プロが教えるわが家の防犯対策術!

「俺達は、小さいときから人と争って勝つことを教えられて育ってきた。
学校に入るときも、社会に出てからも、人と競争し勝つことを要求される。
しかし、勝つ者がいれば、負ける者もいるんだ。
負けた者はどうなる。
負けた者は幸せになる権利は無いというのか?
今日まで俺はそれを考えたことがなかった。
俺は悲しい!それが悔しい!
ガミラスの人々は地球に移住したがっていた。
この星はいずれにせよお終いだったんだ。
地球の人も、ガミラスの人も幸せに生きたいと言う気持ちに変わりはない。
なのに、我々は戦ってしまった!
我々がしなければならなかったのは戦う事じゃない、愛し合うことだった。
勝利か、クソでも食らえ!」



波動砲により、ガミラスが死の星と化した姿を目にした古代進の台詞です。

星の寿命が近づきつつあることから、遊星爆弾によるテラフォーミングで、地球人類を滅ぼしてまで、地球に移住しようとしたガミラス。

高濃度の放射能を除去した上で、元の青い地球を取り戻すべく、コスモクリーナーDを受け取りに、イスカンダルに向けて航行したヤマト。

種の存続の為に、お互いの利害は完全に対立していたことから、そこに交渉の余地がなかったことは確かです。

結局、どちらかが滅びるまで、地球とガミラスは、争うしかありませんでした。

それなのに、上記の古代の台詞は、どうしても腑に落ちません(-""-;)

ただの理想論に過ぎないと思います。

なら他に解決策があったと言うのでしょうか?



皆様はどう思いますか?

A 回答 (2件)

古代のこのセリフって、ガミラスという星の現状、その姿を見て初めて気づいたセリフだと思います。


それまでは、地球を侵略する凶悪な異星人。
みたいなイメージしか持っていなかったと思います。
また、度重なる戦いの中で、異星人であるガミラスの一部の人と出会うことで、様々な体験を重ねことで、知らなかったことを自然と学習していったとも思います。
そんな中で、古代の心の中に沸いて出てきた一つの疑問。

その疑問の代表的な感情が、このセリフに表れているのではないかと自分は思います。
ガミラスという死にかけている星の運命とともに、そこに息づくガミラスの一般人。
地球を侵略せざる終えなかった現状を考えて、古代の心の底の感情の一つが、このセリフに込められているように感じます。

つまり、自分たちが必死になって地球を守ろうとしているように、ガミラスもまた、必死になって生きようとしている。
それは結果こそ違えど、同じでは。

そんな考えから、出てきた言葉のような気がします。

ガミラスという星の実態を知らなかったら、古代たちは本当の意味で、ガミラスという星を、いえ、ガミラスという星に住むガミラス人を滅ぼしていたと思います。
しかも、地球を侵略する悪い奴らという感情を抱きながら。
だからこそ、ガミラスとイスカンダルを双子星と設定して、わざとヤマとがガミラスという星の実態を知るように設定したのでは。

実にうまい設定だと私は今更のように感心させられましたが・・・・・
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解決策を考える事、そしてそれを実現しようと努力する事が肝心ではないでしょうか。



ヤマトの場合でも、例えば
・地球ではなく、火星に移住してもらう(必要なら、そこに居住可能なベースを建設する)
・ガンダム世界のように、コロニーを建設しそこに移住してもらう
・どちらか、あるいは両民族の肉体改造を行い、どちらかの環境に適応できるようにする
等が考えられます。
(現実には費用や資源の問題、そもそも実現が可能か?、という問題が発生しますが)
ガミラスと地球双方の話し合いで、両者が共存する方法・技術を考えつく可能性はゼロではありません。

 ガミラスにとっては、テラフォーミングが最良の選択として地球と戦闘を始めたのでしょうし、
最初から双方が話し合いをする等それこそ理想論、はては話し合った結果、物別れに終わって戦争
になる場合もあるでしょう。 現実にも、そうした例の方が多いとは思います。
 しかし、後のシリーズで、「2」でのデスラーと古代の戦闘をキッカケとして、それ以降は
ガミラスと地球が共闘するようになった事を考えれば、初めから戦闘しなかった可能性も否定できません。

 過去不可能と思われてきた技術が生まれた事、前例のない出来事が起こった例はいくらでもあります。
努力で全てが解決するとも思えませんが、双方に平和を望む心があれば、希望はあると思います。
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