反日教育の経験が無い嫁、本当ですか？

私の中国人の嫁の話では、学校で７３１や南京を授業で教わった事は無かったと言ってました。

いや、無かったと言うよりは、歴史の授業は、王朝の授業が長く、時間切れで、近代まで、たどり着かないので、出来なかったと言ってます。

本当でしょうか？

ちなみに、嫁は1974年生まれ、場所は大連です。

仮に、本当だとして、嫁の学校、或いはクラスが特殊なのか？それとも地域によって違うのか？或いは、嫁の年代によるものか？

ご存知の方いますか？

では、嫁はどこで７３１、南京を知ったのか？と言えば、しつこくやっている反日(抗日)ドラマだそうです。

もっとも、私は最近、中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を知りましたので、ほとんどドラマの内容はウソらしいです。

ともかく、嫁は反日ドラマは飽きて、日本のドラマや、アニメのほうが面白く、そればっかり見ていたそうです。

嫁の話では、昔の日本人は悪かったけど、今の日本人とは別人で、昔の事なので関係ないと言ってます。

・・ところが、私自身、嫁と知り合う直前まで、中国人とは、まったく接触がありませんでした。

漠然と、中国人は戦時中の日本軍と現代の日本人を同一視していて、子供の頃より、中国人は全員、日本人を憎むように、教育で洗脳されていると思ってました。

実は、母の兄弟が私と嫁との結婚に反対していまして、理由の一つに、嫁の反日感情を挙げていました。

結婚して8年経ちますが、それが原因で最近まで、母の兄弟と私達夫婦は絶縁状態でした。

・・で、先日、ようやく、嫁が重度の認知症である私の母を長年介護している事を知り、兄弟達がその事実に感動して、嫁と母の兄弟が会いました。

母の兄弟達は、嫁に何度もお礼を言い、これからも母をお願いしますと言っていて、ちょっと、私も感動してしまいました。

質問者からの補足コメント

• 言い忘れましたが、ようやく最近、母は施設の入所の順番が来まして、今では、嫁は、介護の負担から解放されています。

    補足日時：2015/05/30 04:25

• 後半の話し、余計でしたね・・。つい、勢いで・・・。
  
  私が興味があるのは前半の、嫁が受けた反日教育の現実についてだけなので、そちらを中心に回答していただければ、助かります。

    補足日時：2015/05/30 04:55

No.7 回答者： chiha2525 回答日時： 2015/06/01 10:41

ネトウヨ様は非常に正しく、日本においてはサヨクが間違った教育をし、中国においては抗日教育という間違えたことをし、自分のいうことが常に正しく、世の中のほとんどは間違えていると、非常に正しく（大切なことなので２度目）認識されておられます。

日本でも江戸時代のことは授業で詳しく教わり、庶民の生活から社会制度までほぼ全て知ることが出来、そのうえでＴＶの時代劇や大河ドラマを楽しんでおるのと同じですね。私は出来の悪い学生だったので、ほとんど習った覚えが無いですが。

No.6 回答者： r5305 回答日時： 2015/05/31 10:22

私にも中国人の友人（男）がいます。

たしか１９７２年生まれで、大連出身です。
彼の話でも、学校の授業でそんなに反日的な内容はなかった、とのこと。
しかし、戦犯収容所のあった撫順の抗日記念館や、南京大虐殺の記念館などでいろいろ知ったそうです。

よく言われるのは、天安門事件のあった１９８９年以降、庶民の不満を政府からそらす目的で反日教育を強化した、ということですが、おそらくそのとおりなのではないかと。
あるテレビ番組で、教師向けの反日教育マニュアルを暴露していましたが、小学生向けのようでした。
年齢的には、１９９０年に中学生以上だと、学校による反日教育の影響はほとんど受けていないのではないでしょうか。

ちなみにその中国の友人は、南京大虐殺などは「あった」という立場で、７３１部隊など日本の悪行を非難しますが、一方で中国のチベット虐待で中国政府を非難するなど、けっこうバランスがとれています。
個人的には、すごいいいヤツで、親友です。

