プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

いつもお世話になっております。

新車のドアの修理をするにあたり、色々調べたりお知恵を借りていたりしていたのですが、新たに疑問が湧いてきたので教えてください。質問は以下の通りです。


(1)塗装は新車の時のオリジナルが一番丈夫だと聞きますが、
 腕の良い町工場で施工した塗装と一体どれほどの差があるのでしょうか?
 決定的な工程の違いなどあるのでしょうか?

(2)修理等で全塗装する場合、塗装の上から塗装するのでしょうか?
 それとも塗装を落としてから再塗装するのでしょうか?
 
(3)上記(2)の状態で塗装する場合と、塗装されていない新品の部品を塗装するのとでは
 見た目や耐久性に違いが出るのでしょうか?


以上です。
車の知識に乏しく、質問が初歩的で申し訳ございません。
宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

(1)決定的な工程の違い



・自動車の塗装工程は、どぶ漬けといって槽の中に塗料が入っている中に、ボディーを潜らせて塗装します。
 この時、ボディーにはマイナス電荷、塗料にはプラス電荷(電子はマイナス側からプラス側に流れるので。詳しくは電子工学で。)がかかっており、その反応によって、塗料がボディーに付着します。これが所謂「電着塗装」です。
 電着塗装は、一定の厚み(電圧のかけ方により、厚みを変えることが出来る)を保ちながら塗装が出来、電気の力による強固な皮膜を形成することが出来ます。
 昔の車のように、年月が経ってもあまり色あせたり、剥げたりしないのはこのせいです。
 ドアのヒンジや、その他部品取付後に行う塗装に関しても、ロボットによるスプレー式の電着塗装が一般的です。
 傷がつきにくくなったのも、このお陰ですね。

 ・板金屋さんの塗装は焼付塗装ですね。 例えどんなプロが仕上げても、スプレー塗装はムラが出ますし(素人目には判らないかも)。焼付けですから、焼いてからの色の変化も多少加味しての塗料の調合が出来ないと
とてもよいものは出来ませんね。本当の熟練工でなければ、頼めません。


(2)修理等で全塗装する場合、塗装の上から塗装するのでしょうか?

 ・最初の塗装を剥がしてから塗装し直します。当然凹みや傷などは、引き出し板金やら均しを行ってからの塗装になります。


(3) 見た目や耐久性に違いが出るのでしょうか?
 
 ・長く乗っていれば、当然のことながら板金屋さんの塗装のほうが、傷みが出てきます。
 これは製造過程におけるコスト比と比例します。
 ただ、最近の塗料自体の品質が非常に向上した事で、あまり気にすることもないかと思います。
 
 YACHIZO さんの車は、新車とのことなので気にされているのだと思いますが、10年やそこらでヘタれてくるようなことは無いと思います(腕の良い人がやればですけど)。


 余談ですが、私ふた月前にドアを凹ませてしまい、馴染みの板金屋さんで修理しました。
 ドアの引き出し板金塗装と、リヤフェンダーの引き出し板金塗装、コミコミで10万円でした。
 ドアに付いた小さな傷でも、ドア一枚塗装ですから、2万5千円。
 私の住んでる所などはプロフ見てください。 
 
 参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:39

(1)新車の工場と町工場では、使う塗料・工程が根本的に違います。


下塗りでは、新車では電着(ドボ漬け+電磁力で密着させる)なのに対して町工場ではスプレーです。
上塗りでは、新車用塗料のほうが傷がつきにくく、つやの維持、耐退色性に優れています。これは焼き付け温度を高くできるため、優れた性能の塗料を使うことができるからです。
一方、町工場では焼き付け温度を高くできないため、耐久性の劣る塗料を使わざるを得ません。(缶スプレーよりはよいです)

(2)上塗りは基本的に落とします。下塗りまで落とすかどうかは、店や価格によると思います。
いずれの場合でも塗装は下塗りと上塗りの両方します。下塗りをしないと上塗りがうまくのらないからです。

(3)塗装されていない新品の部品を買った場合でも、町工場で塗装します。
上記(2)と比較されるということは、ドアだけの損傷ですが全塗装を考えているということでしょうか?
全塗装にしたほうがすべてのパネルの色が揃うのは間違いないのですが、新車の塗装に比べて劣化が早くなります。特に高温になるボンネットや屋根の劣化は顕著だと思います。(ボンネットが白化した車を見ることがあると思います)


自分なら全塗装はせず、ドアパネルだけの全体を塗装します。板金するか新品パネルにするかは修理代の見積もり次第ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:40

(1)日常使用では殆ど差は出ません。

強い紫外線下や悪条件下に保管するような場合は長い年月で劣化の具合に差が出て来ます。塗装や塗料が良い/悪いということではなく、新車と後塗りでは使っている塗料が違うので劣化具合も違いが出て当たり前ということです。

