プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

北大文学部志望の高3です。
記述現代文の勉強の仕方で困っています。

センターではだいたい7~8割くらい取れるのですが、
二次の記述現代文が全くと言っていいほどできません。(北大大学別模試で思い知りました。)
模試の解答解説は毎回読んでいますが、
正直読んでも結局よくわかっていません。

そこで、もっと分かりやすく噛み砕き、
順を追って解説してくれる講義形式の参考書を買おうと思い本屋へ行ったところ、
以下の3種類を見つけました。

・出口先生 システム現代文
・板野先生 ターゲット現代文
・船口先生 最強の現代文

一番良いのはどれか、意見をお聞かせください。

また、上記いずれかを買うとしたら、基礎・入門レベルを1冊と、
難関・記述レベルを1冊買おうと思っていますが、それでは不十分でしょうか。
まぁあまり時間もないので、シリーズすべてをやることはできないと思いますが…

A 回答 (3件)

元塾講師です。



 三人の参考書は軽くでもいいですが既に見ていますか?三人の特徴とどのような人に会うかを書いていきます。

 出口…私自身メインに使った参考書で、マスターすれば入試で解けない問題はほとんどありません。ただ、同時並行的にやっていた英語の参考書(横山のロジカルリーディング)との複合効果もあるのでこれだけでは心許ないです。できれば最近出版された横山さんの参考書を使い、英語・現代文両方の文章読解をクリアしすることをお勧めします。
 やり方としては、文章の中身を論理的考察から読み解くもので、論理と感覚の度合いは3人の中では真ん中でしょう。ただ、両方をやるので完成には時間がかかり、マスター出来ないと「結局何言っているか分かんない」という低評価になりやすいです。また、できれば凄い効果がありますが、できないと0点な感じなので、「そこそこマスターして半分理解」という現象がなく、短時間でやるにはリスクがあります。

 板野…接続語や言葉の決まりから文章を読み解いていく方法。参考書に書いてある言葉が試験問題に頻出するために、「勉強したとこがでた、わかる」という感覚は持ちやすいです。1文、1文の中身は理解できますが、文章全体で何を言っているのかはマスターしにくく、問題の最後の「本文の趣旨はどれ」を答えるようにはなかなかなりません。ただ、それまでの問題の解き方については即効性もあり、先に出口の時に挙げた「半分理解」はできます。
 また、項目が非常に細かくなっているので歴史等の暗記モノに強い人は有効ですが、考える能力があり暗記力が弱い人には逆効果になる場合があります。

 船口…文章読解方法は「要はこの文章何言ってんの?」を先に教える手法であり、「現代文の頻出内容」を自然に教え込むタイプ。そうして、初見の問題を「どこかで見たことがある」という意識にさせ、頭の中で文章の流れをイメージさせて解かせる方法。特に本文の趣旨というものには多少の効果があるが、小問の解き方や、大半の「論理力考察問題」を解く手法があまりない。「小問は解けるが最終問題は解けない」等の人には効果があるが、これだけで現代文がクリアできるとは思えない。

 国立の現代文の試験があるのなら、出口がお勧めです。板野さんの方法は私立の小問には使えますが、記述式の場合には非常に弱いです。記述式の参考書でありますが、それまでに膨大な項目の暗記が必要であり時間的に間に合わないからです。また船口さんですが、文章の内容は理解できますが、書く訓練になるようなアドバイスは少ないです。もともと書く能力あはるが、気付かなかっただけで、船口さんの参考書で気付けば劇的に伸びますが、一からでは間に合いません。出口さんのものは理解できるところはサッと流し、重要な部分はしっかりと考察するので、解説文の書き方も、試験の時に必要な考え方を教え込んでくれます。ただ、多少言葉の決まり等に弱いところがあるので板野さんで補強するといいでしょう。板野さんはA5サイズ程度の本で言葉の決まりを教えてくれる参考書があるのでそれだけでも効果があります。
 また出口さんですが、最初にやるなら「実況中継」がお勧めです。解説が非常にしっかりしているので、システム前にやることをお勧めします。実況中継やってマーチの過去問をやってみて「今までと読み方が変わって分かるようになった」となれば、システムのそこそこ難しい問題にトライしてみてください。


 とはいえ、結局読んでみて理解しやすい(頭にスイスイ入ってくる)人が一番合っていることが多いです。
ご参考までに。
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基本的に、センターで楽に8割超えてない、ということは、正確な根拠で選択肢が選べてない、ということです。


つまり、基礎学力が無い、ということです。
当然、解説を読んでも解らないし、二次の得点力も無いだろうと思います。

> また、上記いずれかを買うとしたら、基礎・入門レベルを1冊と、
> 難関・記述レベルを1冊買おうと思っていますが、それでは不十分でしょうか。

そういうのは、やってみてから判断することです。
すんなりできてしまえば、センターまでに、出口なら三冊終わるでしょう。
問題は、すんなり行かない場合なんで。
それに、十分か不十分かは、やってみれば判ることですし、やってみないことには何とも言えません。
凄く大雑把には、まずはそんな感じで様子を見る、ということになるでしょう。
で、出口の場合は、何からやれとか次はどうしろとか、書いてあると思いますんで、前書きをしっかり読んでください。
NextStageを一冊終えるのとは分量が全く違いますんで、何冊かは片付くと思います。
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問題集をやるより夏目漱石の「ネコ」を読んだ方が良いと思います。


現代文は思考の基礎の基礎ですので、読書量がもろに効いてきます。
幼稚園の時から児童文学を読み、高校になったらラノベではなく有名な文章家の文庫を、理解出来なくても良いから流し読みする必要があります。
大昔になりますが、中学でドフトエフスキーの「罪と罰」を暗いなーとと思いながら読みました。
私は読みませんでしたが高校でニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」読んでた奴も居ました。
大学に入ってから読みましたが、やたらに気分が高揚する「アブナイ」書物でした。(笑)
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