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栗田艦隊がレイテ湾突入を目前にして反転したのは何故でしょうか?

A 回答 (1件)

栗田艦隊の小柳参謀長は


・栗田艦隊指揮下の西村艦隊が全滅
・レイテ湾接近が大幅に遅延したこと
・米機動部隊の増援要請の無線傍受により数時間後に、航空攻撃が予想されたこと
・.空母機にレイテ島基地に着陸するよう命じた無線傍受により基地機との共同攻撃も予想されたこと
・別の米機動部隊も北方から接近すると考えられたこと

などから栗田提督は
レイテ湾に突入するより、あわよくば敵機動部隊と交戦しながら帰投した方が
戦果あげられると判断したのだろう と述べている。

実は、小柳参謀長を通じ、栗田提督は、事前の連合艦隊との打ち合わせで、神連合艦隊作戦参謀に
「連合艦隊がそれだけの決心をしておられるならよくわかった。ただし、突入作戦は簡単に出来るものではない。
敵艦隊はその全力を挙げてこれを阻止するであろう。
したがって、好むと好まざるとを問わず、敵主力との決戦なくして突入作戦を実現するなどという事は不可能である。
よって、栗田艦隊は命令どおり輸送船団に向って突進するが、途中敵主力部隊と対立し
二者いずれかを選ぶべきやに惑う場合には、輸送船団を棄てて、敵主力の撃滅に専念するが、差支えないか。」
と伝えており。そのとうりに、したのである。

突入すれば、多大な戦果あげたというものも、多いが、
武蔵だけでなく、大和以下栗田艦隊が、航空攻撃と、真珠湾から引き揚げられた戦艦部隊など米艦隊の反撃により
ほぼ全滅させられたことは、確実なので、栗田提督を一方的に責めるわけには、
いかない。ミッドウエーやマリアナ同様、作戦構想じたい、おかしいのだから\(^^;)...
※おそろしいことに、いわゆる台湾沖航空戦に続き、レイテでも米艦隊に大打撃与えたと
大本営は、判断して、レイテ島「決戦」を推進してしまう(-_-)
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2014/07/24 07:13

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