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タイトルのとおり塩化銅水溶液のことで質問です。

塩化銅水溶液の中に電流を流すと陰極に銅イオン陽極に塩化物イオンがくっつきますよね。
そのときに塩化物イオンから電子が陰極を伝わり陽極に移動しそこで銅イオンにくっつき銅が陰極に付着するのですよね。
そこまではわかるのですが、なぜ電子が陽極から移動するのでしょうか?たしか電子は陰極…というか-極から+極に移動するのではなかったでしょうか?
教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

電池の正極(+極)・負極(-極)と、電気分解の陽極・陰極を混同してはいけません。


電池の正極に繋がっている電極が陽極、電池の負極に繋がっている電極が陰極です。

そして、ご存じの通り、電子は電池の負極から出て回路を通って正極へ帰ってきます。
電気分解の回路を、電源からたどってください。
電子は陽極から電池の正極へと向かう、というのはあまりにもごく当然のことに思えるはずです。

>塩化銅水溶液の中に電流を流すと陰極に銅イオン陽極に塩化物イオンがくっつきますよね。
>そのときに塩化物イオンから電子が陰極を伝わり陽極に移動しそこで銅イオンにくっつき銅が陰極に付着するのですよね。
微妙に違います。
電気回路内の電子の移動速度はそんなに速くないんです。
ただし、この電子の移動は玉突き的な、あるいはバケツリレー的な移動です。
あたかも塩化物イオンが放出した電子がすぐに銅(II)イオンに渡されるように見えますが、
内部では電子がところてんのように移動しているだけです。
(まあ、もっとも現象だけ見れば、塩化物イオンが電子を出して、それが銅(II)イオンへと見ても解決しますが)
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この回答へのお礼

お返事遅くなってしまい申し訳ありません
詳しく書いていただきありがとうございます
さんこうにさせていただきます
本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/03/22 17:00

電子はどこからでも移動します。


電池の場合、-極から+極へ移動するように見えます。電池の外部ではね。
しかし、電池の内部では+極からー極へ移動します。それが電池の外にでますからー極から移動するように見られるのです。
要はどういう立場で見るかで、どちらとも言える。
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この回答へのお礼

お返事かなり遅れてしまい申し訳ありません。
立場ですか…これから気をつけてみてみたいと思います
ありがとうございました!

お礼日時:2016/03/22 16:58

陽極での反応 : 2Cl- → 2e- + Cl2↑(ガス)


陰極での反応 : Cu2- + 2e- → Cuの析出
ですね。正確には塩素イオンは陽極にくっつきますが電極表面で塩素ガスとして発生をしています。

電気分解(電気化学)では、電解質(この場合塩化銅水溶液)から電子が流入する電極を陽極と言い酸化反応が起こっています。
電解質へ向かって電子が放出される電極を陰極と言い還元反応が起こっています。

電池と電気分解、その他で用語が混乱しているというか、統一されていない部分があるのです。
電気分解の場合は電解質水溶液の中の反応を議論しているので、陽極に電子が流れ込んでいて、陰極から電子が放出されているとしています。

>電子は陰極…というか-極から+極に移動
というのは電解質の外での出来事なので、議論している所が違うので間違えやすいですね。
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この回答へのお礼

お返事がだいぶ遅くなり申し訳ありません…
なるほど!正極負極と+極-極は一緒ではないのですね。
ありがとうございました。
一番しっくり着たのでベストアンサーとさせていただきます。
ほかの皆さんもとても参考になりました。

お礼日時:2016/03/22 16:56

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