(2)「全塗装」とは丸ごと1台塗り直しということですね。大金を積めばエンジンや足回りや内装など全て外してボディのにし、塗装を全て剥離し、下地を完璧に整えて素晴らしい塗装をしてくれる塗装屋さんもあります(百万単位のお金がかかります)。安い金額で済ませようとすれば、元の塗装に少し均して足付けして、塗装しないエンジンやライトや内装をマスキングして塗装です(いわゆる「ぶっかけ」と呼ばれるものですが、上手い塗装屋さんが行えば特に問題ありません、キレイに仕上がります)。
全塗装の場合、いくらお金を出せるかによります。そもそもドアの修理ならドアだけ塗れば充分です。塗装屋さんは調色して見分けがつかないように塗ってくれます。

(3)(1)の答えと同じです


古くから続いてそうな塗装屋さんやディーラーが外注しているような塗装屋さんであれば、まず大丈夫。よい塗装屋さんに頼めば貴方の持っている不安は杞憂に終わります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:35

塗装の方法は異なりますね。


ただ最近は水性塗料化が進んできているので・・・
昔のような耐久性が現在の水性塗料にあるのかは不明です。

昔であれば、国産塗料は厚塗りになりやすい。
外資系塗料の方が綺麗にできる。といった違いがありましてけど・・・

修理の塗装でわざわざ落とさなくてもよいところまで剥離して塗装することは少ないです。
塗装が劣化していれば剥離した方が早いでしょうけど。
普通は部分に色だけ入れて全体をクリアでコートするイメージ。
プロの調色技術およびぼかし方に差が出ます。
また修理板金等でしっかり面出しが出来ていないと塗装後映り込む景色が歪んで見えます。

ドアパネル交換の場合、プレスされた形状なのでサラッと塗装して歪みが出ません。
それでも、運搬時に窪みが生じている場合があるので、薄付パテで修正後塗装を行う場合もあります。
パネル交換のメリットは板金の手間を省くことにあります。
板金が簡単なものであれば、パネル交換より板金処理の方が安上がりです。
ドアの内側にあるビームが入っているところは叩けないので、
パネル交換の方が早いでしょう。

板金の基本は金属部分を平らにすること。
当て板金を当ててカチカチ板金ハンマーで叩く。
叩きすぎると金属が伸びて歪む。
金属を縮める手法もありますが・・・

パテ山盛りで誤魔化すと後でパテ跡が出てくる場合もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:34

新車の塗装と再塗装は根本的に違いがあって当然とも・・・。


再塗装は、なぜ・・・、によります。
基本的には、塗装をいったんはがして・・・になりますが、再塗装の必要性と費用対効果が当然問題になるかと・・・。
耐久性については、塗装の方法による相違と、上塗りするときは元の塗装の状況にも影響されるのではと思います。
通常、塗装のときは(とくに素人?がやるとき)、下塗りが非常に大切とも聞きます。
塗装面自体は材料、方法にとり異なっても結果はほぼ同じはず、でも下処理が十分でないと、すぐにはがれるとか・・・・。
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(1)焼付塗装ですので、温度は確実に違ってきます。


でも実際にはそれほど差が無いのかも知れません。
塗装に使われると塗料でも差がでますし・・・

#1さんの回答にある塗料に漬けるのは下塗りだけです。
上塗りはスプレーガンで塗ります。

(2)基本的に塗装の上からです。
ただし、塗装前(オリジナル)の塗料が痛んでいる場合は一旦剥がしてからになります。
色を変えると言った塗装の場合、
オリジナルの塗装を下処理して、そこに下塗りと上塗りを行います。
オリジナルの塗装が痛んでしまったから・・・と言った時は、
痛んだ塗装をめくってしまわないと、綺麗な塗装に仕上がりません。

(3)新品の部品は下塗りが済んだ状態で来ます。
(2)の状態で塗装が痛んでいなければ、した処理をしてから塗装しますので・・・
最終的に最後に塗った上塗りの耐久性になり、どちらも差が無いといえます。
ただし、オリジナルの下塗りが痛んでいるのを見抜けないと・・・浮いてくると言った事が有ります。

昔の話ですが・・・
赤色や青などの色は月日が経つと退色していました、
今でもクリアー塗装がない塗装は、古くなると洗車の時に色落ちしますよね。
こう言った物は再塗装の方が新しい分強いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:32

 


(1)新車は車体を溶液に漬けます
 修理ではその様な方法は不可能です(エンジン、ガラス、シート全て取り除かなければならない)

(2)古い塗装は剥がします

(3)新品の部品は塗装直後、一方で例え一ヶ月でも使えば日焼けして色が変わってます
 だから、新品の部品でも塗装はやり直します

腕の良い塗装業者なら見た目が変わらない様に色の調整をしてくれます
耐久性はプロが塗装すれば、どこでやっても同じでメーカーの塗装と変わりません
但し、強引な値切りをすると耐久性に影響する処理を省かれるかも知れません
 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/05 00:28

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