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理系大学生です。
自分が勉強が嫌いな理由を考えてみました。

・すぐに結果が出ない、長考が必要なことが多い。ゲームみたいなスピード感がない、達成感がすぐには得られない
・勉強の目的がいまいちはっきり分からない。勉強内容が至る所に応用されているとは思うが、「勉強をすること」よりも「目的」を先行したい。しかし目的・目標すら特にない(いい会社行って安定した生活を送りたい程度)。仕事をし始めないと必要性を実感できない。

2つ書きましたが、前者のほうが断然強い理由となっています。
長い時間努力し続けなければならないが、その努力がどう報われるのかがよく分からない、という状況です。

これらの対策法、あわよくば勉強を好きになる方法などあれば、ご回答お願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


お悩みですね。
理系のオヤジです。で、すごく過去ながら私も同様の悩みを持っていたことがあります。
質問者さんとは異なる点もありますが、多少なりともお役に立てばと思って回答してみます。

ポイントは、「勉強や仕事は基本的には”嫌い”が当然。むしろ嫌いなものに5分間手をつける訓練を。これをやっていると良いことがある。」

率直に申し上げれば今回のご質問はあまりにも「甘えた内容」(笑)ですので、他の方から厳しい回答があろうというのは質問者さんもご想定の範囲として・・・。

さて、私もかつて大変に悩みました。
技術系としてとても好きで選んだ道であり、レベルは高くないながらあこがれの第一志望校。(質問者さんよりかなりマシな状態)
 ところが、特に数学が苦痛で仕方がない。課題レポートにもまったく手がつかず、ぎりぎりになって友人に丸写しさせてもらうことに。
 単位は落とさずにすんだものの、成績もぎりぎり。その状態をプライドが許さずにさらにその理由をぐるぐる回りして考えてばかりいる・・・。

 で、結局、その状態を脱したのは、先輩からの(人を馬鹿にしたような?)単純なアドバイスでした。
「君みたいな奴はとにかく手をつけろ。解答も出ずに無駄であっても、5分間はその問題に取り組め。5分くらいなら息を止めても(笑)できるだろう。
 で、5分後にすぐに休んでもいい。その程度でも十分に価値がある。そして15分以内に必ず再度手をつける。そうすれば、1時間に15分~20分は取り組める。効率は悪いが必ず前に進む。
 この方法が君に合うかどうかわからないが、100~200サイクルくらいやってみて合わなければやめればよい。」

 まあ、言葉で言うほどは簡単ではありませんでしたが、私にとっては大変に効果的でした。
 結局は「理由」を考えて何か答えが出ても役には立たないですし、結局、ぐるぐる理由を考えることに自分が酔っていたらしい・・・。
(いわば、受験勉強という強制された世界から自分で考える世界への切り替えがうまくいかなかった。まあ、今でもたまにありますが)

 他方、質問者さんの世代には私たちの世代とは異なる次のような重荷を背負ってっていただいているのは申し訳ないと思います。

・電子ゲームの重荷
 勉強や仕事と電子ゲームを比較して論じることが根本的には愚かであることはご本人もお気づきでしょう。
 電子ゲームは莫大な費用と多くの優秀な人材を投入して「面白く感じるように」作られた世界であり、
攻撃本能、色彩美、性的魅力、スピード感、そして絶望する前に得られるように計算された達成感まで含めて「面白く楽しく」計画されて作られています。
 勉強も仕事もこれとはかけ離れていてむしろ「好き好んでやる人が少ない」からこそ価値のあるものですから、同様に比較したらむしろゲームの作成者に失礼です。
 しかし、質問者さんの世代はすでにこれに人生の莫大な時間を投入してしまい、これを基準にものを考えるようになってしまっている方も少なくなく、これは、このようなゲームを作って与えてしまった私たちの世代は皆さんにお詫びしなければいけないと思っています。ただし・・・また後ほど。

・自分でイメージを作る機会のない重荷
 貧乏はつらいです。いや、貧乏というほどでなくても、あれもこれも欲しいのにそれがいつまでも手に入らないというのは辛いです。
 もちろん、質問者さんもいくばくかの我慢がしてこられたでしょうが、何も手に入らない退屈の辛さも身近になく、”追い詰められて目標を持つ”ことも”つらい我慢の果てに成果を手に入れた”というイメージを持つ機会がほとんどない状態ですね。
 これは中途半端に豊かな現代では当然であり、むしろ、その中で何かの目標を持つことができた方は、特別な素質や相当な幸運に恵まれた数少ない方であります。
 私たちの世代が適切に”貧乏の経験"も"心でイメージを育てる”機会も提供できなかったことをお詫びしたいと思います。
(電子ゲームやビデオが買えない場合、猛烈に退屈であり、やむなく図書館で本を借りたりします。「本」は文字パターンから脳内で映像をつくるため、映画などに比して一回り深いイメージ作りにつながり、本で出会った世界に妙な格好良さを感じてしまうなど将来の目標づくりや努力の価値の認識にも有益なのですが、質問文面から推定するに、たぶん、質問者さんはほとんど読んでいないでしょうから、その意味でも目標を得る機会を逸してしまったともいえるでしょう。この点でも電子ゲーム開発世代としてお詫びします)

