プロが教えるわが家の防犯対策術!

ピアノとバイオリンを弾く者ですが、最近楽器店にちょこちょこ行ってるうちにフルートにも興味を持ってしまいました。フルートは吹けるようになるまで難しいですか?個人差はあると思いますが、一般的な事で構いませんので、どなたかご存じの方教えてください。フルートはきっとバイオリンに比べると音量が小さい気がするけれど、合奏なども可能ですか?どのような楽器と合奏することが多いのでしょうか。あと、フルートの楽譜はピアノやバイオリンのような物とは異なるのでしょうか。

A 回答 (10件)

こんにちは。

以前 フルートの講師をしていました。
フルートは きちんと教えてくれる人がいれば
音を出すのはそんなに難しくありません。
教えてくれる人がいなくても 初めからすんなり出てしまう人もいます。
ただし フルートらしい音になるには それなりの時間が必要です。
私も幼い頃には よく母親から「豆腐屋のラッパ」とからかわれました。

音量そのものは 上達するにつれて大きくなるものです。
本来ならば 1対1でしたら ヴァイオリンよりも大きな音のする楽器です。
(ただし 強弱の幅は ヴァイオリンに負けますが・・・)

フルートは ピアノと違って 単旋律の楽器ですので
アンサンブル(合奏)してこそ 楽器の醍醐味が味わえるというものです。
ピアノ伴奏を従えてもよし。フルート同士でもよし。
もちろん 他の管楽器や弦楽器との相性も○です。
近年は「フルート・オーケストラ」が 各地にできていますよ。
市民オケも吹奏楽も。

楽譜は 当然フルート用に書かれたものが 1番扱いやすいのですが
どの楽器用に書かれたものでも(移調楽器でない限り)
ドレミを読みこなせる人であれば 普通に使えます。
ピアノの楽譜の場合には 旋律部分をフルートが担当して
その他の音を ピアノの人に弾いてもらえば
そこがちょうど伴奏パートになります。

どうぞ フルートの音楽を楽しんでくださいね♪
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私もいろいろな楽器をやりましてフルートも習いました。



>フルートは吹けるようになるまで難しいですか?

まず難しいか難しくないかという話ですが、オンブシュールという吹き方のような技術を正しく実践できれば聞いて下手に聞こえないくらいの音を出すのは難しくないと思います。
ピアノで左手が転ぶような人でもなければ、タンギングとアンブシュールが出来さえすれば、素人に聞かせる分ならそれなりの演奏は可能でしょう。実際数ヶ月でバッハのフルートソナタをパラパラ吹けるようになった人もいましたから。
ただしどの程度から吹けるか、という基準を考え始めるといつまで経っても吹けるとは言えないかもしれません。(これはどの楽器でも同様なのですが)
私はソノリテとかいう単純な練習曲を散々やらされましたが、これはこれでよかったかと思っています。(逆にケーラーは楽しいからどんどんいけてしまうのですがそれがいいのかどうかは後で考えさせられました)
フルートは結構いきなり曲が吹けたりするので基礎が馬鹿らしくなる傾向は否めないと思います。

>フルートはきっとバイオリンに比べると音量が小さい気がするけれど、合奏なども可能ですか?

それは全く逆でしょう。
ベートーベンの時代に交響曲というジャンルが確立されてから、バロック時代のフラウトトラベルソ(モダンフルートのプロトタイプ)では音量が小さいのでシンフォニーにも耐えうるように現在のような均質な金属の円筒形になったのです。(ベーム式と言うのですが)
フルートのトリオソナタ(バイオリン+フルート+チェロ+ピアノ)は探せば沢山あります。
ただしバイオリンとは高音部になると微妙にずれが出てきます。ドイツ式ではそういった場合に穴の空き具合を微妙に調整できないのでオープンホールのフランス式でないと私は難しいと感じています。
あとトリオソナタではオーボエとの合奏曲もあります。
クラシックの音楽作品辞典の著名な作曲家の曲目を探しているといろいろ見つかるはずです。あとJFCというフルートの曲集を探すとトリオはいろいろ見つかります。個人的な趣味に走るので具体的な曲を紹介するのは控えますね。

