アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

いわゆる「ニコン親父」と呼ばれるニコンの上級機種を持つ事に意義があると思っている年配層のおっさんに昔聞いたことがありますが、皆「ニコンFは高くて買えなかった」と言っていました。

でも大卒初任給1万円の時代に標準レンズ付で約7万円・・・今の時代に換算すれば(初任給20万として)140万円・・・これってちょっと前の新卒社会人が初任給を頭金にしてシルビア(K’sで210万)とかスカイライン(タイプMで290万)を買うよりも遥かに安くないでしょうか?

更に言わせて貰えばあの当時、高校生が時給300円行くか行かないかのバイトをやってホンダのCB750(昭和44年当時38万円)やカワサキのZ2(昭和48年当時46万円)を買ったり、大学生が高校生+αの時給のバイトで箱スカGTやセリカLB(供に120万円ぐらい)を買った事を思えば「屁」みたいな金額かと。

質問者からの補足コメント

  • はっきり言って当時の高校生ですらバイトして買える金額の物を買えないなどと言うのは己の努力不足に対しての責任転嫁ですよ。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/04/09 02:26

A 回答 (4件)

他の回答通り、時代考証と当時の貨幣価値を見直したほうがいい。


1960年半ばだと、ラーメンライスが100円だった。
ラーメンは60円、ライスは40円位だね。
これで時給300円のバイトも無いだろ。

んでさ、あなたが決定的に理解していないことを教えてあげるよ。
ニコンFってフィルムカメラなんだ。
つまりね、写真の出来はレンズとフィルムに依るわけで、ボディはフィルムを感光させない暗箱でありレンズを固定する土台だ。

俺はF2から使い始めたが、F2でもリトルニコンと呼ばれたEMでも同じ条件で撮影すれば同じ写真が撮影出来るわけよ。
今のデジカメって撮影機能に特化したコンピュータだから、素子やエンジンと呼ばれるアルゴリズムで旧型と最新型では吐き出す絵にどうしても差が付くよね。

ひるがえって、今の時代。
価格が140万のデジカメと14万のデジカメがあるとしよう。
ただし機能には差が無い。
これで140万のデジカメをあえて買うホビイストがどのくらいいると思う?

プラスチック感覚しか知らない今のユーザーにはわからないだろうけど、昔の一眼レフってオーラがあったんだよ。
腕が伴わなくても、ニコマートでも同じ写真が撮影できるってわかっていても、あこがれだったわけだ。

んでもさ、やっぱ差が無いカメラに生活切り詰めて140万出すのは躊躇した方が多かっただけのことさ。
あなたのようにこだわりなく生きるのも吉幾三。

当時は高価なカメラを買い、自分で現像・プリントするマニアってそこそここだわりと好奇心が強かったのよ。

あとね、ニコン親父じゃないよ。
ニコ爺ね。
俺?
ニコ爺。
今は金があるから、ガキの頃に憧れていた再生産のS3の白と黒、SPまでタンスの肥やしにしているし。

おまけ。
Fのアイレベルの登頂部は角が立っているよね。
あれは戦場での殺人兵器となった。
KGBあたりでも恐れられたから、政府により生産・販売の規制がされていた。
それゆえ入手が困難で高値で推移していたことを誰も知らない。
兵器としてはジッポのライターと同じだね。
    • good
    • 2

ニコンFは、昭和30年代の後半の高級一眼レフでした。

標準レンズ付で¥7万弱、当時の大卒一般職の平均給与は、月額8,9千円位でした。当時は、中学卒が集団で就職していた時代で、高校進学率が40%に満たない時でした。オリンピック景気に湧いたのが、昭和39年です。
そのような時代背景の中でのニコンFは垂涎の的であったし、「ニコン親父」の云うように、景気の動向からくる一般家庭生活の中では、とても手に入れられない代物でした。私はカメラ屋を営んでいた父の手伝いをしていたこともあって、良くしっていましたが、町の中でも所謂大尽どんの親爺しか買えなかったのは事実でした。この後の日本経済の発展は、良くも悪しくも大きな変革をもたらし、あなたが云うところの時代の車などが買えることとなったのです。わずか数年の時間空間で、社会は大きな変貌を遂げました。「ニコン親父」の話は、素直に「そうでしたか」と聞いておいて間違いはないと思います。補足にあなたが書いた文言は、知らないからとは云え相手に対して失礼ですね。
    • good
    • 3

単純なお金の比較だと、そうなりますが、その高校生や社会人は家にお金を入れていますか?



換算の仕方が間違っていますよ

1万円の収入で家族(夫婦なら二人、子供が居れば3人4人・・・)と暮らしていかなければいけないんです、米を買って野菜を買って電気代を払って、家賃を払って教育にもお金が掛かるし

月にできる貯金は30円だったりします。

月に30円の貯金で7万円を溜めるには、195年掛かります
これが、買えない価格なんです。

高校生や新社会人は、働いたお金を全て貯めてカメラや車を買えますが、それはお金を家に入れていないからですよ

ちなみに当時の高校生のアルバイト料は時給300円ではなく、30円です。
    • good
    • 2

えーと、まず比較対象がおかしい。

せめて同年代のカメラと比較しないとね。

また、ニコンFが流行ったのは1959年からの10年ほど(特に60年代前半)です。
そして事例に出しているバイクが69年と73年。
問題はその10年で物価は大きく変動していること。
確かに1960年ごろには大卒初任給は1.3万円ほどですが、10年後には3.4万円ほどになっています。
ニコンF発売当時の価格と比べるにはちょっと無理がある。

というわけで、バイクだなんだは一回忘れて、
シンプルに現在の大卒初任給を20万円とし、ニコンF発売当時は1万円としましょう。
20倍ですから、現在の価値で140万円ほど。

そりゃまあ、大学生だって無理すれば140万円のカーローンを組むことは出来るでしょう。
でも、買うのはあくまで「カメラ」です。
車と違って移動費の節約みたいな分かりやすい経済的効果もないし、
下取りの仕組みも整っていません。(無いとは言いませんが)
一般のカメラに対する感覚で考えるのが妥当でしょう。
例えマニアであっても、カメラに100万円以上支払える人なんてなかなか居ませんよ(笑)。

もちろん年配の昔話には多少の誇張は含まれるでしょうけれど、
それを差し引いたとしても、「(一般人には)とても買えなかった」
というのは嘘だとは思えませんし、ましてや「屁」ではないでしょう。
この回答への補足あり
    • good
    • 1

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!