プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

フルートの基礎について
こんにちは。私は現在中学2年生、吹奏楽部に所属している者です。私たちの中学校では、10月頃に先輩が引退し、新体制となります。
そこで、基礎について気になる点が幾つかありましたので、質問させていただきます。長文となりますが、ご回答宜しくお願いします。

[朝の部活動(20分間のみ)]
頭部管で練習(真ん中のA、高いA、低いE、高い高いC)、チューニング

楽器をつけて、半音階を3分ほど

チューニング(時間がかかる)

基礎(スケール、アルペジオ、コラール等)



[午後の部活動(1時間半ほど)]
午前同様、楽器をつけ半音階

チューニング

すぐに曲の練習

質問としては、
・頭部管での練習は、必要かそうではないか。また、わざわざ頭部管をチューニングする必要はあるのか。

・楽器をつけて音出しをする際、半音階以外にすることはあるのか。

・ロングトーンをしないのはおかしいか。

・午後に基礎を全くやらないことについてどう思うか。

・楽器演奏において肺活量は必要か。

です。他にも気になる点がありましたら教えていただければ幸いです。

ご回答下さる皆さま、「うちの部ではこうしているからした方がいい」よりも、「こういう効果があるのでこうした方がいい」と書いていただけるとありがたいです。

長々と申し訳ありません。
ご回答宜しくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (4件)

集団での吹奏楽は一度もやったことがないのですが、一応6年半ほどアカデミックなフルートを習っていたので、その時の経験から。



>・頭部管での練習は、

 これ、フルートの持ち始めの超初心者時代にやる事です。既に曲の演奏までしているなら、全く不要だと思います。

>楽器をつけて音出しをする際、半音階以外にすることはあるのか。

 半音の運指の練習は、別の音との組み合わせでやらないと意味がないですよ。
 それより・・・・基礎練でタンギングやらないんですか?フルート演奏の『キモ』の1つですが。ってか自分の場合、『タンギング以外で音を出すな』『なにも考えずにフルートを吹けば、自然にタンギングになるぐらい自分に叩き込め』と言われたんですけど。
 それに、オクターブは?同じ運指での高低音、また3オクターブ目のロングトーンなどはフルート演奏の『キモ』の2つ目で、練習し過ぎるということはないと思いますが。

>・ロングトーンをしないのはおかしいか。

 おかしい・・・納得出来ませんな。
 ロングトーンはフルートの魅力の一つで、フルート演奏の『キモ』の3つ目です。これがコントロール出来なければフルートの演奏が出来るとは言えないほどです。
 ポイントは、①音量一定②ビブラートは絶対にかけない、です。まず電子楽器の様な一様な音が出せなければ、思い通りの音量コントロールもビブラートも出来る様にはなりません。

>・午後に基礎を全くやらないことについてどう思うか。

 時間的に曲の演奏も練習しなければならないなら、それは仕方のないところでしょう。
 色々な練習方法があるでしょうが、楽器の演奏が最終目的である以上、常に演奏の練習を主テーマに考えるべきです。(基礎が出来ていない間は楽器に触らせないとか言い出すヒトも昔はいましたが、職人の修行じゃあるまいし。第一それではちっとも面白くないでしょう。特にフルートはトーンの維持に反復練習が不可欠で、その為には多少時間がかかっても、練習を面白くしてモチベーションを保つ必要があります。いや部員が多過ぎて辞めさせたいというなら、基礎練習に重点を置くやり方もアリなのかもしれませんが。)

>・楽器演奏において肺活量は必要か。

 勿論、肺活量が無尽蔵に必要ということはありませんが、フルートに於ける必要最低限の肺活量はフツーのヒトの平均的な肺活量よりも確実に多く、一方肺活量が多くてフルート演奏の障害になる事はありません。
 ワタシは超ロングトーン(吹く前にメ一杯空気を吸い込み、吹いてる間は吐気を一定に保ってなるべく長い時間音を出す)の練習をメチャクチャやらされましたよ。この練習で、胸式と腹式両方の呼吸法を同時に使い一時的に肺活量を増やす方法を会得しました。

