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「美味しんぼ」で鼻血や疲労感と放射線の影響を関連づける発言があったこと、ひどいなと思っています。

編集部ってとめたりしないのでしょうか?
そういう原稿のチェックってされないものなのですか?

A 回答 (8件)

今回特にクローズアップされていますが、この作品とこの編集部は、過去にも何度も同様のことをしています。



かなり偏見と偏向が強く、一部の人や考え方を意図的に擁護する作品であることは、以前から知られていることです。
今回は、たまたま標的にする弱者が、世論が関心を持っている強者で、ネットやマスコミの話題になったにすぎません。

言論の自由には、間違った信条の表現も含みます。それによって被害を受ける人がいるのなら、今回のように、社会的に正しい(と多くの人が考えている)信条や事実に基づく反論を広めれば良いだけです。
間違った信条だからといって出版をしないというのは、本来は違憲ですよね。日本では行ってはならないことです。

私は、10年以上前にはこの作品や作者は大嫌いになりました。理由は今回の騒動と同じです。ただ、今回、政治家を含めて、この作品自体の刊行について、問題視している人たちがいますが、その手の人たちも間違っていると思っています。
私の視点では、間違った信条に基づく作品だとは思いますが、そういうものも刊行することを認めていないと、本当に国や政治家など強い立場の人たちが間違ったことをした時に、言論を封殺して、国民に知らせないということを許すことになります。

この作品と東京都が条例で出版を止めようとしている作品とは、私の中では同列ですが、いずれも、言論の自由を守る大きなカテゴリで守られるものだと思っています。出版してはならないボーダーを決める組織がある、仕組みがある社会の方が危ういためです。
私はこの作品や作者のいうこと自体はかなりひどいものだと思いますが、だからといって編集部が刊行を止める行為も、同様に思えます。まして、今回は出版前から世の中が問題視していましたよね。なら、刊行は止めるべきではなく、出版社の立場としては今回のように、きちんと作品を世に問うべきです。
そして、この作品が風評被害に便乗した内容を書くのは今回が初めてではありません。マスコミも読者もそれらを把握した上で、ひとりひとりの対応を判断すべきじゃないかな。

この回答への補足

自分の立場を述べつつも、言論の自由の観点からは守られるべきいう意見、大変参考になりましたのでベストアンサーにさせていただきます。
どうもありがとうございました!

補足日時:2014/05/14 20:27
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この回答へのお礼

そうだったのですねーー。以前にも。。
どうもありがとうございます!

お礼日時:2014/05/14 20:05

この漫画は読んでいないのですが、今日テレビで「大阪のがれき焼却によって1000人中、800人が体調不良を訴えた」という内容があったと聞きました。


(数値について誤りがあるかもしれません)
私は大阪に住んでいますが、こういうことは聞いたことがありません。
しかし私が住んでいるところは焼却場から離れたところにあるので、作者の言っていることは正しいのかもしれません。
これについては、何を根拠にこういう内容について書いたのか、また、フィクションなのか、ノンフィクションなのか作者に説明してもらうといいと思います。

ただ、福島原発事故以降、鼻血が出る人が多いということは、井戸川氏や、事故後話題になったブログなどで聞いていますので、鼻血については、あながちウソともいえないのではないかと思いました。

あと、これらが原発事故の影響からくるものなのかどうかですが、テレビでは「原発事故の影響があるとする科学的根拠がない」と言っていました。
敦賀原発で働いていた人が被爆したせいで髪や歯が抜けた、と裁判をおこしたケースをユーチューブでみましたが、やはり「被曝によるものとする科学的根拠がない」ということで敗訴したそうです。

「被曝によるものとする科学的根拠がない」という点がミソだと思います。
「被曝によるものとする科学的根拠がない」というと、被曝には関係がないととらえられがちですが
「被曝によるものか、どうなのか、わからない」ということなのだと思います。

「被曝によるものではない」というのであれば、なぜ「被曝によるものではない」といえるのかを説明する必要があるでしょう。
しかし、そのような説明は聞いたことがありません。
原因がわからないのであれば、「被曝によるものである可能性もある」と考えるべきだと思います。