No.5 回答者： HL230P45 回答日時： 2015/05/31 03:35

No１です。

「お礼（のようなもの）」でいただいた意見への返信と、私の回答の補足をさせていただきます。
（奥様の知識に関する私の疑問についてはスルーのようですね）
尚、質問者様が見落としていると思われる事について、再度語っている箇所があります。

私は、中国共産党軍が旧日本軍と全く戦っていないとは言っていません。
（質問とは無関係な事なので、わざわざ語る必要を感じませんでしたが）
どれほど戦っていたかについては疑問ですが。

以前、旧社会党が訪中し「日本は戦争により中国に多大な迷惑をおかけしました」と謝ったことがありました。
これに対して、毛沢東は「なにも謝ることはない。日本軍は我々に大きな利益をもたらした。日本軍のおかげで中国共産党は中国を手に入れることができた」
と語っています。

「誰かが嘘を言っていた」という嘘を語るのは、ただの嘘より性質が悪いと思います。

対象への濡れ衣や言いがかりで印象操作をして、それを自説の正当性にすり替えるのは詭弁家や詐欺師の常套手段です。
異なる主張の者を侮辱的な名称で呼んで貶め、第三者への印象操作を行い、自説の正当性に替える者も評価しません。

私は、中国が反日教育をしていると言った覚えもありません。
「このような事をしているという資料」を出して、奥様の証言と矛盾していると言っているだけです。

それに、質問の主旨は「反日教育の経験が無い嫁、本当ですか？」ではないでしょうか。

だとすると、質問する前に、奥様の証言について、どれだけの検証をしているのでしょうか。
回答に返信で質問をするのは、それらをした上でのことでしょうか。
当時の奥様が、記憶力や学習意欲の残念な方だったという可能性はないのでしょうか。


私はこのような質問への回答には、資料に基づいた説明をするべきだと思っています。
質問者様はNo１の資料について、どのようなお考えをお持ちでしょうか。
それに、これらを否定するにも根拠が必要だと思いますが。

「自分の願望」にドンピシャでない事や「相手への感情」を理由に、否定するような方には何を語っても無駄だと思います。

根拠も示さずに、自分の思い込みや願望を事実のように語るのは、絶対避けるべきことだと思っています。
（ここの目的は質問と回答であって、ごりっぱないけん　や　思い込みで議論をする場ではないと思います）

また、私は何百ｐもある文の一部を引用するときは、ページを明記するのは当然だとも思っています。
（そうでないと、引用した文が本当にあるのか？という事すら疑問を持たれてしまいます）

これらについては、最終的には質問者の読解力と判断力と良心に期待するしかありませんが。



また、誤解されていますが彼らにとっては、「日本人が嫌い」という事と「日本製品が好き」ということは矛盾しません。（というか矛盾に気が付いていません。）
それらは、彼ら自身の利益と比べれば問題にすらならないことです。

個人レベルの関係も「日本人と日本政府は違う」とか「悪いのは昔の日本」という理屈で解決しています。

↑によれば、彼らが日本人に示す「友好」とは、過去の日本の侵略や残虐行為は事実と信じていますが、自分はそのような事は気にしないか、寛大な心でスルーしてやっているという思考によるものです。
自分達の知っている歴史が嘘だと認めたわけではなく、日本人を許しているのでもありません。

（1：25　だって日本人は中国人の敵じゃないか。学校の先生もそう言ってたもん。
2：00　学校で見せられた教育アニメでも日本帝国主義を打倒しろって言ってたよ）

日本人と関係を持った中国人については、それまでの日本観と現実の日本のギャップに苦しむらしいです。

【中国人留学生が見た日本１　私が恨むべき日本はいったいどこに？】（動画）
https://www.youtube.com/watch?v=FZxpZ4b8gAw
（3：00　彼らの祖先が日本に悪い事をしたからといって、彼らがその罪をかぶらなければならないのか？）

