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自室に体長3mmぐらいの虫が飛んでいます。
私の体に止まったり、鼻の穴に入ったりするので、叩こうとするのですが、いつも逃げられてしまいます。
私は生物学には全く疎いのですが、何故昆虫は危険を察知出来るのでしょうか?
哺乳類の様に昆虫も脳はあるのですか?
また、上手に逃げるのは複眼と何か関係があるのですか?
その方面の方、ご教授、宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

 触覚などのセンサーがありますので、空気の流れも感じ取ります。

振動も。

 参考に面白い記事を紹介しますね。


 

参考URL:http://www.afpbb.com/articles/-/3012340
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この回答へのお礼

ご教授、有り難うございます。
さっそくリンク先拝見させて頂きました。
また何か面白い情報がありましたら宜しくお願い致します。

お礼日時:2014/07/31 20:36

危険を察知するための仕組みなどは良く紹介されていますが、



危険を察知したいという衝動や生き残りたいと言う衝動、これについての説明が無いですよね。

こうしたとき私も昔は脳の構造や複雑さに答えがあるのではないかと思っていました。

しかし、アメーバなどの簡単な生物でさえ、よく似た行動を取ります。

とすれば、脳のあるなしは関係ないということですよね。

また、大学の工学部などでニューラルネットワークと言うのを習います。

これは脳細胞がどうやって思考しているかを解析し、考え出したアルゴリズムです。

これを使って擬似的に脳と同じ動きを再現できます。

面白いことに、直ぐ傍にある答えに飛びついてなかなか考え方を変えなかったり、

勘違いしたりと、非常に人間に似ています。

シミュレーションなどで使うニューラル素子(脳細胞とおなじ役割をする)は、

せいぜい数十個なのですが、単調な作業であれば意外とこなします。

脳と呼べるほど沢山の細胞が無くても、こうしたことが実現できると言うことです。


ところが一つ大きな問題が残ります。

このニューラルネットワークは、コンピュータでいうところのハードウェアであり、

ソフトウェアに相当する部分は外部から学習させないといけないのです。

この学習が面倒であるため、実用性に乏しいとされていました。


私たちの脳は、何かを覚えて真似をすることしかできず、その原型は外から与えないと

いけないのです。



ここからは自説になりますので、面白い話くらいにおもって聞いてください。

私は人間に近い意識を細胞一つ一つが持っていると考えています。

昆虫程度でも多数の細胞がありますから、

人間一人と同じくらいの意識を持っているはずです。


脳は学習して同じものを再現するための仕組みであり、脳細胞の数が増えても

再現するものの数が増えないのです。

どちらかと言うと、デジタル画像の画素みたいなものです。

画素が多いと再生する鮮明さが違いますよね。

人ほどの大きな脳を持っていると、画素が相当多いデジタル画像ということです。

しかし、これが再現しているもは一つのはずです。

これが細胞の能力です。


脳は、細胞がもともと出来ることを複製している装置であり、

人の能力は細胞の能力を超えれないと思います。

脳の大きさで能力が決まるのは、いかにして細胞の能力を複製できるか?

と言う精度の問題です。



医学的に考えますと、脳を学習させている大元は、神経からの伝達です。

これの大半は、脊椎から来る太い神経でしょう。

目や耳は別系統ですが、学習させるには情報量が乏しく、人間が人間足らしめるための

ソフトウェアは脊椎からの神経によってあらかじめ(生まれる前に)インストールされて

いると考えられます。


遺伝により体の形質が変化すると言うのは良く知られていますが、

これはハードウェアの設計図としてとらえられます。


ソフトウェアの原本は何なのでしょう?

これも良く考えますと、神経に伝達される情報は、抹消の神経が接している近辺の細胞が

発していると思われます。


もし人間がニューラルネットワークを機械で作ろうとした場合、

その構成する材料は、電気的な素子でしょう。


私たちは生物ですから、大量の電気を体内に通すわけには行きません。

ですので、これは微弱な電波を使い、これを増幅して信号に変えていると思われます。

体内のミクロの世界で考えますと、色んな化学反応により雑音のように沢山放出されている

はずです。

ミクロの世界ですと、たんぱく質と言われる高分子が微弱な電気を帯びています。

これが移動するわけですから、微弱な電波は出ているはずです。

これを受けて、同じ様な動作を行えば、同じ様に電波は強まり増幅が出来るわけです。

これが神経の伝達の仕組みに近いと思っています。


また、電波と言うのは沢山集まると打ち消しあってしまい、共通しているものだけが増幅される

と言う傾向があります。

ある程度強くなれば、これを受けた脳細胞が、これを真似して、同じ様な電波を出す回路を

学習により作ることが出来ます。


脳は、細胞の活動により発せられる電波を、大掛かりに再現する等価回路としたほうが、

自然に思えます。



さてここでこの電波について少し考えて見ます。

ラジオなどで拾う電波を、増幅してスピーカーにつなぐと、音がなりますよね?

