10秒目をつむったら…

私の友人の話です。(ほんとです)
○長男(25歳)
○現在父親(55歳)は三度目の再婚、既に再婚相手との間に子供が数人

詳しくは書ききれないのですが、かなり酷い父親らしく、これまで育ててきた養育費を返還するように求めてきて、彼が必死に貯めてきた百五十万円が入った通帳とカードを、帰省した時にバッグから無断で奪ったのです。

友人が抗議したところ、「まだ借金を返してないだろう」と切り捨てられたそうですが、何とか奪い返すことは出来ないものでしょうか?

ここで父親の言う借金とは、大学進学時に支払った100万円くらいのお金とのことです。親と子の間で、借用書的なものが取り交わされたかは聞けていません。

聞いている限りの話では、彼は父親の酷い仕打ちのため、中学時代に家を出て祖父母の家に厄介になっており、高校・大学は奨学金と、親の100万円程度の援助で卒業したそうなのですが、それでも問答無用で全財産を奪うことは、法律的に見てどうなのか、弁護士を通じてでも奪い返すことが出来ないのか、と思い相談させていただきました。

あまり踏み込んだところまでは聞けず、背景が不明なところがあることは承知しているのですが、以上の情報で何か取れる行動が無いか、教えていただけますでしょうか。

A 回答 (3件)

法律家じゃないので、参考程度に見て下さい。



同意もなく別居している子供のカバンから持ち出したってことは、窃盗罪に相当します(親子間なので、訴えない限りは罪には問われませんが)。例え借金があったとしても、「必死に溜めてきた金」を同意なく全額奪ったって事は心象も悪いですから、返還を求めて訴えれば通帳の返却判断が下されるでしょう。

まぁ借金か否かの判断については、法律で判断してもらおうにも、親子間の話でまして過去の口約束なんてものは曖昧にすぎるもの。例え裁判に持ち込んでも和解を薦められるのがせいぜいで双方納得の解決にはならないでしょうね。

双方の間で貸付金としての共通認識が無かった事を証明できなくとも、親が「学費」として出したものは子への援助であり、「借金」とみなさないと判断される可能性の方が高いです(社会的に見ても親が支払う大学の学費は返済を求めない援助である事が一般的であるため)。そして、たとえ「借金」であるという共通認識があったと証明されても、利子も返済条件も決めない口約束では、一部の返済、あるいは月々数万円程度で生活に支障をきたさない範囲での返済が妥当だと判断される事と思います。もともと返済を期待していなかったと判断できるので、生活を支える金を奪ってまで即時全額返済を求める理由としては根拠が薄いでしょう。

ちなみに浪人などしていなければ、ご友人は「契約」当時は未成年だったはずです。つまり個人で借金の契約を交わす資格は無かったんですね。さらに貸主が契約者の保護者ですから「保護者の同意」を取る事も出来ない(利益相反関係にあるため、「同意」する資格がない)。だから実は契約自体が成立していなかったと言えます。だから成人してからこれまでに返すという意思を示した事が無く、もう半年ほど早ければ口約束を反故にすることもできたはずなんですけどね(25歳だともう取消権の時効の5年が過ぎてるんですね)。
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この回答へのお礼

私もそう思います。
友人は、腹違いの弟たちのためにも、出来る限りのことはしてやろうと思う男前な奴で、学費を返すこと自体は、その家庭の事情もあることなので、そこを深く考える必要は無いと思っています。

問題は、その父親が無理やりに通帳ごと全財産を持っていったということですよね。
いただいたご回答を参考に、取るべき対策を検討してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2014/09/26 16:19

 まずは、銀行に連絡をとり通帳・カードの紛失を届けましょう。

休日でも、夜間でも通帳・カード紛失の連絡はできます。これで、カード・通帳が使えなくなりますので、無断引きおろしが防げます。
 その上で、自分で通帳・カード再発行の手続きをすれば良いと思います。
 
 もちろん、弁護士等を通じて返還請求することもできるでしょうが、時間がかかりますので、その間におろされてパチンコなどに使われてしまったら返してもらうのは非常に面倒くさくなりそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
相談されたのが昨日で、事が起こったのが数ヶ月前と思われるので、ムダかも知れませんが、薦めておきます。

お礼日時:2014/09/26 16:13

答えになっていませんがシートン動物記のシートンも同様に、成人後父親から養育費を請求されたそうです



>アーネストが少しでも反抗的な言動や態度があれば体罰があった(これに関しては、当時は体罰が一般的に行われていたので、ジョセフが一般人とかけ離れていた訳ではないことに留意したい)。そして極めつけは、アーネストが成人すると、生まれてから今までアーネストに使用した金の明細書を見せ、返済するように求めたほどである。

そのような父の厳しさにも負けず、シートンはオンタリオ美術学校を優秀な成績で卒業したと伝えられている。またその頃から自身の好む、動物を題材とした絵がとても得意であったという


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC% …

この回答への補足

せっかくコメントをいただきましたが、そういうことを聞いているのでは無いです。

詳しくは書けませんが、その父親は間違いなく人間のクズに分類されるほどの酷い人間です。
ちなみに友人は、現在祖父の病気の為に職を辞して地元に戻り、看病に追われています。現在無職です。
また、彼も、100万円を返済しようとがんばっていたのですが、アパートの家賃や就職活動中に使う生活資金もいきなり全て奪われ、身動きが出来ない状態になるのが分かっていながら全財産を没収されたので、その対策を投稿したのです。

補足日時:2014/09/26 15:28
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