その結果「親日」や「中国はクズ」となっても、「過去の日本＝悪」という認識は変わらないようです。



いただいた「お礼（のようなもの）」についてですが、

A：＞近代の授業は絶対にやってるはずだ！との主張ですが、嫁は、毛沢東を強烈に批判しています。
B：＞もし、それが、教育による影響ならば、毛沢東批判を授業で教えているのでしょうか？

肯定も否定も、学校で教えていないと発生しないのでしょうか。
（私には、奥様がそこまで自分のない方とは思えません。）
日本にも政権批判をしている方が大勢いますが、彼らは学校でそれらを教えられたのでしょうか。
（彼らの知識や主張には大いに疑問がありますが）


質問者様はよくある２択の罠に嵌っていると思います。

反日＝毛沢東崇拝　とは限りません。
反日と毛沢東批判は「どちらもクズ」とさえ思い込めれば両立できます。

実際中国のネットではそのような意見も存在します。
（進化論を否定している人＝神を信じている　というわけではありません）



C：＞ちなみに、嫁は1974年生まれ、場所は大連です。

他には、私はNo１で、反日教育が激化したのは1994年（奥様は20歳）からだとお話ししています。

それに私は高校の授業や大学受験に限定して回答してはいません。
それ以前の段階で、反日教育がされていないとも言っていません。
若いころに洗脳されて、その後に学び直す機会がなければ、反日で固定されたままです。



＞もっとも、表立って権力批判をする事に対しては、非常に怯えています。私から見れば、その怯え方は異常だと感じる事もあります。
＞習慣なのか？私に毛沢東や中国共産党を批判する時は、周囲に人が居ない時だけです。

私は、中国の密告社会を経験した奥様がそのようになるのは当然だと思います。
その為に、街頭でのインタビューも政府に都合の良い建前しか話しません。
地方のトイレに「個室」どころかドアさえないのは「密談」をされるのを防ぐためです。

中国が「平和的に併合」した異民族が住む地域では、３人以上が会話をしていると、捕まります。

【中国人留学生が見た日本２ 政治家を酷評できる日本に驚き　カラスにも疑問..】（動画）
. https://www.youtube.com/watch?v=n7a1KEClT-4



ネット右翼という言葉についてですが、
本来は侮辱の為の言葉で、使う人間の品性が疑われる言葉です。
現在では、ネット上の保守的発言をそう呼んで発言者を中傷することで、保守＝右翼＝差別主義者という印象操作をする為のレッテルとしても使われています。
（最近は↑を知らない俄か嫌韓や無知な人によって濫用されているので、意味がぼやけてしまっています）

「ネトウヨ誕生時の某掲示板」（動画）
http://www.geocities.jp/pleasurepleasure108/flas …

No.4 回答者： ebigawasampo 回答日時： 2015/05/31 01:50

＞学校で７３１や南京を授業で教わった事は無かったと言ってました。

それは本当でしょう。中国ももっと実利的な教育をしているので、そんなばかばかしいことに時間はかけません。奥さんの言うように抗日ドラマで知ったというのは事実でしょう。

他の方の回答もあるように、現在の中国人で日本が嫌いとか反日に凝り固まっているような人はむしろ少数者です。中国人の多くは日本製品を買い求め、使用し、日本製は良いということを知っています。それはイコール日本にも悪い感情をそんなに持ってないと思って大丈夫です。韓国を思い起こしてください。今の日本人の大半は韓国が大嫌いになりました。韓国旅行に行かなくなりました。韓国製品も買わなくなりました。韓国製のテレビは殆ど姿をけし、スマホも少なくなりました。スーパーが韓国フェアをやると、売れ残りが沢山出ます。嫌いな国へは行かないし、製品も買わないのです。

中国はどうでしょう。中国人観光客が一時減りましたが、これは中共政府が反日政策を採ったために、行きたくても周りに遠慮して行けない中国人が多かったのです。政府の政策が緩んだら観光客は爆発的に増えています。根っこから日本が嫌いな中国人ばかりなら、こういうことはあり得ません。更に日本観光で日本の実態を見て、更に親しみを持つ中国人が増えています。これらの観光客を通じて、日本に興味を持つ中国人の輪も広まりつつあります。中共政府に親日政策は万に一つも期待できませんが、草の根を通じた日本人と中国人の交流は十分可能と考えます。