脳波もそのまま誰かの脳につなげれば同じ様な感覚を共有できるはずです。

では、間にちょっとした変換をくわえて見ます。

感情をこめて声を発してみますと、それが音(声)になりますよね?

この音が誰かに耳に入り、その音により感情が伝わるということはありそうです。

このように、一見して違うもの、上の例は音波ですが、に変換しても伝達できると言うことです。

再生してみて初めて、感覚を共有できるわけですね。


では?

私たちが脊髄から送られる神経パルス、これによって共有している感覚は何なのでしょう?

それどころか私たちが意識と呼ぶものは、何かのコピー、感覚共有であると言うのが

間違い無さそうです。


つまり私たちが意識と呼ぶもののオリジナルは、細胞が持っているのではないでしょうか?

人には60兆の細胞がありますから、一つ一つの意識は小さくても、

これらが60兆倍されて私たちの脳を学習させているのではないでしょうか?



人の大脳は大きいですから、自らの意識を自覚し、これすら認知できると言うこと。

しかしこの衝動である本来のオリジナルは、細胞が発しているものでなければなりません。

消去法ですね。


思わぬ小さな生物が、人間と似た行動をして、気持ち悪いと感じることがあります。

しかしこれは本末が転倒しているのであり、

「人間らしい」

が嘘であり

「人間が細胞らしい動きを上手に再現している」

つまり、細胞らしいと表現すべきでしょう。



私たちが持つ概念。

善意、悪意、仲間意識、感情、組織の作り方、協働の仕方、敵との戦い方、

道路や鉄道を駆使した街づくり、通信を重要視する傾向。

何故だか体内の仕組みに似ていませんか?

私たちがアイデアと呼ぶものは本当に作り出されているんでしょうか。

体内の仕組みをキャッチして、あるときふと思いついているのではないでしょうか。


自分がオリジナルだと思い込む発想が、

そもそも間違っているのかもしれません。


こう発想転換をしますと、

数ミリの虫でさえ、膨大な数の細胞で構成されています。

これらが導く衝動、パターンは、私たちが共感できるものであるはずですよね。

植物に感情がある(脳はないが)と言うのも当たり前ですよね。

その数に関係なく、一つでも細胞があれば、

その能力は同じなのです。

私たちは同じ能力を大規模にコピーしているだけですから、優秀さは同じです。


例えば私たち一人ひとりが細胞とであるとすると、その全体は国家です。

脳とは政府を表すものでしょうね。

そのときふと、

脳の中に存在する何やら自分たちに近い漠然とした存在に気がついたとします。

つまり私たちの意識です。

これが神の概念だと思うのです。

細胞にとって見れば、自分たちの想念(神経パルス、細胞のつぶやき)が集まって、

不思議な存在が作られたことになります。

もし、私たちの意識のオリジナルが細胞であるならば、

副産物である私たちの意識を認知することがあっても不思議ではありません。

このとき神という概念を彼らは抱き、

それが私たちの脳に更にコピーされたんではないでしょうか。


さて、脳の仕組みから仮説を膨らませてみました。

自分たちに脳があるから複雑であり、人間性を維持できるのではなく、

脳があるので「より正確に細胞のまねができる」としたほうが合理的です。


また、人間にとって能力が高いと思えるものを他の生物が保持していたとします。

しかし、これは、

「脳があれば出来ても不思議でないけど。脳を持ってないお前らがどうしてできる?」


と問うていることに気がつくべきです。

この発想に落とし穴があると思います。

全ての生物は元からある細胞以上の能力を発揮できない。

相対である生物個体として細胞の能力に近づくためには、

再現装置としての脳が有効に活用されている。

しかしのこの大きさによっては、完全に復元できない。



脳があると優秀であると言うのは思い込みでしょう。

私たちの意識が脳細胞により再現されているため、

彼らの願望を述べているのだと思います。

脳を持たない個体でも、本来の能力は同じだと思います。


ですので私の答えは、

「けっこう細胞が集まっているので、その程度できても不思議ではない」

と言うことです。


近年、細胞の中の構造が大変複雑であり、人間の内臓に近いことが分かってきました。

しかしこの細胞を形作った衝動はどこにあるのでしょうかね。

これの原型は?

