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フルート初めて1ヶ月の初心者です.頭部管:銀製,頭部管,管体:銀製のフルートの購入を考えています.ソナーレのフルート(頭部管,管体:銀製,新品)が18万(定価27万)で買えそうなのですが,買おうか迷っています.ソナーレフルートについては,教えて!goo,ブログなどでも,情報がないので,どのような特徴のフルートか吹いた事がある方がいましたら,教えてください.ムラマツ,ミヤザワ,サンキョウなども含めて検討しているので,これらのメーカーとの違いなどもコメント頂けるとありがたいです.18万はかなりお得だと思い購入に踏み切ろうとしていますが,ずばりお薦めか,考えなおした方が良いかもコメントを頂きたいです.ひとつの項目でも良いのでご回答お願いします.

A 回答 (4件)

#1です。



>管体も銀のフルートでは,やはり音色は変わってくるものなのでしょうか?総銀はさらに変わるのでしょうか?

もちろん、管体材質が変われば、音も変わります。

>素人的なイメージだと頭部管のみ銀>>>管体銀>総銀で,管内を空気が振動して音がでるので,管体銀と総銀はあまり差がないように考えてしまいます.

「管内を空気が振動して音がでる」だけではなく、同時に楽器全体が振動した成分も音色に加わって来るのです。

洋銀製と銀製の頭部管を叩いた音は、音楽に詳しくない人でも差がわかるくらい違います。
洋銀は「キーン」という金属音が数秒間続きますが、銀は叩いた瞬間の「コッ」という音だけが出て、すぐに減衰してしまいます。
つまり、管体に、音色に悪影響を及ぼす様な不要な定常波が滞在しにくくなり、メーカーの狙った(管内だけの)音質に近付けられるのです。
専門的に言えば「銀は、内部損失が高い材質である」と言うことです。

音色的には、ある程度内部損失の高い材質が良いのですが、これにはデメリットがありまして、奏者が一生懸命エネルギーをかけて吹いたものが、「損失させられてしまう」という側面を持っているのです。

つまり、パワーのない人や、上手に鳴らせるコツが身に付けていない人が吹きますと、楽器が鳴って来ないのです。
銀を使う部分が増えて行くに従って、奏者にパワーや(鳴らす)テクニックが要求されて来ると言うことです。

上級者にとりましては、適度な損失があることが、「思う存分パワーをかけて鳴らせられる」というメリットになります。
洋銀製の楽器は、パワーをかけ過ぎますと飽和してしまいます。(苦しそうな音色になります)

>日本のメーカーだと頭部管のみ銀製のものになりそうですが

この組み合わせが、パワーやテクニックのあまりない初心者でもフルートの楽しさが味わえる、回答の一つになっていると思います。
頭部管のみを銀製にし、キーメカニズムも楽器として機能する十分な品質となるようにバランスしますと、だいたい20万円くらいになります。

>管体は台湾製だそうです

ならば、キーメカニズムが頭部管と釣り合うくらいの品質である可能性は低いでしょう。

ソナーレが18万で、他の日本製同クラス品は23万円くらいが実売の相場ですから、その差は5万円くらいでしょうか。
「はずれ」の楽器に当たり、何回も調整に出す様なことになりますと、こんな差はすぐになくなりますし、かえって高く付くこともあります。
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この回答へのお礼

仕事が忙しくお礼が遅れました.
丁寧なご回答ありがとうございました.洋銀,銀製の音の出方の違いや
初心者には,頭部管のみ銀製がお薦めなのも納得のご意見でした.
まずは,頭部管のみ銀製を購入して,さらにステップアップする時に
総銀製に移るのが良さそうですね.親切に対応してくださり,ありがとうございました.