奥様が来日したのも、漠然としたものはあったでしょうが、そんなに強い反日感情を持ってなかったからだと思います。反日の塊なら、来るとは考えられません。日本製品を使用したり、その口コミで「日本＝本物」っていう気持ちを持っている中国人は非常に多いです。自国製品はすぐに壊れますので。大体中共政府をあまり信用していません。

＞私は最近、中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を知りましたので、ほとんどドラマの内容はウソらしいです。

ウソというか、極めて針小棒大に描かれています。少なくとも日本の関東軍と中共側の正規軍とが真っ向勝負した史実はありません。せいぜい日本軍の背後から襲ってくるようなゲリラ戦のみです。その証拠に1945年8月9日付（日本の敗戦の直前です）の毛沢東の論文を貼り付けます。日本語ですが、正しく訳されています。少なくとも抗日ドラマに出てくるような戦い方はしていないということが判ります。文中「はげしい勢いで解放区を拡大し、被占領区を縮小すべきである。・・・・・・敵後方の奥深くへおくりこみ、かれらが人民を組織して、敵の交通線を破壊し正規軍に呼応して戦うようにさせなければならない。被占領区の何百何千万の大衆をおもいきって立ちあがらせ、ただちに地下軍を組織して、武装蜂起を準備し」とありますが、どこにも「やった」と書かず「すべき」とか「ならない」とあるだけです。戦争が終わる6日前の論文でこの状態で、「ソ連の参戦があってよかった」と言っているわけです。

http://www.geocities.jp/maotext001/maosen-3/maos …

他にも毛沢東は「（アメリカの）原爆で戦争に勝ったのではなく、ソ連の参戦で日本に勝つことができた」とも言っています。要するに自力では勝ってないと言っているわけです。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

中国には、反日教育そのものが、存在しないのではないか？

そんな気がしてきました。

お礼日時：2015/05/31 05:02

No.3 回答者： Tystnaden 回答日時： 2015/05/30 21:27

アメリカにSAT、日本に「大学入試センター試験」があるように、中国にも大学入試の全国共通テストがある。

通称を「高考」と言い、1977年に始まった。年一回で6月に行われ、何と一千万人近くが受験するそうだ。この一発勝負で、入れる大学がほぼ決まってしまう。中国は、日本も真っ青の「受験地獄」国家になっているという。
その高考に出題されないような事柄を、必死になって教えたり勉強したりするほど、中国の先生生徒は暇ではない。高考で、歴史は必須科目ではなく選択科目である。理系の受験生は、あまり歴史を受けないらしい。
文系の受験生は歴史を選択するとしても、出題範囲は数千年間、太古の昔に始まり歴代王朝の消長に及ぶ。近現代は出題されないわけではないが、重点的に出るわけでもない。つまり日本の大学入試と似ているではないか。なお、高考の問題は全国統一ではなく、省によって少しずつ違いがあるそうだ。
日本でも、世界史や日本史の授業は猿人や原始時代から始まって、延々と王朝や幕府をたどる。第二次世界大戦の手前あたりで時間切れになってしまい、「あとは教科書とプリントを読んどいて」、先生はそうおっしゃるのだった。そんなところが相場だと思う。

しかし、いわゆるネトウヨによると、日本の歴史教育は日教組が支配していて「日本は侵略戦争した」としつこく教えるという。これはガセだろう。進学校なら、大学入試にあまり出ない現代史を、殊更に教えもしない。一部の大学では現代史が出る傾向もあるが、「それは生徒個々が『傾向と対策』してね」と言われる。ネトウヨは進学校出身者が少ないのか。また、非進学校なら、そもそも生徒は授業をろくに聞いてないかも知れない。
さらに、ネトウヨどもは上記のガセと釣り合わせるためのガセとして、「中国では歴史授業で必ず『日本の侵略』を十重（とえ）に二十重（はたえ）に教え込む」などという。おそらく、ご質問者はそんなガセに影響されていたのではないか。