細胞にとっての細胞があるはずです。

これはどこまで小さくなって行くのでしょう?

いま多くの物理学者が、

素粒子が持つ衝動を大統一理論にまとめ宇宙を理解しようとしています。

生物、宇宙、神、人、これらが一つであると言う感覚は、

あながち嘘じゃないかもしれませんね。

以上、お楽しみいただけたら幸いです。
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この回答へのお礼

なかなかの長文で理解するのに時間がかかりお礼が遅くなり申し訳ございません。
「生命とは何か」「脳とは何か」ほんの小さな虫から疑問に思ってしまいました。
確か栗本眞一郎さんの「パンツを履いた猿」とかいうかなり前の著作で「昆虫は宇宙からやって来たエイリアン」であるとの記述があったのを記憶しています。
以前は鳥類に親しみを持っていたのですが、最近は昆虫にも親しみを感じています。
やはり昆虫は不思議な生物です。
また、鳥類、昆虫、爬虫類、哺乳類と違う生物形態があるのも考えてみると不思議です。
でも植物も含め、地球上の生命のハーモニーを最近は楽しめる様になってきました。
地震なども昔は怖いだけだったのですが、311以降これだけ頻繁に地震が起こると、地球も一つの生き物ではと感じる時があります。
有り難うございました。

お礼日時:2014/08/02 10:00

もちろん虫(昆虫)にも脳はありますが、少し私たちの脳とは違います。


小さくて複雑な思考はできませんし、目から入る視覚情報もそれを処理できるだけの脳はありません。
ですので、いわゆる「反射行動」によって虫は危機回避します。

視覚に何か動くものがあるとその大きさと動く速度から「逃げるべきもの」かどうか判断します。その習性を利用するなら、わざとゆっくり近づいてからたたきます。これはカメレオンが獲物に近づく時にはゆっくり動く、というのと同じです。ある程度遅いと虫はそれを「物」と判断して逃げません。

ほかにもわずかな空気の動きを察知知る器官もありますし、音や振動を感じる器官もあります。ゴキブリのおしりに触覚みたいな二つの短いひげがありますが、あれも空気の流れを感じる器官で、不自然な空気の動きがあると逃げ出します。

複眼は実は物をみるよりも物の動きを感じるのに優れています。1万の目が集まった複眼はいわば「1万画素のカメラ」と同じように見えると思いがちですが、そうではなく、それぞれの目が感じる光の変化から、動きを感じ取っているのです。
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この回答へのお礼

ご教授有り難うございます。
昨日、いままでなかなか取れなかった自室の小さな虫を、ゆっくり捕まえようとしたら、本当に捕獲出来ました!
今まで全くこの事に気がつきませんでした。
今度ゴキブリを捕まえるときも、ゆっくり動いて捕獲してみようと思います。
全く目からウロコの発想でした。
有り難うございました。

お礼日時:2014/08/02 10:06

>叩こうとするのですが、いつも逃げられてしまいます。


そりゃ当たり前、彼らは甲殻類の祖先(三葉虫)から分かれてきた、外骨格を持ち特に「飛ぶ」奴らの体内はほとんど空、非常に軽くその一方で面積が広い、空中で叩いたら気流だけで押し流されてしまう。
ゴキブリは逆の戦略を採った、身体は大きいが平たくなることで無理遣り逃げ込むことにして数億年を生きてきた。
>何故昆虫は危険を察知出来るのでしょうか
察知などしていない、甲虫類が良い例、簡単につかまる。
あとの奴らは上記した「見切り」で逃げる。
ゴキブリなど完全にアホ、だからゆっくり近付き、スプレー洗剤を掛けると窒息して死ぬ。
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この回答へのお礼

なるほど。そういう見方があったのですね!
大変、参考になる御回答、有り難うございました。

お礼日時:2014/08/09 23:25

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