お礼日時:2007/04/04 23:02

 まだフルートを始めて1ヶ月なのに管体銀製のフルートを買えるなんていいですね。

うらやましいです。
 僕自身は最初が総洋銀製、次に頭部管銀製、そして今総銀製を使ってきています。総銀製はパウエルフルートを使っています。ソナーレフルートは頭部管にパウエルフルートのシグネチャーモデルの頭部管を使っています。このシグネチャーモデルの頭部管は完全なハンドメイドで、ボストンの工場で一本一本手作りで作っています。なので全く同じものというのは存在しません。そのことがばらつきがあるというように捉えられてしまうのかもしれませんが、このことは個性があると受け止めたほうがいいと思います。なのでもし買うということになれば、何本か試奏して自分に合うものをえらんでくださいね。
 そしてソナーレフルートの管体が台湾製ということですが、実はパウエル社が設計したものを台湾の工場で作っているという意味なので、そんなに心配しなくても大丈夫です。台湾の工場は評判がよく、日本製ではパールフルート社が台湾で部品の製作などを行っています。
 音の特徴ですがとても明るく響きます。いい音の出るポイントも広いので、慣れてくるととてもいい音が鳴りますよ。日本製とは一味違ったおとですね。もちろん日本製もとてもいいんですが・・・
 あとムラマツとミヤザワとサンキョウの特徴ですね。
 ムラマツはフルート界のトップメーカーです。非常に玄人好みの音をしています。音が太くて深みがありますね。ただ、最低でも20万はしてしまいますし、非常に人気なので納期が結構かかってしまいます。おすすめはGXですね。
 ミヤザワは僕も頭部管銀製のフルートを持っていますが、ムラマツとは違って明るく響く音が特徴です。また、フラットカップやブローガーシステムなど大変良いつくりをしています。お値段的にもお安めでお勧めはお勧めです。
 サンキョウも明るい音が特徴です。ただし、このメーカーは他のメーカーとはちょっと違って、奏者を選びます。生意気ですね。相性が合うとまるで金のフルートを吹いているようなきれいな音が出ますが、相性が合わないととっても貧弱な音が出ます。それと他のメーカーとの相性も悪いのでソロ演奏者向きです。吹奏楽とか、アンサンブルにはあんまり向かないかも。
 まあどのメーカーでもちゃんと半年に一回調整に出して、いつも丁寧に使っていれば、そう簡単に壊れるということはありません。あんしんしてくださいね。あと言い忘れました・・・できればインラインリングキーのH足部管にしてください。最初はなれなくても後々のことを考えるとこの方がいいです。
 まぁ僕の意見としてはソナーレフルートをお勧めします。そして、また新しいフルートを買い換えるとしたら、パウエルフルートなどの高級フルートも候補に入れて考えてみたらいかがでしょうか。
 
 
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この回答へのお礼

仕事が忙しくお礼が遅れました.ご回答ありがとうございました.
ソナーレには否定的な意見が多く諦めかけていたので,powell1495さん
の意見とてもありがたいです.
またご自身もパウエルのフルートを使われているという事でご回答に説得力がありますね.
台湾製を心配しましたが,パールフルートも制作しているなど心配しなくても良さそうですね.
わたしの仕事の半導体の分野でも台湾企業の近年の躍進は著しく,日本のメーカーにも負けないほどです.
いい音の出るポイントも広いとの事なので初心者でも安心して使えそうです.
みんなとは違う音が良いので,日本製とはひと味違った音というのも気に入りました.
ご意見を頂いた他の方からもアドバイスを頂いたように,最近,音がだせるようになってきたので,
ソナーレ第一候補で試奏して決めようと思います.
パウエルフルートの音色,吹きゴゴチや日本メーカーとの差なども時間がありましたら教えて頂けると有り難いです.
(購入は高くてできませんが,とても興味あります.)

お礼日時:2007/04/04 23:34

ソナーレというメーカーは初めて聞きました。

調べてみるとパウエルの頭部管を使用している事を売りにしているメーカーのようですね。確かに頭部管は重要ですが、キーメカニズムも演奏には非常に重要です。もうすでに回答がありそちらにも書いておられますが、私が今まで店で試奏した経験からも海外製は品質にばらつきがあるため同じモデルでも当たり外れが多く、何本も吹いてその中で気に入った物があれば買うかな?という感じです。とてもこのメーカーのこのモデルがいいらしい、とかいう評判で1本だけ取り寄せて買う気にはなりません。
初めて1ヶ月程度の初心者という事なので、比較的安価で買いやすく、(あくまで私が最近試奏してみての主観ですが)品質のばらつきもあまりない、初心者でも鳴らし易そうな楽器という事でミヤザワが良いのではないかと思います。知り合いのプロの方も、「安い楽器も品質がいいから比較的安心して勧められる」と評価しておられました。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます.
やはり海外メーカーは,ばらつきが大きいのですね.やはり試奏して
善し悪しを判断できないなら考えなおした方が良さそうですね.
ミヤザワお薦めですか...他のメーカーの同じラインより少しやすいのも魅力ですよね.検討します.

