プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

3歳の我が子に絶対音感を身につけさせたいと思っております。

自宅のピアノを使い、母親が導いて
絶対音感を身に着けさせることはできるのでしょうか?

できるとしましたら、どんな風にレッスンを
すすめて行けばよろしいのでしょう?
その具体的な方法を知りたいです。
また、おすすめの教科書などをお教え頂ければ幸いです。

ちなみに母親は、ソナチネアルバム程度しかピアノがひけません。

A 回答 (6件)

No.2&4です。

コメントありがとうございます。私の回答だけなかなかコメントがつかなかったので、何かお気を悪くさせるようなことを書いたかと心配しました。
先に、絶対音感についてもう少し誤解を解いておきたいと思います。私は、クラシックのプロの作曲家、ピアニストです。指揮も致します。もうじき音楽を始めて50年になります。ヨーロッパにも長く滞在しましたので、日本、ヨーロッパの多くの音楽家と付き合ってきました。しかしこれまで、絶対音感、相対音感という話題が仲間の中で出たことはほぼ皆無です。絶対音感のためにおかしくなった、困っている、という話も一度も聞いたことがありません。私の場合は完全な絶対音感で、特定する気になれば、雨の音でも車の音でも特定できますが、普段の生活の中では、そういう音が聞こえてきても、ただ雨の音、車の音としか聞きません。それが常に気になってしまうのは、神経質になりすぎた場合です。音楽家が音に神経質になるのは宿命で、これは絶対音感を持っていようとなかろうと、うるさい音は皆嫌います。ですから、特殊な場合にそう言うことが起きないとは言えませんが、例外中の例外と思ってください。
また、歌の付いた音楽を避けるべき、という御意見も見受けられますが、これは不可能です。幼稚園でも、小学校でも、皆で一緒に歌を歌うのですから、うちの子だけ歌わせないで下さい、というわけにはいきません。むしろ、音楽が好きなお子さんなら、音楽に関することは何でもさせてあげてかまいません。それが一番音感をつけます。
子供用のソルフェージュ教材を紹介しているサイトを下にご紹介しておきますので、その中から、子供向きのやさしいものを選んでやってみてください。一番やさしいものなら、ソナチネが弾ければおできななるはずです。特別な方法を工夫することはありません。普通にメロディーをドレミファで歌わせてあげてください。それでも自然に音感はつくはずです。

http://www.gakufu.ne.jp/GakufuNet/pickup/2/001-0 …

ちなみに、私が子供の時、初めてソルフージュを始めた時に使った本も、まだ上の一覧にあります。

http://www.gakufu.ne.jp/detail/view.php?id=61616

ほかの教科書は内容がわからないので、特定のものはお勧めできないのですが、御覧になれば、子供向けかどうかだいたいお分かりになると思います。

なお、将来もし専門家にレッスンしてほしいと思われた場合は、ヤマハより、音大を卒業して個人で教えている先生につかれることをお勧めします。お住まいが田舎ということですので、難しいとは思いますが、下記のサイトでもしかすると見つけられるかもしれません。

http://www.piano.or.jp/teacher/

御参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答が本当に有り難かったので、失礼がない文面をと
考えているうちに、お礼が遅れてしまいました。
ご心配をおかけして、申し訳ございません。

僻地に住んでいながら、ヨーロッパでご活躍中の音楽家から
直伝頂けるとは、「なんて素晴らしいご縁でしょう!!」
と感動いたしております。

今回のご回答のお蔭で
「音感教育する事は、親の押しつけにならないだろうか…」
という迷いが消えました。

教本『うたうソルフェージュ』には歴史があったのですね。
今週、たまたま大型書店へ出向く予定がありましたので
そこで子供と一緒に買い求めたいと思います。

明快なご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/27 08:59

絶対音感なんて、そんな魔術的な特殊能力ではありません。


世の中には、ヤマハをはじめとして絶対音感教育を売りにする音楽教室はたくさんあって、教育のやり方もほぼ確立されています。個人的にお子さんに教えることも普通に可能だと思います。

