、読者の先入観を、くるくる手の上で転がしているような着想です。

桐野夏生「ジオラマ」(新潮文庫所収)の「ジオラマ」
皆が、新聞で知っていることも土壌があれば、これだけの小説になるのだ、という桐野さんの短編構成力が、際立った短編だと思います。他の作品も面白いですが、表題作は格別です。ある人気映画が小道具として出てきて「出てくる人、みなが悲しい映画でしょ」と女性が言いますが、わたしは、この短編こそ「出てくる人がみな、悲しくて魅力がある」と思いました。

眠れるラプンツェルいいですよねえ。
ラプンツェルを読まれたら、もう「群青の夜の羽毛布」はお読みになったでしょうか。
もし、まだでしたら、「群青の・・」も、着想力、構成力ともに底力を感じました。映画もお勧めです。本庄まなみがヒロインで、山本文緒さんも司書の役で、ヒッチコックみたいに出ています。
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この回答へのお礼

申し訳ありません。
先週と今週、忙しすぎて本を読むどころではありませんでした。

関西方面への出張などで、とりあえず本をそろえることだけはできましたので、これからじっくりと読ませていただきたいと思います。

質問へのご協力、ありがとうございました。

読めた作品の中から、『二の悲劇』と『ゲームの達人』を押しておきます。

では。

お礼日時:2004/05/01 00:51

こんにちは。



古典的なものでは「オリエント急行の殺人」(アガサクリスティー)でしょう。
日本では「火車」(宮部みゆき)です。
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浅田次郎は私もお奨めです。

「地下鉄(メトロ)に乗って」はかなり複雑に伏線がありますよ。

古いミステリですが、パトリシア・マガーの「7人の伯母(叔母?)」はどんでん返しがすごいです。創元推理文庫です。
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ドラマ化されてますのでお読みになられたかもしれませんが


「白い巨塔」山崎豊子
これは、法律・医学・大学内という閉鎖された世界の中の政治をよくここまで取材したというか、勉強した作者に脱帽です
また、その専門的で難しいものを小説として読みやすくかかれている文章力にも感心します
時代背景が古いので、船場商人がどんなに商人にとっての高い位置にあったかということや、貨幣価値が変わったので文中の金額がピンと来ないと思いますが・・・

もう1作
「臓器農場」帚木蓬生
題名は敬遠したいような感じですが、内容は病院を舞台にしたサスペンスです
一つ一つのエピソードが結構すばらしいです
主人公は看護婦なんですが、彼女が幹事になって病棟のこどもたちと花見をする場所の描写や、彼女が通勤に使うケーブルカーの車掌との交流など、本筋に特に関係はないのですが、その部分だけでもショートストーリーになるような気がします
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伏線の規模の大きさ、という意味であれば、個人的には森博嗣の「犀川・西之園シリーズ」と「紅子シリーズ」で唸りました。



トーン、スタイル等にクセがあるので好き嫌いは真っ二つに分かれる著者ですが。
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太宰治を全て読んでみる。


引き出しの多さはもとより、その才能に拍手です。何十年経っても支持され続けることなんて才能がなければ出来ません。もっと生きて作品を生み出してほしかったと思うばかりです。泣

あとは三浦綾子の塩狩峠でしょうか。最後がとても悲しくてやりきれないです。他人を助けるために自らを犠牲にした主人公の生き方がすごい…。

あと参考URLも良かったら見てみて下さい。ネタ探しにはいいですよ。私はこれを読んでドグラ・マグラを読んでみようかなーと思ってます。

待ってました!という感じの質問でした。RyuZouさん有り難うございます。笑   
また読みたい本が増えてしまいました。
ではでは。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4870315 …
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ジャンルは何になるのか・・・


開高健『裸の王様』は、心の目からうろこ状態でした。
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「死の接吻」アイラ・レヴィン(ハヤカワミステリ文庫)


「殺人交叉点」フレッド・カサック(創元推理文庫)
「ロートレック荘事件」筒井康隆(新潮文庫)
「歯と爪」ビル・Sバリンジャー(創元推理文庫)
古い本ばかりですが、古いので他の方が紹介しないだろうなと思いまして。
みんな、やられた!と思う本です。
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有名なのでもう既読かもしれませんが、



歌野晶午「葉桜の季節に君を思うということ」
完全にやられました。
ミステリーで読み返すことってあまりないのですが、こればっかりは読み返してしまいました。

それから、浅田次郎の本は泣かせ方がうまいな、と思います。
「壬生義士伝」「蒼穹の昴」なんかは特にうまいと感じました。

コメディでうまい、と思ったのは
恩田陸「ドミノ」でしょうか。
さくさく読めて、ちょっと懐かしい感じ。

あとは王道で、星新一さんでしょうね。
すばらしい上手さです。
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