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舛添さんは、自民党離党後、なぜ新党改革で鳴かず飛ばずだったんでしょうか。政界引退直前まで行ったと思うのですが、どんな問題があったのでしょうか? 自民党の妨害でもあったんでしょうか?

A 回答 (2件)

まず、国会における力の最大の要因というのは数の力です。


つまり、議席数の大きな政党は国会での質問時間なども多くもらえますし、また、政党助成金なども多くもらえます。大きい政党を離脱し、弱小政党に移る、というのは、その時点で発言力であるとか、そういうものを弱体化させてしまう要素となるのです。
例外としては、弱小政党だけど与党の一部として連立を組むことですが、舛添氏の場合、自民党を離党(というか、除名)したわけですから自民党とくっつくことも出来ません。
例えば、田中真紀子氏のように地元では強い人気を誇っていたとしても、大きな政党を離れたことで発言力がなくなってしまった、という人は多くいます。そのパターンに当てはまるといえるでしょう。


さらに、新党改革について言えば、舛添氏が合流したことで政党そのものが内部分裂を起こしてしまった、という面があります。
元々、新党改革は、改革クラブという名の政党で、これは舛添氏が作ったものではありません。ところが、2010年に舛添氏が自民党を離党すると、舛添氏を迎え入れるために政党名を変え、いきなり舛添氏を党首にしてしまったのです。つまり、舛添氏は党の流れからすれば完全な外様です。その外様に代表を奪われたことで、党内では反発が高まり、離党する議員も出ました。そもそもが弱小だった上に、離党者が出たことでさらにその力を弱めてしまったのです。
同じく自民党を離党した渡辺善美氏は、弱小政党とは言え、一から「みんなの党」を作りました。そのため、所属する議員も、渡辺氏の考えに同調する人たち、ということで結束していました。しかし、舛添氏は、全くの外様がいきなり党首になっていろいろといい始めたため、分裂を引き起こすことになったわけです。
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この回答へのお礼

納得です! ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/11 15:23

舛添要一は参議院議員だからです。


言い方は悪いけど、タレント議員と同じで個人についてる支持者は脆弱で、ほとんどの支持者は自民党支持者。
離党すれば支持もなくなる。

似たような例の、小沢一郎とか渡辺喜美は衆議院議員。自分の地盤があり派閥もある。舛添にはそれが全くない。
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この回答へのお礼

なるほど、そういうことなんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/10 10:23

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