>他にも気になる点がありましたら教えていただければ幸いです。

 吹奏楽器の中でも練習をサボると最も打撃が大きいのがフルートです。自分は『1日休むと現状復帰に3日かかる』『1週間休んだら初心者に逆戻り』などと脅されました。
 休日などにウチでやる練習メニューってありますか?何か、15分とか30分ぐらいでもいいので、必ずフルートを吹く練習メニューを決めておいてもよいのではないかと思います。(自分の場合はアルテかソノリテのページを指定され、全行程で30分程度の軽い内容でしたが、曲の練習をやらない日があっても、毎日そのページだけは必ずやるという宿題がありました。)
    • good
    • 2
この回答へのお礼

やはり、頭部管を練習は不要なのですか。先輩の引退後、変えてみます。

タンギング…確か、楽器が決まってすぐはやっていました。今の3年生が大幅に基礎を減らしています。タンギング練習は復活させようと思います!

オクターヴの練習ですか。
これは初めて知りました。
肝心な『キモ』を私たちはしていなかったのですね。必ず取り入れます。

ロングトーン、やるべきですよね。私自身やりたいのですが、先輩に従わなくてはと思い、家でやっています。
音量を一定に吹くのって難しいですね。だんだん小さく、ピッチも低くなってしまいます。訓練します。
ビブラートはかけないんですね。
アンコン、ソロ部分以外でかけたことは無いのですが。
電子楽器のように、ですか。どうしても音がぶれてしまっているので
ロングトーンを頑張ります。

午後の基礎について
そうなのですか。私の部はギリギリ大編成ですので…これ以上減るのはちょっと…。
モチベーションを保てる、楽しい練習法も必要ですね。

胸式と腹式を同時に使うのですか?
その練習、とても辛そうですが、かなり興味があります。明日から実践してみます!

そうなんですか。
私はアルテの教則本で練習しています。練習メニューは特に決めていませんでした。決めておきます。

毎日少しは吹くことを意識します。

詳しいご回答、ありがとうございました!もっと上手くなれるよう、皆様から頂いたアドバイスを生かして、日々精進して参ります。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2016/05/19 21:36

ちなみに、もし質問者が、とっくに成長期を過ぎた大人であれば、


「フルートがうまくなりたいなら、フルートを練習しないと駄目です。フルートがうまくなりたいのに、外を走るとか腹筋とか、意味がわからん」
と言うところですが、
中学生だと、完全にそうも言い切れないかな。。
中学生は、成長期真っ只中なわけで、走ったり腹筋したりすれば基礎体力自体が大幅に向上するでしょうから。

ただ、当たり前ですが、楽器がうまくなりたいなら楽器の練習をしなさい、というのは絶対の真理であることは確かです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうなんですね。

私は全然体力がありませんので…。家で音の出せない八時以降に、家でできる筋トレ等をやってみようかな?と思います。

とても詳しいご回答、ありがとうございました!ぜひ参考にさせていただきます。

お礼日時:2016/05/19 21:13

・頭部管での練習は、必要かそうではないか。

また、わざわざ頭部管をチューニングする必要はあるのか。
100%無意味。時間の無駄。
金管楽器のマウスピースだけの練習とかもそうですけど、フルートという楽器がうまくなりたかったら、当たり前ですけど、フルートという楽器を吹かないと絶対にだめです。
「フルートの頭部管」という楽器がうまくなりたいなら別ですけど。
本当の超初心者(はじめて1週間以内)だと、フルートはけっこう長くて重くてしっかり構えられないとかあるので、頭部管だけで構えて練習するとかの意義もあるとは思いますが、
少なくとも数ヶ月以上の経験がある人が頭部管だけで吹くのは100%時間の無駄です。