昔、チェルノブイリで被曝した子供数人を日本に招いたという人が書いた本を読んだことがあるのですが
その子供たちのほとんどがよく鼻血を出すということでした。
一人二人が鼻血を出すというのならわかりますが、ほとんど全員が鼻血を出すというのはやはり異常なのではないかと思います。

中には自分は放射線量の高い地域に住んでいるが、周囲の人間をふくめ、そんな症状がある人はいない。
というような批判もあるようです。

しかし、アレルギーの程度が人によって違うように、被曝についての感性も人によって違うので
自分が大丈夫だから、他の人も大丈夫だとするのは、考え方が間違っていると思います。

武田邦彦さんが、この件について記事を書いておられたので貼っておきます。

あるマンガに福島の被曝地帯で鼻血が多かったという内容があり、これに対して、こともあろうに大臣が「不快だ」と言い、地元が「差別」と言って、漫画の作者を非難した。まさに現代の社会「悪者が良い人をバッシングする」という典型例である。

まず第一に、軽度の被曝によって鼻血がでたのは事実であり、小学校でも記録されている。原発事故直後、子供も大人も鼻血で悩まされた。50歳の男性が今まで人生で一度も鼻血を出さなかったのが、大量の鼻血が突然出たのでびっくりした人など、枚挙にいとまがない。

これは、重度の被曝で骨髄に損傷を受けて出血するのとは原因も現象も違う。それなのに、御用学者は事実を認めずに、インチキを言ってごまかそうとしている(専門家は軽度の被曝の鼻血と、重度の被曝の鼻血の差を知っているのに、知らないような説明をしている)。

第二に、漫画に登場した「鼻血がでた」と言っている前町長は、「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」と言っている。またさらに石原伸晃環境相がマンガに不快感を示したことについて「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」と厳しい。

それよりも何よりも、福島原発事故が起こり、汚染状態も時々刻々と変化しているはずだし、森林の状態がどうなっているかも気がかりだ。田畑の汚染、セシウムの沈下速度、ストロンチウムの存在、セシウムの再飛散など、私たちが子供や自分自身の健康を守るためにどうしても必要なデータである。

さらに農作物、加工品、魚貝類、乳製品などの汚染や、海で潮干狩りをしたり、海水浴をしたりする危険性、はるか遠くの海やハワイなどをどのぐらい汚染したか、どれをとっても大切なことだ。

私は事故直後から、起こってしまったことは仕方がないが、原子力関係者は深く反省して、国民が必要なデータを力を合わせて発表していきたいと呼びかけたが、むしろ今回の鼻血のように、「隠す方向」=「野蛮な社会」へと進んでいる。税金で研究している国立環境研究所などはいったい何をしているのか?

もし、隠さなければならないほど原発や被曝が怖いなら、原発の再開などありうるはずもない。「風評」の専門家は「風評が起きるのはデータ不足から」と言っているが、風評を作り出しているのは、政府、環境省、自治体、そしてマスコミであり、国民は情報が提供されれば正しく冷静に判断するだろう。

今回の鼻血の件も「悪人が善人をバッシングする」と言う現代日本の悪弊が表面化した一つの例になった。今、甲状腺がんは100倍とされ、思春期の子供の急性白血病が増加していること、二本松市の死亡者数が20%以上も増大していることなど、日本人として関心を持たざるを得ないことが起こっている。

私たちは何のために政府を雇い、国立研究機関にお金を出しているのか。データを出す必要がないというなら、なぜないのかについて誠意をもって説明してもらいたい。

http://takedanet.com/2014/05/post_32bc.html
より引用
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほどねぇ。問題提起ではあるかもですね。

お礼日時:2014/05/14 20:14

ま、こういう自分の首を自分で絞めるような輩が、「図書館戦争」みたいな世界を現実に引き寄せるワケだ。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/14 20:14

鼻血が出るということは、炉心に立ち入って核燃料を間近で見るほどの被曝量で、チェルノブイリの消防士並みです。

常軌を逸した描写であることは確かですね。

断定はしないとしていますので、否定はしないということのようです。出版社そのものの立場を表したものといえるでしょうね。
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この回答へのお礼