あとよく誤解されることですが、フルートには金管楽器同様キーメカニズムが付いていますが、あれはややこしいものでもなんでもなく、ややこしい指使いをしなくてもいいような補助手段のための機能です。(自動車で言えばオートマみたいなものです)個人的にはキーメカニズムに頼るのは好きではないので、7穴の木製のフルートの方を愛用しています。

話が前後しますが、どういう人が上手いかと客観的に感じるかを考えてみました。
やはり聞いていて聞きほれる人は演奏を聴くのが好きでよく勉強していますし、楽譜にも丹念に書き込みをしています。
あと目標を持って(この演奏家のようになりたいとか、こういう感性を表現したいとか)練習しているように思います。
素人ではそのあたりがはまる人とそうでない人の分かれ目なのかもしれませんね。

>フルートの楽譜はピアノやバイオリンのような物とは異なるのでしょうか。

これは何人か回答があるように基本的にト音譜なので楽譜自体の表記が異なることはありません。
ただしフランスの曲とか見ると分りますが、装飾記号がたくさんついているものもあります。ただし輸入楽譜とかには最初に説明がついていることが多いので分らないことはないと思います。何にしてもいろいろ演奏を聞いてその楽器を好きになることが大事かと思っています。(どの楽器でも同じですが)

調性の話が出ていますが、モダンフルートはバスフルートもあり、C以下の音を出すための足部管もオプションであります。
私はいつもD管(モダンは常用はしていないので)を使っていますが、その調性が問題なのではなく、伴奏や他の楽器とあわせるための努力こそが必要かと思います。基本的にフルートは平均律楽器ではないですから。
まぁ何にしてもフルートに限らずその楽器にどれだけの愛着と時間を注げるかではないかと個人的な経験から思います。

それにしても最近音楽関係ばかり回答しているような気が。
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この回答へのお礼

レス、ありがとうございます!やる気は空回りしてしまうほどあります!!やる気だけで頑張りたいと思います。フルート。自分の口元からでる音色、早く体験してみたいです。でもプロのフルート奏者のCDも買って聴いてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/02 08:29

なんだか専門的な話になってきたので、一度整理させてください(自分にも原因があるんですけど)。



フルートの音域は3オクターブで、キーはCです。(普通の楽譜がそのまま吹けます)。最低音は本来「ド」ですが、どうしてもそれより下の音が欲しいときの工夫もあります。例えば管の一番先端部分を半音だけ長いものと刺し替えるというような。こうすると最低音は「シ」(ドイツ風に言えば「H]アメリカでは「B])になります。が、楽器のキーが変わるわけではありません。そうすることで楽器のバランスが変わるので微妙に音色も変わります。

音量については小さな楽器なので楽器の出すエネルギーはそう大きなものではありませんが、オーケストラとの協奏曲があるくらいですから、合奏にはなんの問題もありません。

といったところです。#6の方が言っておられるように体験レッスンを受けるのも一案かと。(フルートは貸してくれます)。楽器は安くないので「これは続けたい!」という気になってから購入しても遅くないと思います。
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この回答へのお礼

みなさんのお話を聞かせていただいて、一度体験レッスンのような物を受けてみて、そこからはじめてみようと思っています。やる以上、ちょっとは上手になりたいので、最初は教えていただこうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/02 08:26

 度々すみません。


 今、No.5の自分の回答を読んでいて、思いっきり間違いがある事に気付きました。重箱のスミをつつく様な話ですが、キモチ悪いので訂正させてください。

>足管(3分割出来るフルートの、左手小指で操作する部分)

 足管部の操作は、当然右手の小指ですね。これは単なる打ち間違いです。
 どぅしてまたこんな間違いを・・・・半分寝てたのかもしれません・・・・(ーー;)
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そんなあなたに…



無料体験レッスンはいかがでしょうか?
YAMAHAや村松楽器では、初心者対象の無料体験レッスンをやっています。

かくいう私も、昨年思い立ってフルートをやってみたくなりまして…。

しかしながら、人に聞いても意見は千差万別。
結局は自分でやってみないとわからん…ということになりまして、近所のYAMAHAの無料体験レッスンに参加することにしました。