 さて、とはいえ、将来は暗いばかりではありません。
 私の父も技術職でしたが、好きで入ったわけではありませんでした。農家の四男坊として家を追い出され、向き不向きも関係なく仕方なく奉公に入った・・・。しかし、有無をいわせずに続けているうちに腕も上がり、最期までそれを誇りにしていました。
 私も大きなスランプ(というより無駄に考えを浪費するサイクル)を脱し、その後も波はありましたが、それなりの誇りを持って現在に至っています。

 なお、先ほど「ゲームと現実は違う」という趣旨を書きましたが、実は、多くの勉強や仕事が多かれ少なかれ「ゲーム性」を持っています。
 その奥深さは「誰かに設計された世界」ではなく「自分が解決した現実の成果」として大きな達成感があり、だからこそ「仕事が好き」という人がいるのでしょう。
 もっとも、これを知るためにはもういちど自分の力で「一見つまらないことに繰り返しチャレンジして体を慣らす」ことが必要であり、その上で「自らゲーム性を見出そうとするこだわり感」を持つことが有益であることはご理解いただけるでしょう。

 さてさて、ご質問の趣旨に合っているかどうかもわからない中で、若いお方が(私にも危うかったように)このまま崩れていくのも見過ごせずすっかり長くなってしまいましたがいかがでしょうか。
多少なりともお役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

非常に分かりやすい回答でした。
豊かな時代に生まれ育ったが故に甘えた質問をしたことへの指摘は絶対くると思っていました(笑)
今までどおり、とりあえずは手をつけてみます。
「一見つまらないことに繰り返しチャレンジして体を慣らす」ことが本当に必要か疑問を感じていたので、必要であることを確信できて良かったです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/03 23:12

先の回答にも書いたけど、それって、研究の成果など、ちょっと次元の高い話だと思います。


テストの点って意味なら、得意ジャンルなら、好き嫌いは別にして、すぐ成果が出るもんだと思うけど。

不得意だけど好きだから、石にかじりついてもやるって人もたくさん見てきたし、そういう人が私を追い抜いて高みに登っていったけど、そういう人って、そのジャンルが好きで好きで、遊んでる時も、酒盛りをしてる時も、その話ばかりをしてます。そんな人ができる話。

ご質問の前提が違う人の話だと思います。
ご質問者さんは、そういう人とは、性分が違っていますよね。好きには、理由も目標も要らないんです。長く努力を続けている、そのこと自体が幸せだって感じられるってわけだから。

ご質問者さんに向いているものって、別にあるんじゃないかなぁ。ビジネスマンで出世するタイプの印象を受けるから。
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この回答へのお礼

そういう意味でしたか、納得しました。

>そのジャンルが好きで好きで、遊んでる時も、酒盛りをしてる時も、その話ばかりをしてます。そんな人ができる話。

やはりそうですよね。
とりあえずは割り切ってそれなりに勉強しようと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/03 23:05

補足にある、


>「昔はこの本が分からなかった」「諦めず、考え続けることが大切」
これは理系も文系も関係ありませんね。
また、能力のある人ほど、勉強すればするほど「世の中にはまだまだ自分にはわからないことがある」「あのときはわかっていた気になっていただけだった」と気づくものです。

ゲームで喩えるならば、レベルが低くてもあっさり倒せるザコキャラ退治で「やった! 敵を倒した!」とか喜んでいないで、常にラスボスを倒すことを目標にプレイしなさい、ということです。
学問の場合、この「ラスボス」の居場所も正体もレベルも攻略法も不明なことが多い、というだけです。まだ未熟な学生ならば、先生がラスボス退治のためのマップや攻略のヒントを教えてくれたりもしますけどね。
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この回答へのお礼

なるほど、ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/07/03 17:10

端的にいうと、こと理系に限っては、


> 長い時間努力し続けなければならない
は、才能がないだけです。たかが「勉強」で、すぐに成果が出ないのなら、その分野は向いていないんです。
私は自分が好きなところではなく、勉強しなくても点数が取れたところに進学しました。
だって、学問なんて、勉強が楽しいんじゃなくって、その先の「研究」が楽しいわけでしょ? いちいち勉強しなくちゃ、それも長時間しなきゃ理解できないジャンルや、いつまでたっても研究にたどり着けないじゃない。

その楽しいジャンルができる場所にたどり着くために、それ以外のジャンルを「勉強」する努力はしましたよ。レポートが読めなきゃ実験もできないし、数式が読めないと研究を成果につなげられませんから。
前者にひっかかるのなら、自分に何が向いているかを考えてみるようがいいかもしれません。

この回答への補足

複数の数学の教授がよく仰る意見として、「昔はこの本が分からなかった」「諦めず、考え続けることが大切」などなど、すぐに成果が出せるものではない、というものを多く耳にしますが、そうでもないのでしょうか。

補足日時:2014/07/03 07:34
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