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ロミオとジュリエットって感動するようなお話ですか?
私としては間抜けな話にしか感じないのですが。

A 回答 (3件)

舞台でお芝居というのを見る経験をすると分かるんですが、お芝居って「シンプルな話に限る」んですよ。

時々小劇場の劇団が凝ったストーリーのお芝居をやるのですが、見てる方はそのうち頭がこんがらがってきて話についていけなくなるんですね。だから、ストーリーはシンプルなほうがいいのです。

また、喜劇と悲劇は引きか寄りかっていうのもお芝居や映画などの世界ではあるそうです。同じストーリーであっても、世界を主人公たちに寄っていく(アップにする)と悲劇のストーリーとなり、引いて(ワイドにして)表現すると喜劇になるのです。
例えばブサイクな男が美女に惚れて果敢にアタックして振られたとします。振られた男の目線に立てば悲劇ですが、全体像から見ればブサイクな男が無謀に美女にアタックするさまは滑稽ですよね。だから喜劇になるのです。
私なんかは、ロミオとジュリエットはドタバタコメディーに見えますね。吉本新喜劇でやれば、そのままコメディーになると思います。

あとロミオとジュリエットに限らず、シェイクスピアの作品というのは舞台劇としての王道というか、定番というか、古典的基礎を築いたといえると思います。そこらへんの詳細は専門の方に任せるとしましても、歌舞伎にしても落語にしてもシェイクスピアにしても、古典の定番という作品にはストーリーの「型」があるんですよね。それが完成されているというのはあると思います。そういう意味ではロミオとジュリエットは、若い二人が劇的に出会い、しかもお互いの立場は対立していて、その障害を乗り越えた愛し合おうとするけれども、すれ違いと不幸が重なり悲劇的な最期を迎える、というのは古典として完成されている優れた作品であるといえます。そのストーリーをそのまま現代に置き換えただけのウエストサイドストーリーが名作となっているのがその証拠でしょうね。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/12/14 00:37

時代的なこともありますが、元々はイタリアの裕福なご婦人の以来で、「親の言いつけを守らず勝手なことをすると、こんな大変な結果になる」と若者に教えるために書かれたと聞きました。

シェークスピアは、その中にロマンスの要素を加えたということです。個人的には、シェークスピアの中では好きではありませんね。間抜けというか、コテコテと言うか。。。。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/12/14 00:37

えっと…


感動する必要はないと思います(^_^;)

ただ、物語の構造として、「面白い」とされる構造になっていることは、
言えると思います。

「ドラマ」とは、二律背反するものが一緒になることで生まれる軋轢、のことです。
対立している二者が、なんらかの理由で、同じ目的に向かって行動する、
その時に生まれる二者の思いなり、状況なりがドラマとなり、物語になるわけです。
その面白さを具体的に表した古典として、
「ロミオとジュリエット」があるのであります。

物語の形はシェイクスピアが全て作ってしまった。
後世の物語はその焼き直しにすぎない。

とは、演劇やエンターティメントに関わる人なら一度は聞いたことのある言葉です。

「ロミオとジュリエット」の構造を持った物語は沢山あります。
映画だと…これももう古典ですが
「ウェストサイド物語」
は「ロミオ…」の焼き直しです。
「ブレイキングドーン」も、そうですね。
日本でも同じ構造を持った物語は沢山作られています。
って、具体的にというと…古い作品しか思い浮かばない(^_^;)
「たけくらべ」
という樋口一葉の物語も、物語の構造は「ロミオ…」です。
そういうことで探してみると、「ロミオ…」の構造を持った作品は
沢山あると思いますよ。

なので
「感動するようなお話ですか?」
ということのお答えにはなっていないですが、
後世の人々が、こぞってそれをパクった、ということをもって、
「感動するお話」らしい、とは言えると思います。

間抜けに感じてしまうのは、まあ、古典ですからねぇ…
ラスト知ってれば「間抜け」にしか見えないですわな。
ただ、人間てえのは、昔から「間抜け」なもんですからねぇ…

後は質問者さんが、「ロミオ…」のような環境に居たことがない、
脳みその経験として、そういう状況を経験していない、
ということが「感動できない」ことの理由のひとつだとも思われます。
要するに親近感が沸かない。
これが例えば、そういう状況におかれている人が見れば、
感動するでしょうね。
その意味で、「ロミオ…」のようなどうしようもない対立軸が回りにない、
という質問者さんは、ひとつ、幸せなところに居る、
とも言えるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/12/14 00:37

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