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終戦記念日が近づいてきています。毎年この時期に戦争がらみの質問を挙げるのが私の恒例になっていますので、今年もと思い質問いたします。今年は、本質問の予備的な質問を何度かしたうえで、知りたいことの論点をはっきりさせたいと考えています。お付き合い願えれば幸いです。

最近、集団的自衛権に絡む問題を含め「徴兵」や戦争の「悲惨さ」などをクローズアップした報道を例年より多く見掛ける気がします。一方で戦争が起こる「理由」や現代の軍事やそれに関する大きな「潮流」についての報道は、あまり見掛けません。
集団的自衛権の行使=徴兵制度の復活というような、短絡的とも取れる発言が、メディアから散見される様子を見るに付け、疑問に思うのですが、皆さんは論の根拠となる情報を、どのように仕入れ、判断されておられるのでしょうか。

私は、本やインターネットの情報を元にある程度のクロスチェックを心がけています。またこういう場での様々な意見を見るなども、行っているのですが、皆さんはどの程度の情報収集を行っているのでしょうか。
正直、反戦や非戦が平和に貢献するという情報や、徴兵の足音が近づくなどの、根拠ある情報が手元に集まらなく、それらの検証に困っているのです。直にそういった団体に行く時間もなかなかありませんし。

今回の質問の主旨は

1 戦争に反対の方も、賛成(変ないい方ですが。必要悪とでも言い換えてください)の方も、自分がそれと主張する論拠を、どのように集めておられますか?

2 自分の主張と相容れない主張に関する情報をどのように仕入れ、その信頼性判断をどのようにおこなっていますか。また、バイアス排除に関するコツなどもあれば、教えていただけると幸いです。

の二点です。
今回の質問は、政治的立場に関係なく、皆さんがどのような情報収集をされておられるかを知り、自分の勉強の役に立てたいとの思いからの質問です。別段、こういう主張があるという質問ではありませんので、そこだけは先に(予防線として)主張しておきます。

補足やお礼は多少遅れても必ずします。
皆さんのお知恵をいただければ幸いです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

前回投稿分の間違いを修正します。


× 大学関係の資料は、日本であればgoogleサーチで.ac.jp、英国は.uk.jpで限定すれば
○ 大学関係の資料は、日本であればgoogleサーチで.ac.jp、英国は.ac.ukで限定すれば

さて英語が苦手ということですが、この頃はgoogleの翻訳がPDFにまで対応していますから、これを利用できます。むろん人間の翻訳者が訳したような文章にはなりませんが、大意をつかむのには十分です。

google翻訳はたいしたもので、英語以外にも多くの言語に対応していますから、いろいろな国の資料を参考にできます。

前回投稿した時には、いくつかのリンクを示しましたが、これらは過去の資料をみるものです。今現在の話は、それぞれの国の政府発表記事と世界の通信社のサイトから入手できます。

CNNやBBCが有名ですがReuters、N.Y.Timesさらには中東のALJAZEERA、ロシアのPRAVDA、香港のSCMP等を見ると、国際ニュースのとらえ方が国や立場で異なっている様子がうかがえます。

現地での報道を知るにはhttp://www.refdesk.com/paper.htmlが役立ちます。世界中のニュースサイトがリストアップされリンクを貼ってくれています。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

翻訳、使ったことが無いので、調度お盆休みにもはいりますし、試行錯誤練習してみたいと思います。
ご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/10 13:37

「自分の主張についての論拠」も「相容れない主張についての情報」も基本的には同じやり方で入手します。

できるだけ原典にあたる、それができない場合は情報加工が少ないレベルの情報にあたることです。そのうえで、学説や議論に基づき自分の考え方をかためていくと同時に相容れない主張への反証を組み立てます。要は事実と確度の高い情報に基づくことです。

以前は図書館で気になる情報の調査を古い新聞や公的出版物、あるいは学術文献などで調べることもありましたが、最近はネット情報が充実してきたので助かります。

例えば国立公文書館のアジア歴史資料センターのサイト http://www.jacar.go.jp に行くと明治以降の政府関係書類や軍事関係の資料を調べることができます。

国立国会図書館の近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/ も素晴らしいです。

米国の資料も www.archives.gov http://www.archives.gov/ で見ることができます。

大学関係の資料は、日本であればgoogleサーチで.ac.jp、英国は.uk.jpで限定すれば見ることができます。米国なら.eduです。

政府や大学の書類であれば何でも信用できるわけではありませんが、通説や「世間でよく言われるように」というような話、あからさまにせよ、意図を隠したものにせよ政治的背景を反映したような情報とは距離を置きます
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

リンク先、お気に入りに登録しました。参考にさせていただきます。ただ、当方英語がからっきしで、米国のサイトは読めないのです。これから先、自学を続けるのであれば、やはり読めたほうが良いのでしょうか?出来れば、全部翻訳してくれたサイトがあればいいのに…
閑話休題

たしかに原典になるべく近い資料を当たるのは鉄則ですね。読み込みが遅い私は、それに時間をとられてしまうわけで、新しい事象への対処が、古い知識や積み重ねに頼る場面が多いので、もう少し精進したいと思います。

資料検索の際の参考にしたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/09 09:18

こんにちは、戦争をまじめに考えていらっしゃる方で、うれしいです。




1 戦争に反対の方も、賛成の方も、自分がそれと主張する論拠を、どのように集めておられますか?