お礼日時:2007/03/27 23:34

定価27万ということから、該当機種は ソナーレSF-7000 CEA ではないかと思われます。



管体:銀製、キー:洋銀製(銀メッキ仕上げ)
カバードキー(Eメカニズム付き)

輸入代理店「クロサワ楽器店」のコメント。

クラシック、ジャズ、ポップスetc...
ジャンルを問わずオールラウンドに使っていただけるソナーレフルート。
セカンドにいかがですか?
人気の秘訣はパウエル社製ハンドメイドの頭部管。

http://www.kurosawagakki.com/sh_wind/sonare.htm

フルートアンサンブル集団「Lynx(リンクス)」さんが、専属アドバイザーとして就いている様です。
http://blog.livedoor.jp/lynx2004/archives/cat_26 …

>18万はかなりお得だと思い購入に踏み切ろうとしていますが,ずばりお薦めか,考えなおした方が良いかもコメントを頂きたいです.

一番心配なことは、「アメリカ製」だということです。
日本製ほどの品質管理がされておらず、ばらつきもかなりあるようです。
(上記LynxのHP「Lynx選定ソナーレフルート」記事参照)

管体銀製の楽器で18万というのは、私には「安過ぎる」と思えます。
33.3%の値引率は、楽器としてはかなり大きいのです。
逆に、「このくらいの値引率にしなければ売れない商品」とも考えられなくもありません。

>>フルート初めて1ヶ月の初心者です.
ということであれば、フルートの良し悪しとか、自分好みの鳴りとかもわからないのではないでしょうか。

以上を考え合わせた個人的な見解としては、「考えなおした方が良い」となります。
(「選定する力がない」ということで。)

楽器に関しては、「試奏してみて、気に入ったものを購入する」のが一番なのです。
あなたに選定力があるならば、同じモデルの何本かから「当たり!」の楽器を選んで買って来られるのでしょうが、そうは行かない状況ですから、今回は確実性の高い日本製から選定する方が良いでしょう。

>ムラマツ,ミヤザワ,サンキョウなども含めて検討しているので,これらのメーカーとの違いなどもコメント頂けるとありがたいです.

一昔前は、「フルートと言えばムラマツ」と言われていたくらいでしたが、今は昔ほどの造りではないとの評判があります。

ミヤザワは、10年ほど前のフェスティバルで金製の楽器を試奏させて頂いたことがあるのですが、鳴りにムラがあったりして、その時はしっくりとは来ませんでした。
今は、身近でも購入者がちらほら増えて来ましたので、評価は上がっているのでしょう。(安価ですし。)

私はサンキョウ(アーチスト)を吹いていますが、楽器の鳴り方は好きですね。

ここ10年くらいで評価が上がって来ているのはアルタスでしょう。(私のセカンドフルートのメーカーです。)
音に伸びがあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました.
たしかにLynxのブログにあるようにバラツキは大きいのかもしれません.頭部管はパウエルのシグネチャと同じものですが,管体は台湾製だそうです.アドバイスして頂いたように自分である程度,フルートを吹けるようになってから,好みの音色のフルートを探した方がよさそうですね.予算は,20万程度なので,日本のメーカーだと頭部管のみ銀製のものになりそうですが,管体も銀のフルートでは,やはり音色は変わってくるものなのでしょうか?総銀はさらに変わるのでしょうか?
素人的なイメージだと頭部管のみ銀>>>管体銀>総銀で,管内を空気が振動して音がでるので,管体銀と総銀はあまり差がないように考えてしまいます.

お礼日時:2007/03/27 23:21

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