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よろしければ、ご指導をよろしくお願いいたします
勇者は彼の先生の封印を解くために、長い旅に出ようとした。
優しい長老「OO、この村と外の世界とでは環境が全く違う<んじゃから/のじゃから/から>、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」
村娘「OO、先生のこと<は/も><大切/大事><なんだけど/だけど>、<あまり/あんまり>無理<はし/し>ないでね」
勇者「ああ」

A 回答 (2件)

1.


a.
「OO、この村と外の世界とでは環境が全く違うから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」

「から」は、理由・原因などを表わす格助詞です。
「環境が全く違う。だから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」ということを、単純な理由として述べている。

b.
「OO、この村と外の世界とでは環境が全く違うのじゃから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」

「違うのじゃから」の「のじゃ」は「のだ」の音変化形。
準体助詞「の」+断定の助動詞「だ」
という構造。
「違う」という動詞を、わざわざ「違うの」という名詞に変換した上で断定している、という構図です。
わざわざ名詞に変換することによって、「全く違う」という事実を強調的に表現しているわけです。
「環境が全く、本当に違うのだ。だから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」というニュアンス。

c.
「OO、この村と外の世界とでは環境が全く違うんじゃから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」

「違うんじゃから」の「ん」は「の」の音便形。
2よりも砕けた表現になる。
「環境が全く、本当に違うんだよね。だから、くれぐれも体には気をつけるんじゃぞ」といったニュアンスですかね。

2.
a.「先生のこと<は/も>」

「は」⇒限定用法の係助詞。「他の人のことは別にして、先生のことだけは」というニュアンス。
「も」⇒同様のことが他にもあることを表わす格助詞「も」を使っており、
先生以外にも大切な人がいることを前提にした表現。
この場合は「先生以外の大切な人=勇者」です。

b.<大切/大事><なんだけど/だけど>、

「大切」⇒私(村娘)にとって重要、というニュアンス。
「大事」⇒なんらかの目的のために重要、というニュアンス。
「だけど」⇒逆接の接続助詞「だけれども」の音変化形。
「なんだけど」⇒「なんだ」は「なのだ」の音変化形で、「だけど」よりも強い断定を表わします。1-b と同じような用法。

c.<あまり/あんまり>

「あまり」⇒「過度に」という意味の副詞。
「あんまり」⇒「あまり」の発音添加形。「あまり」より砕けた表現でありながら、同時に強調もしている。

d.無理<はし/し>ないでね。

「無理しないでね」⇒単純な願望。
「無理はしないでね」⇒この「は」は、「特に取り立てる」という用法の係助詞なので「強調」の効果があります。
「 [ 無理 ] ということに関しては、本当にしないでね」というニュアンスになるでしょう。
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#1です。


訂正と追加修正がありますので、再度おじゃまいたします。

<訂正>
×
発音添加形。

撥音添加形。

<追加修正>
「あんまり」⇒「あまり」の撥音添加形。「あまり」より砕けた表現でありながら、同時に強調もしている。
「砕けた表現+強調」の語を作る撥音添加の例としては、
・とび→とんび
・こぶ→こんぶ
・まなか(真中)→まんなか
などがある。
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この回答へのお礼

いつも詳しくご指導ありがとうございます!

お礼日時:2015/08/30 15:13

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