また、「中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を知りました」とおっしゃるのも、同様のガセだろう。より正確には、日本政府御用達の歴史学者（波多野澄雄、庄司潤一郎）による下記の論文などをご覧ください。波多野は筑波大学大学院教授、庄司は防衛庁防衛研究所戦史部第1戦史研究室長だった。
それでもとにかく、中国人が「７３１や南京を」知るのは学校の授業よりもテレビドラマによってであると、ご質問者がおっしゃるのは、なるほどそうであろうと思われる。

外務省 - 日中歴史共同研究
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/rekishi_k …
〔引用開始〕
2006年10月の安倍総理大臣（当時）訪中の際、日中首脳会談において、日中有識者による歴史共同研究を年内に立ち上げることで一致。〔中略〕
2009年12月、第4回全体会合（最終会合）を実施し、今期の歴史共同研究は終了。〔中略〕
2010年1月31日、両国委員による自国語論文（報告書）を発表。
〔引用終り〕

日本の委員による日本語論文
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/pdfs/reki …
〔引用開始〕
１）盧溝橋事件の勃発と拡大要因
1937年の華北は､〔中略〕
この間、蒋介石は7月29日の緊急記者会見で、今や事態は「最後の関頭」にいたったことを認め、「局地的解決の可能性はまったくない」と、抗戦決意を改めて明らかにし、共産党との提携による対日統一戦線の形成（第2次国共合作）に向けて両党間の懸案解決に動き出す。〔中略〕
b.中国の抵抗
日本軍の大規模な軍事攻勢が一段落したとき、中国の大衆的ナショナリズムは蒋介石政権の対日和平や屈服を許さない規模で広がりつつあった。占領地域や作戦地域の拡大が刺激剤となり、それまで学生や都市住民、軍人にとどまっていた民族運動は、数千万の農民を含む大運動に膨れ上がっていた。蒋介石はこうした大衆的ナショナリズムに応える術を持たなかったが、中国共産党はその要望によく応え、とくに農民大衆の支持を急速に拡大させていった。
38年秋、中国共産党は、武漢陥落をもって抗日戦争が「対峙段階」に入ったことを確認し、国共合作を堅持しつつ長期戦を戦い抜くことを決定した。さらに共産党はその主要な活動を敵の後方におく方針を決定し、共産党軍は日本軍の後方の農村地帯に進出して民衆武装によるゲリラ戦を展開し、各地に抗日根拠地を建設していった。抗日根拠地は全国的に広がっていくが、とくに華北において強力であった。
38年12月、参謀本部は占領地域と主要交通線の確保を華北と華中の現地軍に命じた。華北では、共産党軍のゲリラ活動に対抗するため、部隊を市や町の拠点に細分化して分散配置する「高度分散配置」と呼ばれた配備形態を採用した。遊撃戦法を封殺し、住民の組織化や懐柔によって民生安定を図るのに適した部隊の配備形態でもあった。他方、方面軍は、39年初頭から抗日根拠地に対する「治安粛正」作戦を展開して、一定の成果を挙げた。
しかし、華北で勢力を拡大していた共産党軍（八路軍）は、40年8月下旬から年末にかけて、ベトナム戦争中のテト攻勢にも匹敵する大攻勢（「百団大戦」）を展開し、石太線を中心に、橋梁、通信施設などを徹底的に破壊し、北支那方面軍指導部を震撼させた。方面軍が虚を突かれた主たる原因は共産党軍に関する情報・諜報活動の欠如であった。〔中略〕
共産党軍のゲリラ戦に対抗するため日本軍による粛正作戦も過酷なものとなり、住民の虐殺や略奪（これを中国側は「三光政策」と呼んだ）の原因となる。〔中略〕
他方、北支那方面軍は華北への共産勢力の伸長を食い止めるために、43年9月、対ゲリラ戦専門部隊として北支那特別警備隊（北特警）を設置したが、結局、都市部でしか目立った戦果を挙げることができなかった。北特警の戦闘詳報によれば、43年後半には、共産党軍が「治安地区」にも浸透し、「治安地区」の拡大という当初の方面軍の計画とは逆の結果を招いてしまっていた。
こうした情勢のなかで、共産軍は勢力を盛り返し、根拠地は44年末までには40年の状態まで回復し、45年6月、共産軍は河北省で一斉に攻勢に出るのである。〔中略〕
この間、共産党は、45年4月下旬から6月にかけ、17年ぶりに第七回全国代表大会（七全会）を開催し、毛沢東の権威と指導権を確立した。いまだ華南、華中の枢要地域は日本軍の占領下にあり、国民党軍の内戦挑発の行動が頻発するなか、毛沢東は、正規軍91 万、民兵220万を擁する共産軍が抗日戦争の主力となっていると発言し、蒋介石国民党の消極的抗日路線を批判して、〔中略〕
この間、蒋介石は何応欽にすべての中国戦区内の敵軍の降伏を処理する任務を与え、共産党に対しても現駐地に駐屯して命令を待つよう指示したが、共産党軍が従うことはなかった。
〔引用終り〕

