プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、仲間たちで靖国神社へご参拝に。
その折、ご拝殿に鈴と鈴緒が無い事に気が付きました。
仲間達も、そう言えば出雲大社も伊勢神宮も無かったとの言葉です。
皆さんのお近くの神社(氏神さま)ではありますよねえ。
一体、鈴と鈴緒がある神社と無い神社はどうして存在するのでしょうか?
無い神社は、どうして無いのでしょうか?
ご存知の方がおられましたらお教え願います。

A 回答 (2件)

神社本庁の冊子にはもともと鈴は出てきませんでした、拝礼と玉串だけです。

神社本庁のサイトも動画になって始めて鈴が出てきました。

そもそも参拝と言うのは、今で言う昇殿参拝の事を言います。つまり拝殿に上がって神主さんに祝詞を挙げてもらう奴です。一般には境内の手水舎で手口を禊ぎ昇殿する方法と巫女が手桶で昇殿の直前に漱ぐ方法があります。
近年示されている手水の方法どこかで見たことありませんか?あれは茶道と同じなんですね。なぜなら出典が同じだからです。

昇殿参拝では本来賽銭は捧げません。事前に供物料、玉串料などとして納めます。昇殿して祝詞をあげてもらい、玉串を奉奠して、巫女により矛先鈴(鈴)を用いた舞が奉納されます。巫女舞は神社のサービスだと思ってる人多いですが、あれも初穂料などに含まれ、私達が神様に奉納しているんですよ。

私達が日常行なっている参拝は『自由参拝』といって略式のものです。賽銭をささげるのは供物料や玉串料をセルフサービスで行うもの、祝詞は神社の前に「神拝詞」が掲げられていますね。これもセルフサービスです。そして鈴も巫女舞の鈴祓いのセルフサービス版。
要するに料理を一品ずつ運んでくれるだけではなく、立ち座りに椅子まで引いてくれるような高級レストランとオカズを自分で取って運ぶ街角の食堂の差と同じだけの差がココにあるわけです。
伊勢の神宮も以前は賽銭をいれる場所もなかったんですよ。観光客が増えてきて玉垣の中に投げ入れる輩が出てきたので設置したんです。初詣に賽銭を投げられたら明治神宮のように柱が傷だらけになってしまいますからね。
ですから元々セルフサービスの自由参拝を念頭に置いて鈴が設置されていると考えてください。つまりサービスです。

明治になるまで格のある神社では一般人は鳥居の中にも入れませんでした。入れたのはせいぜい村社などの庶民が勧請した神社くらい。なので皆鳥居の外で参拝していたんです。いまでも歴史ある神社の中には鈴を備えていない神社も少なくありません。
そして実は伊勢の神宮は当初は神社としての格はあまり高くなかったんです。

また元々鈴がなかったことから古い社殿では梁を傷つける事になります。なので鈴を設置しない神社があります。珍しい所では世田谷の奥沢神社では新しくした後に針を傷つけたくないと言って鈴を外しましたなので巫女舞の鈴が並んでいます。(現状は不明)

もう一つの原因としては壊されると言うことがあります。私たちから見ると、実に鈴の鳴らし方が乱暴。鳴らない振り方をしているし、大きな音が立てばイイと思っている人が多い。だから壊されるので、吊るすのを辞めてしまったと言うところも多いです。

ちなみに
手水舎も野良猫や野鳥による汚染、都市部では浮浪者などの利用(洗濯や身体を洗うなど)の理由で設置そのものをやめたところが多いです。
さらに賽銭箱も防犯の理由から本殿内に設置したり、設置しない神社もあります。設置されていない神社では維持管理は氏子会でやっているので賽銭を放置しないようにしましょう。
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1:>先日、仲間たちで靖国神社へご参拝に。



「ご参拝」の「ご」ですが、↓の「尊敬語」であり、自分には使いません。

【尊敬語と謙譲語】
http://park2.wakwak.com/~lion/benkyou/kotoba-tuk …
(尊敬語 ・・・ 相手または相手に関係のある人や持ち物・状態・動作を敬って使う言葉
謙譲語 ・・・ 自分または自分に関係のある人や持ち物・状態・動作をへりくだって使う言葉
丁寧語 ・・・ 尊敬の気持ちをこめて言葉自体を美しくいう)


質問の主旨は↓でしょうか。

A:>一体、鈴と鈴緒がある神社と無い神社はどうして存在するのでしょうか?

回答A:神社の勝手。

神社にとって「鈴」自体は絶対必要なものではありません。
鈴の目的は、参拝者が鳴らすことで神へ呼びかける為のものですが、
この形式は、戦後に行われるようになったものです。
正式な作法は、柏手を打って拝む「二拝二拍手一拝」です。

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