基本的には、
・曲をピアノ等で弾いて聞かせながら、ドレミファソで唄わせる
  (ヤマハのCMにある、「ドレミファソーラファミレド」みたいなやつです)
を繰り返し行う、だけです。
本当の最初は、ドとソなどの2音だけをつかって、「ドドソソソー ソソドドドー」みたいな感じからはじめて、だんだん使う音の数が増えやしていく、というのがよく行われています。
また、ドレミファソラシドが歌詞ではなくて音の名前だと言うことを覚えるために、早い段階から、移調を取り入れるとよいです。同じ曲を(それまでに教えた音だけで唄える)別の調でも唄うわけです。
たとえば、「チューリップ(さいたさいた)」であれば、白鍵(7音)を全て覚えた段階で、ハ長調・ヘ長調・ト長調の3つの調で歌えます。
また、先生が弾いている鍵盤は、子どもに見せないほうがよいです。


ちなみに普通の人が上記の教育によって身につけられる絶対音感は、音階のある音(ピアノや管楽器)のみ音階が聞こえてノイズなどは音階に聞こえないレベルの絶対音感だけです。(ある意味、ちょうど良いレベルと言うか)
なんで、絶対音感のデメリットについて特に心配する必要はないと思います。

「全ての音(いろいろな生活音やノイズ音)も含めて音階に聞こえる」ような超絶レベルな絶対音感を身につけられるには、それこそ持って生まれた才能を持った本当にごく一部の子だけです。そういう人もいること自体は事実であろうと思いますが、私自身はそういう人に会ったことがありません。絶対音感を身につけると発狂するみたいな話は都市伝説でしょう。
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この回答へのお礼

あのヤマハのCMの「ドレミファソーラファミレド♪」ですね!!
具体的なレッスン方法のご説明、ありがとうございます。
また、『ちょうど良いレベル』の絶対音感のお話も
とても参考になりました。

実は、私ども、かなりの田舎に住んでおりまして、最寄の
ヤマハ音楽教室へ通うにも往復3時間かかってしまいます…。

その事も含め、どうやら、皆様のご回答から
『ノイズまでが音階に聞こえるレベルの絶対音感』は
学ばせようにも学ばせられない事が判りましたので
ソルフェージュと並行し、まずは、rabbit_cat様にお教え
頂いた方法を試してみたいと思います。

分かりやすいご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/26 13:54

No.2です。

補足させていただきます。
絶対音感も相対音感も、一長一短です。絶対音感がなければ音楽家になれないということではなく、持っていない音楽家もいます。私は、波止場で船の汽笛を聞いても、一瞬で何の音かわかりますが、生活に支障をきたしたことはありません。作曲や指揮など、複雑の音を扱うのには、絶対音感は有利です。反対に、歌の伴奏などで、歌手の声域に合わせて曲全体を移調しなければならないときや、クラリネット、ホルン、トランペットなどの移調楽器を演奏するときは、相対音感の方が向いています。こういったような場合、私は確かに不便を感じることがありますが、練習次第でどうにかなると思います。もし、お子さんを音楽家にしたいというのでなければ、絶対音感にこだわる必要はありませんが、その点が御質問からは読み取れませんので、念のために捕捉させていただきました。
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この回答へのお礼

質問の説明が足りず、失礼いたしました。
絶対音感を身につけさせたい理由ですが
必ずしも音楽家にさせたいからではございません。

我が子は今、何かしらの曲が流れると、そのリズムに合わせ
にこにこ笑顔で歌って踊り、この上なく楽しそうです。
このまま、音楽に彩られた豊かな人生を送ってもらいたい
と願う中、絶対音感は時期を逃すと習得が難しいらしいと
聞きまして、それを学ばせてあげるのも親の務めかな
と思ったものです。

また、親自身も、日々の暮らしの中で素敵な曲を耳にする度に
「これをピアノで即興でひけたらどんなに楽しいことだろう」
と憧れてきたことも理由にございます。

将来、親子でジャズ、クラシックセッションなどができたら
最高です。

絶対音感を持たない人間からしますと
波止場の汽笛が何の音かお判りになるなんて、それだけでも
とってもロマンティックなお話です。

私ども、僻地在住のため、大変残念ながら
ソルフェージュの先生の元へ通わすことは難しいのですが
まずは、子供向けのソルフェージュの本を購入することから
はじめてみたいと思います。

絶対音感を実際お持ちの方からのご意見は大変貴重でした。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/26 15:54

>自宅のピアノを使い、母親が導いて


>絶対音感を身に着けさせることはできるのでしょうか?