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

＞文系の受験生は歴史を選択するとしても、出題範囲は数千年間、太古の昔に始まり歴代王朝の消長に及ぶ。近現代は出題されないわけではないが、重点的に出るわけでもない。つまり日本の大学入試と似ているではないか。

嫁の言ってる事と、ドンピシャ当たってます。

＞中国では歴史授業で必ず『日本の侵略』を十重（とえ）に二十重（はたえ）に教え込む」などという。おそらく、ご質問者はそんなガセに影響されていたのではないか。

あ・・・ガセだったんですね。

嫁を見ていると、納得です。

＞「中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を知りました」とおっしゃるのも、同様のガセだろう。

あ・・・これもガセだったんですね。と言うかですね。日中戦の詳細について、太平洋戦争に比べてよく知りません。

ま、実際、日本人も、映画、ドラマによって、戦争を知るからでしょうね。

＞中国人が「７３１や南京を」知るのは学校の授業よりもテレビドラマによってであると、ご質問者がおっしゃるのは、なるほどそうであろうと思われる。

嫁が言ってるのをそのまま書いただけなんですが。。。当たってるんですね。

ここまで読んで嫁だけが特殊な環境にあるというよりも、反日教育そのものが、最初から存在しない。

そんな気がしてきました・・・。

参考になりました。感謝します。

お礼日時：2015/05/30 21:52

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2015/05/30 17:55

"本当でしょうか？"

　　↑
大連は、かつて日本が統治していた場所で、あそこは
中国では親日的だと言われています。
反日デモも大連では一度も発生していない、といいます。


”私は最近、中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を
知りましたので、ほとんどドラマの内容はウソらしいです。”
　　　　↑
あの反日ドラマですが、あまりに見え透いたウソである
ので、共産党が怒った、という話しもあります。
信用性が損なわれる、というのですね。


”中国人は戦時中の日本軍と現代の日本人を同一視していて、
子供の頃より、中国人は全員、日本人を憎むように、
教育で洗脳されていると思ってました。”
　　　　↑
そういう教育は受けていますが、全員が全員反日では
ありませんよ。
それは日本のアニメの影響が大きいと言われています。
若い人に限っては７０％が親日だ、という調査もあります。

ワタシには、中国人の知人が多いのですが、ほとんどが
親日です。
反日もいますが。

大宅荘一賞を受賞した「野村進」氏によりますと、在日
中国人の８０％は親日だそうです。
彼らは、日本と中国を比較できますので、どうしても親日に
なってしまうそうです。
特に官憲の紳士的態度には感動すら覚えるとのことです。

知り合いの日本オタク中国人がおります。
彼は日本文学に実に詳しく、ワタシもたじたじになります。
関ヶ原の戦いで、小早川秀秋が裏切らなかったら、どう
なっていただろう、なんてことを仲間同士で延々と
議論しています。


