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書誌学を勉強しています。
初印本とは、新しく彫刻した板木の版面に初めて印刷してできた本、とのことですが、この時の「初めて印刷」とは、最初の一枚目のみが該当し、その後続けて刷る二枚目以降で製本したものが「後印本」となるのでしょうか。
または、例えば同日中に印刷した紙面はすべて初印本とするなど、ある程度まとまりのある区別がなされているのでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

江戸時代などでも


当時の本の奥に
または最初の頁に
発行した発行所と日付けが
彫ってあります
それが初印本です
一枚目とか一日目というわけではありません

木に彫るわけですから
何枚も刷っていると
版木が減ってきて
だんだんと読みにくくなってきます

そのあたりになると
他の同じ本と比べて
木の減り具合で
初期に刷ったものか
後半のものかを判断します

読みにくくなっていても
発効日がおなじなら
初印本といえるでしょう

また
彫りなおして再販するときでも
日付も改めます

当時はいいかげんなようで
出版物には
遊郭の女性の名前を入れてはいけないとか
結構うるさいようでしたからね
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました。
初印本と称する範囲について、とてもよく理解でき、スッキリしました!
大変助かりました。御礼申し上げます。

お礼日時:2014/09/16 22:53

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