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例えば、2つ以上あって片方が潰されても
もう1つあるから安心って生物はいますか?

2つの心臓を離して持っていた方が安全だと思うのですが

A 回答 (8件)

 考えてみたのですが、脊椎動物の様な機敏な動物の場合、複数の心臓を持っていた処で、安全性が向上するのに役に立つ事はない様に思えます。


 例えば、複数の心臓が直列に並んでいる場合には、例え心臓同士が離れた位置にあったとしても、どの心臓においても、全ての血液がその心臓を通過して循環する事に変わりはないのですから、どれか1つの心臓が潰された場合には、丁度大動脈が破れた場合と同じようなものですから、その心臓から大出血してしまい、血液の多くが血管外に失われてしまいますので、その動物は死んでしまう事になります。

 次に、複数の心臓が並列つなぎになっている場合を考えてみます。
 ポンプから出た液体が管の中を流れている状態では、管内の圧力は、ポンプが液体に加える事が出来る最大の圧力と比べて、管内の圧力はかなり低い状態となっていますから、複数のポンプが並列つなぎになっている場合でも、各ポンプの性能に極端に大きな差があるのでもない限りは、全てのポンプが液を送り出す事になります。
 特に心臓の場合は、血液を連続して送り出している訳ではなく、動脈に血液を送り出している時と、静脈から血液を吸い込んでいる時が交互に繰り返されており、静脈から血液を吸い込んでいる時には、心臓から血液が送り出されてはいないため、動脈内の血圧は低くなりますので、複数の心臓が並列つなぎになっている場合には、心臓同士がタイミングをずらして、複数の心臓が同時に血液を送り出す事が無い様にする(他の心臓が血液を送り出していない時に血液を送り出す様にする)事で、各心臓の負担を増やす事無く、血液を送り出す事が出来ます。
 この場合、1つの心臓が潰れてしまいますと、血液の流量が減る事になります。
 心臓は拍動の頻度を上げる事により流量を増やす事が出来ますから、平時であれば1つの心臓が潰れたとしても、他の心臓の鼓動を速める事により補う事が出来るとは思います。
 ですが、心臓の様な体内の奥深くに存在している臓器が潰される様な事態とは、敵から攻撃されて非常に深い傷を負った時くらいのものではないかと思われます。
 敵に出会った際には、逃げるか戦うかしか無い訳ですが、逃げるにせよ、戦うにせよ、どちらにしても全力を出さなければ敵にやられてしまいます。
 その様な状況では、心臓も全力で拍動する事で、全身に血液を送り出しています。
 複数の心臓の全てが健全な状態においても、全ての心臓が既に全力で拍動を速めている状態なのですから、1つの心臓が潰されたからといって、他の心臓には、もうそれ以上拍動を速くする余裕はありません。
 そのため、1つでも心臓が潰されてしまいますと、血流量は低下してしまいますから、最早全力を出す事は出来なくなります。
 自分が全力を出している時でさえ、自分の心臓の1つを潰す事が出来る様な強力な敵を相手にしているというのに、全力を出せなくなってしまっては敵う訳がありません。
 そもそも、心臓の1つを潰されるような状況に陥っているという事は、既に敵に捕まってしまっている事を意味しますから、助かる可能性は殆どありません。
 つまり、心臓の1つをつぶされる様な事態に陥った段階で、既に死んでしまう事が決まってしまう訳ですから、複数の心臓を持っている事に意味はない訳です。
 そして、意味も無く複雑な構造にするよりは、単純な構造にした方が、効率が良くなりますから、(活発に動き回る事で敵を回避するという戦法を採用した魚類から進化した脊椎動物にとっては)心臓は1つで十分という事になる訳です。
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パスカルの原理において、1ヶ所で加えた圧力は


全体に伝わります。
よほど長大で複雑な循環系(途中の摩擦損失の
大きい)でない限り、1つの循環系に2つポンプが
あっても、強い方のポンプの能力しか表に出ず、
弱い方のポンプは空回り状態になります。
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 昆虫等には血管が1本しかなく、しかも、その血管は頭の辺りで途切れており、血管内では血液は後方から前方に向かって一方向に流れるのみで、前方に送り出された血液は、そのまま、血管の前側の端から血管外に流れ出しています。