>断定はしないとしていますので、否定はしないということのようです。出版社そのものの立場を表したものといえるでしょうね。

そうなっちゃいますよね。
ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/05/14 20:06

最近は言葉狩りと思しきことまでなされるなど


時代の変化とともにチェックの内容もかわつています。

もちろん停めるべきは停めるし、
チェックしているところはチェックしています。

こういうのは、事実関係を明らかにすればいいだけなので、
原作者がいつ誰に取材してどういう事実があったかを
公表して、第三者が追認すればそれでいいだけの話です。

むしろ現場を知らない第三者が
あたかもそれは事実ではなかったと
断言できるところのほうが疑問です。
自分はわかりません。から
どちらが正しいとか、間違っているるとか
判断のしようもありません。
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この回答へのお礼

そうですねぇ。
取材先など知れて、生の声があったらまた違う見方かもですね。

お礼日時:2014/05/14 20:15

19日に小学館が公式見解を発表すると言っていますよ。


正式っぽいので、そこまで待ちましょう。

しかし…この問題…どうなんでしょうね?

確かに放射能の被害はごく限定されたものなのかもしれませんが、美味しんぼの出現によって、いよいよ本格的に放射能に弱い体質の人に被害がでたときに、「放射能の害を信じているなんてバカだ、数値を見ろ、数値を見ろ、放射脳~!」とかいってバカにされて国民同士で対立して、(政府から見て)自動で完全に封殺できそうな状態なのはちょっとおっかないですね。

あんな危ないものが出て漂っている状態なのは確かなので、福島とかその周辺の人がちょっと過敏になるくらいは許容できる社会になって欲しいです。
あるとか無いとか言って喧嘩する前に、早いとこ放射能がれきをどう処理するのか、原発をどう処理するのか、汚染地域の除染をどうするのか、仮設住宅住まいの人をどうするのか、税金払って電気代値上げも承諾してるんだから、政府や東電、電力会社にどんどん圧力をかけた方が良いのではと思います。

何ヶ月おきかに「スイマセン、漏れてました、テヘッ」って謝って済ましている東電と監督する政府に文句行った方が良くないかなぁと。サブカルなマンガせめるより、他にやることは山積していると思うんですが…
原発撤去が終わり、除染が終われば、本当にこの件の騒ぎのくだらなさが際立つと思うんですよね。

しかもどうせ放射能に直面し、いずれ死んでしまうかもしれない作業員は薄給で、天下り役員とかはどっさり給料取ってたりするんですよね?
なんだかなぁ…
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この回答へのお礼

公式発表あるのですね。
ありがとうございます!

お礼日時:2014/05/14 20:05

質問の回答としては、


「編集部によるチェックはあります」
が答えです。

今回のケースはチェックの上で、出版したという事になります。

当然ながら発言自体は自由です。
違法なことは何もない。
あとはどこまで配慮すべきか、という事です。
見れば分かりますが、作者自身は福島を苦しめようとする意図で書いている訳ではありません。
(原作者から見た)事実が正しく知られていない、それを踏まえた上でなければ前進はない、という考えのようです。

風評被害を誘発する、と言ってしまうのはカンタンですが、
その裏にある実態を正しく見極めるというのも必要であろうと考えます。

少なくとも私は、書かれている事に対して何かを断言できる知識は持ち合わせていません。
政府発表が全てでは無いのは言うまでもないですが、その逆も然りです。

これを機に、しっかり検証して答えを出せばそれはそれで良いのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まぁそうですね、私もそんな知識ないのですが。
ただ、公の目に触れるのなら、事実かどうかわからず、「そんなことが起きているっぽい」状態では載せないでほしいなぁと。

お礼日時:2014/05/14 20:12

編集部の見解は以下にあります。


http://spi-net.jp/spi20140512.html
ま、相手が自治体ですから、抗議を受けても痛くもかゆくも無いんでしょう。これでごちゃごちゃ言うようなら、言論の自由とか、表現の自由とか、論点をすりかえてまた騒ぐんでしょう。
炎上商法の典型的な実例ですな。
それより、「美味しんぼ」がいまだに連載されていたことのほうが個人的には驚きです。
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この回答へのお礼

なるほどー。
ご回答どうもありがとうございます!

お礼日時:2014/05/14 20:16

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