不可能ではないですが、母親の音楽知識におおいに依るでしょう。

絶対音感は、基本的には持って生まれた才能が大事らしいですが、きちんとした訓練で身に着ける事が可能とのことです。
その訓練法としては、基本となる和音を記憶して、それを単音に分ける。
さらにその後は、その音域を拡大しても判別できるようにする等の訓練が必要です。
そして歌のついた音楽(童謡やTVで流れている曲も)は極力避けなければなりません。
正直言ってプロにちゃんと指導してもらうのが最良でしょう。

私の妹がプロのピアニストなのですが、絶対音感に憧れる人は多いけど、絶対にお勧めしないと言っていました。
本当の絶対音感がある人は、とにかく聞こえるものが全て音階で聞こえてくるので、気が狂いそうになるんだそうです。
雨の音も車の音も。
テレビでヘタクソな歌手が歌ったりしているのを聞いていると、音が外れていたりするのが気持ち悪くて仕方がなかったりするので普段は全く音楽から離れた生活していないとやっていられないとのことです。
妹の留学時代のフランス人の友人は、音に敏感すぎて自殺してしまったと言っていました。

また、お子さんに音楽の仕事をしてほしいと願っているのであれば、絶対音感よりも、相対音感の勉強の方が重要になります。
私の妹はある年齢まで才能だけで調子よく無償でドイツの有名な先生のところに留学させてもらえるまできたのですが、それまでソルフェージュなどを理論立ててしっかり学んでこなかった為に、そこでエライ苦労したと言っていました。

確かに絶対音感は幼少期の訓練が必須と言われていますが、何よりもまずお子さんが音楽を好きになるような環境を作ってあげる事が大事かなと、個人的には思っております。
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この回答へのお礼

音に敏感で自殺された方のお話、とても驚きました。
また、まずは音楽を好きになるような環境が大事
というお言葉も、おっしゃる通りだと思いました。

我が子は今、ジャンルに関わらず
音楽が「大・大・大好き!!」という感じです。
その子供ならではの楽しい気分を台無しにしてしまわないよう
『相対音感+まあまあの絶対音感!?』が身に付くことを目標に
親も肩の力を抜き、導いて行けば良いと思えました。

丁寧な回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/26 13:33

音楽家です。

絶対音感を持っています。

絶対音感を身につけさせたい理由はなんでしょうか。将来音楽の道に進めたいということであれば、先生を見つけてください。ソルフェージュから始めるのが妥当です。その方法論を知っている人に、指導を任せた方が無難です。ピアノがちょっと弾けるというだけでは不十分です。私の場合は4歳ごろ、ピアノを始める前に、まだ音大を出たばかりの若い先生に、ソルフェージュのレッスンを受けました。子供用のソルフェージュの教科書を使って、歌う訓練です。3歳から始めるのであれば、あわてなくても大丈夫です。指導法がよければ必ず絶対音感は付きます。少し前に、「音感を身につける教材はありませんか?」という質問が出たとき、回答を書きましたので、そちらも参考にしていただければ幸いです。下のページのNo.2が私の回答ですが、そのあと一度退会したので、ハンドルネームはnoname#197531に変わっています。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8706231.html

以上、御参考になれば幸いです。
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もってうまれた才能らしいですが


トレーニングでも可能みたいですね。
子供が音楽教室に通ううちにいつの間にか身についたと
知り合いのお母さんが言ってました。
レベルも色々あるみたいで
その子供は学校でのクラスの合唱ができなく
苦労したようです。
周りが音痴で頭が痛くなるみたい。
雨の音も気持ち悪くなるみたいです。
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この回答へのお礼

自然に身につく事があるのですね~。
また、絶対音感にレベルがあるとは思いもよらなかったです。
お教え頂き、本当にありがとうございました。

お礼日時:2014/08/26 12:53

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