 そうして血管外に流れ出た血液は、体内の隙間を前方から後方に向かって流れて行き、腹部の所で再び血管内に吸い込まれます。
 腹部の血管の一部には、人間の静脈と同様に弁が備わっていて、人間の腸が消化物を肛門の方に向かって送り出す様に、収縮と膨張を繰り返す事により、血液を前方へと送り出しています。
 血液を送り出すポンプの働きをしているため、この部分は心臓とされています。
 この心臓を、細長い1つの心臓と見做す事も出来ますし、吸込み口が複数ある事から、複数の心臓が縦に連なっていると見做す事も出来ます。

【参考URL】
 伊万里の歴史や文化、自然の手帳:8.昆虫(こんちゅう)のからだのなか
  http://rekimin.sagafan.jp/e390714.html
  



 別の例として、ミミズの類は、背中側に大動脈の様な太い血管が通っていて、その一部は蠕動運動によって血液を後方から前方に向かって送り出しています。(こちらは、昆虫とは違って、途中で途切れている訳ではない様です)
 前方に送り出された血液は、腹側にある血管を通って戻って来るのですが、腹側の血管から背側の血管へと向かう血液の通り道である血管もまた心臓となっていて、血液を能動的に背側の血管へと送り出しています。
 この腹側の血管と背側の血管との間を繋いでいる心臓は、体の左右に分かれて配置されていて、ミミズの種類によって数が異なりますが、大体、3対~4対くらいあります。
 つまり、背側の血管の一部も合わせますと、ミミズには心臓が7~9個ある事になります。

【参考URL】
 ミミズの体のしくみ
  http://www.geocities.jp/at_mocha/mimizu/mimizu15 …
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二つ以上の心臓を持つ生物はすいません、知りません。



心臓が一つの理由は知りません、しかし一つで充分に繁栄をしているのが事実でしょう。

ちなみにクラゲ等は心臓がありません。

体の運動そのものが体液の流れを作っているからです。

そして人間も足が第二の心臓と言われています。

歩く事により血流を維持しているのです。

これが滞った場合、足の静脈瘤と言う疾患になります。
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これは、心臓が一つの生物のほうが(少なくとも人間という形態にとっては)結果として生き残りやすかった、ということを示しているのだと思います。



突然変異で心臓が2つになった人間もいたのかもしれませんが、その2つの筋肉の塊の心臓を精密にシンクロさせエネルギーを投じて維持するコストパフォーマンスが適応的でなかったということでしょう。

保険のために予備を持っておいたほうが安全というなら腎臓も2つにかぎらず3つ、脳も予備があるといいですね。ついでに手足もあと2~3本用意しておきましょうか。そうそう、目玉もお腹のあたりにもう1セットつけておきましょう。

・・・みたいなことになってしまいます。万が一の時の保険のために貧乏になっている人みたいで、バランスが悪いですよね。

ちなみに、タコには心臓が3つあり脳が9つあります。しかし、これは予備的なものではなく、エラに血液を送るための心臓が余計に2つ付いているそうです。

ペットのたこちゃんを解剖しているブログが有りましたのでどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/web247/archives/52876759 …
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人間の体の大きさからだとひとつあればそれが効率的なんでしょう。


腎臓のように二つある臓器もあります、
ひとつでも生きていられますが、やっぱり臓器への負担はおおきくなるので
かなり生活は制限されます。
恐竜は脳がふたつあったという説もありますので
心臓がふたつある生物がいずれ見つかるかもしれませんね。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AB

の形態の真ん中あたりに、イカは本来の心臓の他に、
2つの鰓(えら)心臓を持っている。
鰓心臓は鰓に血液を急送する働きを担っている。

と書いてありますが、イカくらいかな?
イカのえら用心臓だけ?かな、と思います。
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人間以外の生き物は臓器を損傷するような病気になったら手術を受けたりできないので、結局同じだからです。

肺や腎臓のように二つある臓器だって、悪くなった方を摘出するから生きながらえることができるので、残したままなら結局二つともダメになります。
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