> ・楽器をつけて音出しをする際、半音階以外にすることはあるのか。
・半音階(とくにスラーで)でぱらぱら吹くのはあんまり意味がない。
タンギングもしない、音程の跳躍もない、ロングトーンのように音をきちんと確かめるわけでもない、とすると何の練習になっているんだろう?
しいて言えば、(半音階は少しややこしい指使いですから)指の練習にはなっているかな。でも、毎日同じ指使いの練習しても仕方がないし。。
まあ、半音階をパラパラ吹くというのは楽なんで、やりたくなる気持ちは分からんでもないですけどね。
楽というのは、逆に言えば、あんまり練習にはなってないということです。
ウォームアップくらいの意味はあるかな。まあ、頭部管だけの練習よりは、フルートという楽器を吹いてはいますから「マシ」だとは思います。

・ロングトーンはやるべきです。ただし、何も考えずに単に音を伸ばしてもしても仕方がなくて、
これからやるロングトーンは、こういう課題をもってこういう音を出したい、というのを決めてないと意味がないですけど。
(ピッチを合わせるとか、フォルティッシュモで吹くとか、ピアニッシュモで吹くとか、クレッシェンドするとか、とにかくきれいに響く音をだす、とか)

・午後に基礎を全くやらないことについてどう思うか。
時間が許すならやったほうが良いとは思います。

中学校の部活で、フルートのことをちゃんと分かっている指導者もいない、ということだと仕方がない面はあるとは思うのですが、
基礎練習って、各人のその時点での経験・技量によって、何の練習をするのが最も効果的かが、全く異なるわけで、
部のパート全員で、いつも同じルーチンの基礎練習をやってもあんまり意味がないんですよね。。
それはウォームアップであって、「練習」ではないです。

・楽器演奏において肺活量は必要か。
もちろんあるに越したことはないですけど、必須ではない。たとえば、ペーター=ルーカス・グラーフとか、90才近くですけど、いまだに現役です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%BC …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

やはり無意味なのですね。
朝の部活の時間は限られていますので、先輩が引退したら変えてみます。

毎日同じように半音階を吹いているのには何の意味があるのかわかっていませんでした。

タンギングのある練習、音程の跳躍のある練習も取り入れるべきですね。次回のレッスンの際に先生に聞いてみます。

先輩たちが頭部管での練習の際に何十拍も伸ばしているのですが、後半は音がひょろひょろで、出るか出ないかのような感じです。ただ数をこなすよりも、課題を持ってやるべきですね。

基礎をやる時間はあるので…やっぱりやった方がいいですよね。基礎も、やはり音程、音色等に気を配って行うべきですね。

ペーター=ルーカス・グラーフさん…。初めて知りました。指揮もされているんですね。90歳を超えても吹いているなんて、すごいです。

お礼日時:2016/05/19 21:11

元吹部でフルートではないですが基礎的な部分は3年間吹部にいてどのパートがどんな練習をしてるかわかってたので答えます。

あまりあてにならないかもしれませんが。
質問のところだけを上から答えますね。

一つ目。頭部管の練習は、まあ練習っていうよりは頭部管だけでオクターブとか一番上の音までしっかり音出して慣らしてから楽器つけるって感じでした。チューニングします。

二つ目。音程あわせたりロングトーンとかタンギングだと思います。

三つ目。ロングトーンはどの楽器でも必ずやってました。1番面倒ですが大切です。

四つ目。全くやらないのは良くないと思います。必ず午後の練習でも個人で基礎練してパートで基礎練して合奏の前に基礎練してました。

五つ目。肺活量は大切です。吹部は運動系文化部って言われてました笑
私の場合は持久走と腹筋背筋長縄があって、かなりきつい腹筋しながら大声で自分のパートを歌わないといけませんでした。あと、土日の練習は1時間空気イスで楽器を吹かされました。
肺活量っていうより腹筋とか体力も大事だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
私の1つ上の先輩が、基礎を大幅に減らしてしまっています。

ロングトーンも以前は行っていたみたいなのですが、めんどくさいという理由でいつからかなくなっていました。

持久走や空気イス…!キツイですね。私のところは、体力作りよりも歌を重視して結果を出せているので
ちょっと…(^^;)

ぜひぜひ参考にさせていただきますね!やはり、もっと上に行くために練習方法を改善しなくてはですね。

部活動は先輩から代々受け継がれていくので、気になることが沢山あります(^^;)
改めてありがとうございました。

お礼日時:2016/05/15 18:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!