プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

大学のレポートで「自分の身の回りにあるオペラントを挙げつつオペラント条件づけについて説明しなさい」という課題があるのですが、正の強化子や負の強化などがよくわかりません。例えば「買い物に行く」というオペラントだったら、正の強化は「安く買えた」などで、負の強化子は「ぼったくられた」でいいのでしょうか?この場合は正の強化子や負の強化は何になるのですか?教科書を読んでも難しい書き方をしているので全く解りません。すみませんが、アドバイスをお願いします。

A 回答 (1件)

放置されてますね。


学校の課題は自力でやれという
みなさんからの無言のメッセージなのかも。

そもそもレポート課題に出すのなら
授業の中で解説があったのではありませんか?
オペラント条件づけの説明はけっして難しいものではなく
順序立てて考えれば理解できるはずです。
法律の条文と同じように
正確さを優先するためまどろっこしく見えるだけです。

まあ,ここは説教垂れる場ではないので
少しヒントを出しましょう。

買い物の例は大雑把すぎて適切とは言えません。
強化と強化子の区別が曖昧なうえに
負の強化と罰を混同している可能性がありますね。

強化は事態(手続き),強化子は刺激です。
また負の強化は強化の一種ですからオペラントを増加させますが,
罰はオペラントを減少させます。

以下にオペラント条件づけの基本を私なりにまとめておきます。

・オペラントの直後に刺激が出現したり消失したりすることで
 その後同じオペラントの自発確率が高まったなら
 その事態は「強化」。
・オペラントの直後に刺激が出現したり消失したりすることで
 その後同じオペラントの自発確率が低下したなら
 その事態は「罰」。
・オペラントの直後に刺激が出現せず消失もしないなら(つまり変化がないなら),
 その事態は「消去」。

・刺激が出現することで強化が生じたなら
 その事態は「正の強化」で,出現した刺激は「正の強化子」。
・刺激が消失することで強化が生じたなら
 その事態は「負の強化」で,消失した刺激は「負の強化子」。

・刺激が出現することで罰が生じたなら
 その事態は「正の罰」で,出現した刺激は「負の強化子」。
・刺激が消失することで罰が生じたなら
 その事態は「負の罰」で,消失した刺激は「正の強化子」。

基本はこれで全部です。
なおこれとは違った用語法を用いる教科書もありますが,
上記はもっとも一般的なものです。

身近な例を挙げるなら単純で具体性のあるものが良いでしょう。
先行事態(弁別刺激),オペラント,後続事態(強化/罰/消去)の
3つを明確にすることがポイントです。

これでもわからなければ
下のURLにある「3つの箱と4つの法則」という解説を読んでみてください。

犬のしつけをまじめに考える!
http://www.dogparty.net/index.html

参考URL:http://www.dogparty.net/index.html
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。私は通信制の大学で独学に近く、授業もなければ心理学を学んだ友人もいません。それでつい甘えてしまいました。すみません。混乱した頭で参考文献を読んでみても、余計に混乱するばかりで…。あなたの解説をよく読んで理解して、一からやり直して見ます。本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/05/17 22:58

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