●日本が好きですか。
（２０１３年日経調べ）
　　　　　　　大好き　　好き　　嫌い　　大嫌い
中国　　　　　２５　　　４０　　２０　　　１５

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

大変、参考になりました。

お礼日時：2015/05/30 20:08

No.1 回答者： HL230P45 回答日時： 2015/05/30 17:28

「母の兄弟」→（母方の）伯父　という語彙をご存じないのでしょうか。

１：＞では、嫁はどこで７３１、南京を知ったのか？と言えば、しつこくやっている反日(抗日)ドラマだそうです。

１ですが、奥様は　知った＝信じている　ということでしょうか。
（学校で教えていないのに）


２：＞もっとも、私は最近、中国共産党が日本軍とは、ほとんど戦った事が無い事を知りましたので、ほとんどドラマの内容はウソらしいです。

２ですが、奥様自身は抗日ドラマはウソ（というかファンタジーのレベル）ということはご存じなのでしょうか。
それでも「７３１部隊」や「南京事件」については信じているのでしょうか。


３：＞嫁の話では、昔の日本人は悪かったけど、今の日本人とは別人で、昔の事なので関係ないと言ってます。

３ですが、１と２から奥様が「昔の日本人」の何が悪いと思っているのかわかりません。
奥様の仰ることが全て事実なら、

【奥様は学校では反日教育を受けていないが「抗日ドラマ」の昔の日本人は悪かったので、そう思っている。】

ということになります。



A：＞いや、無かったと言うよりは、歴史の授業は、王朝の授業が長く、時間切れで、近代まで、たどり着かないので、出来なかったと言ってます。
＞本当でしょうか？

回答A：信じられません。

それが事実なら、反日教育の真偽以前に、近代に成立した「中華人民共和国」と「中国共産党」についても教えていないということになります。

私は、中国共産党は政権の正統性を「日本の侵略と戦って勝利した事」においていると思っています。
奥様は、（それらの真偽に関わらず）そのような教育は受けていないのでしょうか。

党や国家については別の教科があるかもしれませんが、その授業内容が「反日」になっているかもしれません。
（だとしても奥様の「歴史の授業で教えていない」という内容は事実ではあります。）

更に当時の教師が反日なら、授業に反日的な内容が含まれていた可能性は大いにあると思います。
そのような教育を受けた者が教師になれば、反日の連鎖が繰り返されます。

全編は↓です。（↑のサイトでは、何故か最初の部分は削除されて視聴できません）

【中国の教科書と現状の痛いところをつっこむ】（動画）
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10911887


B：＞反日教育の経験が無い嫁、本当ですか？

自覚がないだけかもしれません。
「愛国教育」に反日的な内容が含まれていた場合、反日という自覚もなく受け入れていたのかもしれません。
それに洗脳とは、当人がそうされたとすら認識できないレベルでするものです。



C：＞ちなみに、嫁は1974年生まれ、場所は大連です。

中国政府の対日政策は時代で変化しています。
国民の対日感情も、それに影響されます。
80年代までは、田中元首相の国交正常化などで、それなりに穏やかではありました。

しかし、中曽根首相の靖国参拝から、中国はそれをネタにして日本に集るために反日に傾斜し、愛国教育も強化されていきます。
（これらの経緯については、質問の主旨ではないので、この場では説明しません）

それらは1989年の天安門事件によって、更に加速し、江沢民時代の1994年に出された「愛国主義実施要項」で徹底されます。

↑の「愛国教育」は↓の方法で行われています。

C１：日本断罪
C２：（日本の罪を記録する為の）愛国教育基地の建設
C３：メディアによる反日の擦りこみ

【愛国教育】
http://note.masm.jp/%B0%A6%B9%F1%B6%B5%B0%E9/#rf …
《歴史教育における日本断罪
小学用歴史教科書「小学課本・歴史」の南京事件を扱った項目
「1937年、日本侵略軍は上海を占領すると、南京まで一路、焼き払いや殺りくを繰り返した。南京人民に対する血なまぐさい大虐殺は六週間にわたり、30万人以上が殺害された。日本軍は大罪を犯した」
傍らには「南京で人を殺した刀の血をぬぐう日本兵」などと説明が付けられた挿絵。
中国は検定教科書だが、実質的には政府が内容を決めている。