>戦争とは外交の延長であり、外交の一種とも言えます。戦争に至るまでには、必ず外交があります。外交とは必ずしも「交渉」とは限りません。対外的な行動と言えます。

 私は歴史書や人物の日記、政治学、思想史の本などを読むことによって、時間の流れをつかむようにしています。過去の戦争でもいきなり戦闘が始まることはありません。何らかの対外的行動が行われ、その結果、政治家は戦争という手段を用います。

 日々のニュースをみるたびに、この事象はどのような意味を持っているのだろうか、と考えます。一つ々々の事象がはっきりした意味を持っているわけではありませんが、流れをみていると、流れがそのどういう方向に向いているのか、自分なりに納得してきます。

 戦争は政治の一形態ですから、簡単に賛成、反対とは言えないでしょう。また戦争を決定した政治家を裁判にかけるわけにはいきません。特に選挙で政治家を選んでいる場合には、政治家には戦争責任をを問えないでしょう。
 つまり戦争に反対な場合には政治の場面で、政治家や国民が納得するように行動をするべきでしょう。


2 自分の主張と相容れない主張に関する情報をどのように仕入れ、その信頼性判断をどのようにおこなっていますか。

>残念ながら自分で情報収集することは大変に難しいですね。しかし時間の流れをみていると、ニュースや、新聞の論調に対して、「これはどうかな?」と感じることがあります。また大きな事件の場合には、情報が錯綜するのが常ですので、自分なりの考えを持つことが大切だともいます。

 関東大震災の際に、「朝鮮人が井戸水に毒を入れた」などというデマを信じることがないよう、普段から情報には敏感になっておく必要があるでしょう。
 ヒトラーの「わが闘争」を読んだことがありますか。今読むと、とんでもないことが書かれていますが、なぜあんな本をドイツ人は信用したのか、戦争に至る道程には恐ろしいものがあります。

 自分の歴史観、政治観を磨いていくことが大切だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

戦争は外交の一部であるというのには、大いに賛成です。大げさに言えば、目的を達するための手段の違いでしかないと考えています。民主国家では、その責任も、国民にもあるという考えが、主流ではないのか、新聞報道などで「アレ?」と思うことが多いです。私は、右よりの思考をしているので、左よりの人の見ている世界も理解できれば、論をより深められるかと考えています。

関東大震災の事例や、今でいれば在日利権の問題でしょうか?確りと調べた上で、自分に納得させて行動しないと、後々後悔しそうな問題ですね。仰るように自分の歴史観・政治観を磨いていきたいと思います。

わが闘争は、私の黒歴史です。中学の頃、一瞬かぶれた事がありまして…

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/09 09:11

1 戦争に反対の方も、賛成(変ないい方ですが。

必要悪とでも言い換えてください)
 の方も、自分がそれと主張する論拠を、どのように集めておられますか?
        ↑
・まず、保守か革新か、という大前提があります。
 哲学、思想、歴史などを勉強してこのスタンスを決めます。
 保守、革新の区別は重要で奥が深いですよ。
 ドイツ観念論哲学にまでさかのぼれます。
 共産主義は、そもそも国家を否定していますから、
 日本を守る、なんてことは重視しません。
 朝生などでも、世界さえ良くなれば日本など
 どうなっても構わない、という左の人が出て来ます。
 そうなると、国防以前に、じゃあ国家とは何か、国家は必要か 
 という議論になる訳です。

・それから、書物、TV,ネットなどで論拠を固めます。
・書物は、図書館を利用しています。
 読む量としては年間400冊ぐらいです。
・TVは、放送大学と高校講座です。
 高校講座、てのはバカにしたものではありません。
 非常に分かりやすく、本質を突いているモノがあります。
 例えば戦争の原因ですが、
 資源と領土が原因であり、この傾向は30年戦争を契機に
 強くなった、とちゃんと説明してあります。
 目から鱗でした。
 また、宗教が違う、というだけでは争いにならない、
 その間に経済格差が生じると争いになる、と聞いた 
 時にはアタマががつんでした。

・ネットは、そういうサイトや、ネットの知人からです。
 世の中にはアタマの良い人が沢山いますね。
 そういう人から教わります。


2 自分の主張と相容れない主張に関する情報をどのように仕入れ、
その信頼性判断をどのようにおこなっていますか。
また、バイアス排除に関するコツなどもあれば、教えていただけると幸いです。
     ↑
自分の主張を固める勉強していれば、それと相容れない
主張も自然と入ってきます。
自分の主張をよく理解すれば、相反する主張もよく理解
出来ると思います。
相反する主張を理解できないのは、自分の主張を良く
理解できていないからです。\
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、高校生講座ですか。あまり関心も無く、見たことがありませんでした。今度録画してみてみようと思います。放送大学も地デジで録画できましたでしょうか。そちらも敷居が高く、見たことが無いもので。

読書は年間100冊ほど。読むのが遅いのでそれで精一杯です、400冊とは凄いですね。日に一冊以上とは、尊敬します。少しでもあやかりたいです。本とネットで比較したり、複数の情報源から情報を探したりと、努力はしているのですが… 精進いたします。

2については、仰るとおりという面と、それはどう考えたらそうなるの?となる部分があり、そちらを理解したいと思いの質問です。例えば「中国と戦争だ!」とか「憲法改正で徴兵が復活する。アメリカも嫌だから南米に移住しよう」など、途中までは理解できても、なぜその結論がでたのか、そもそも本気なのかすら分からないものです。これは少し極端な例ですが、報道や新聞の中ですら、そういうものがあるので、皆さんがどう情報を収集しておられるのかを、参考にしようと思ったわけです。

回答ありがとうございました。参考にします。

お礼日時:2014/08/07 20:09

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