日本の歴史の教科書は古代から始まるが、中国の教科書は、共産党の歴史が中心。結党以前の歴史は、『日本軍の侵略とそれと勇敢に戦った同志』以外のことは書かれていない。
中国は今秋から、新指導要領に基づいた教科書を導入する。現行の教科書より、日本軍の残虐行為だけを集中的に取り上げた個所はなくなる。それでも,愛国教育を弱めようとするのは一部の勢力。今回の反日運動の盛り上がりも影響する可能性がある。

日本の罪業を後世に伝えるための「愛国主義教育基地」建設
南京の南京大虐殺記念館や盧溝橋の中国人民抗日戦争記念館をはじめ、革命指導者の旧居や革命根拠地など、全国に現在205の史跡や博物館が指定されている。中国の小中高では、徳育教育の一環で、遠足が義務づけられている。
これらの施設は共産党礼賛が目的で、必ずしも反日ではないが、共産党を美化するために悪徳日本が必要とされている。

メディアによる反日の刷り込み
毎年8月になると、抗日戦争をテーマにしたドラマや映画がテレビに流れる。さらに共産党は愛国主義を高める百の映画や書籍、歌を選定、公布している。》

↑については、東京新聞（2005・4・12）にも同様の記事が載っています。
そして、それには奥様の「証言（王朝の授業が長く、時間切れで、近代まで、たどり着かない）」とは全く違う部分（中国の教科書は、共産党の歴史が中心）がありますが、どちらが正しいのでしょうか。



Aの「王朝の授業が長く、時間切れで、近代まで、たどり着かない」という証言ですが、事実でしょうか。

世界の歴史教育で重視されているのは、「現在の自国と世界の関係」を認識させ、国民としてのアイデンティティを確立させることです。
その目的の為には、近代史の知識が最も重要となります。
特に、共産圏は国家への求心力を維持する必要があり、その為の教育をしていないというのは（私には）考えられません。

日本のように古代からダラダラとやって近代史が疎かになるのは珍しい例です。
これについては、近代史から始めると、いわゆる「マッカーサーの12歳」の末裔が「日本以外への愛国教育」をしてしまうので、最後に回して時間切れを狙っているという説もあります。
（これについては　「洗脳された既知外」より「無知」の方がマシ　ではあると思います）

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私の特攻隊の質問で、おかしな回答をした人ですね。

それに気がついて、無視しようと思ったのですが、今回は、多少誠実さがあるので、少しだけ話します。(かなり高飛車、上から目線)

さて総じて、嫁の言ってる事は、ちょっと信じられないと言ったところでしょか？

参考になりました。

私、ここで、議論をしてしまい。何度も怒られた経験があります。

それに、本当に、丁寧な回答に感謝している事を最初に伝えまして。。。

議論は避けたいですが、これだけは、言わせていただきたいです。

近代の授業は絶対にやってるはずだ！との主張ですが、嫁は、毛沢東を強烈に批判しています。

もし、それが、教育による影響ならば、毛沢東批判を授業で教えているのでしょうか？

嫁は、文化大革命や大躍進政策で、中国は世界から数十年遅れたことを、何度も言っています。

また、中国共産党も批判しています。

もっとも、表立って権力批判をする事に対しては、非常に怯えています。私から見れば、その怯え方は異常だと感じる事もあります。

テレビで、政権批判をしている場面があると、チャンネルを変えるくらいですから・・。

習慣なのか？私に毛沢東や中国共産党を批判する時は、周囲に人が居ない時だけです。

本当に中国は愛国教育、近代史をやっているんですかね？

嫁を見ていると、どうも信じられないのです・・・。

一言だけ、７３１、南京で、嫁は間違った事実認識をしていますが、日常生活とは、無関係なので、議論は今後もしません。

お礼日時：2015/05/30 20:06