…んで、それから一年一応形にはなりました。

フルートという楽器は、音楽教師を目指す人が選択するセカンド楽器(どうやら、2つの楽器を演奏できることが必要らしいんですけど)に選ばれることが多いことからわかるように、結構短期間で形になるものだそうです。

音階だけなら、5時間も吹けばそれなりになります。

楽譜自体も、基本はCどあ~なんで子供のバイエル状態。難しいこともありません。

ピアノとの合奏等で問題となるのは、キー(ピッチ)ですから、フルート自身がB♭管というわけではありません(#1では錯誤があります)。

世の中にはいろんな経験サイトがあります。
検索して探してみると楽しいですよ。

こんなのとか
http://www05.u-page.so-net.ne.jp/xa2/nagamasa/tx …
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この回答へのお礼

そうなんですか?短期間で形になるとは、ちょっとというか、ますますやってみたくなりました。ヤマハに早速行ってみようと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/01 14:40

 7年間ほど先生に付いてフルートを学習していた者です(今は辞めてしまって10ン年経ちますが・・・)。



>フルートは吹けるようになるまで難しいですか?

 御指摘通り個人差はあると思いますが、ワタシは手にした3分後には吹けたので、音を出す事自体はそれほど困難だとは思いません。(フルートには、よく考えられたマウスピースが装備されており、ちゃんと原理を理解していれば比較的カンタンに音が出せる工夫が施されています。)
 但し、プロの方が吹かれる様な、透明感のあるトーンを出すのはかなり難しいです、と言うより、骨格的な問題~歯並びや上下顎の形状、口腔内の容積などの問題で、一生不可能かもしれません。(フルートとは、そぅゆぅ楽器です。)

 また、フルートをムキになって吹いていた頃は、よく先生に『練習を1日サボると、頬の筋肉が戻るのに3日かかる』と言われましたし、実際旅行などで1週間も吹いてないと、次に吹いた時あまりのヘタさ加減に我ながらイヤ気がさしてしまうほどの能力低下が見られました。
 『始めたら立ち止まれない』とゆぅのはどんな楽器でも共通の事ですが、フルートは、あの比類無いクリアでやさしいトーンを維持する為に、特に継続した練習が必要な楽器と言えるかもしれません。

 一方、操作性は・・・・パッと見この手の楽器の例に漏れずキィが一杯付いていてどぅ持てばよいかすら判り辛いですが、運指は意外とラクです。
 但し、半音はそれなりに複雑な指使いを覚えなければならないので、リコーダーの様には、なかなかいきませんが。

>フルートはきっとバイオリンに比べると音量が小さい気がするけれど、

 音は小さいですし、そもそもトランペットやサックスの様に強く吹ける楽器では無いので、『額に汗して』バカ鳴りさせるのは不可能です。ただ、オーケストラに混ざっているのを見てもお判りの様に、夜中にアパートで練習すると常識を疑われるレベルの音量はあるので、室内楽であれば他の楽器とアンサンブルしても何ら遜色はありません(もしピアノなどと合奏出来ないほど小さい音しか出なかったら、それは吹き方が間違っています。)

>フルートの楽譜はピアノやバイオリンのような物とは異なるのでしょうか

 通常楽器屋などでよく目にするモデルはC管なので、普通のト音記号の譜面のママで演奏出来ます。

 また、Cより更に低い音域ですが、フルートは他の管楽器と同様にピッチ違いのモノが色々あるので(異常にキィが高いピッコロもフルートの一種です)、どぅしても低い音が必要な場合はその音域をカバーするフルートに持ち替えればよいだけです。ワタシがフルートを吹いていた頃は、足管(3分割出来るフルートの、左手小指で操作する部分)だけがやや長い、Cより低い音が出せるモデルを持つのがちょっと流行りました。
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この回答へのお礼

とっても詳しいレス、ありがとうございます。一日楽器を触らないと取り戻すのに三日かかるとは初めてしまったらほんと後戻り出来なそうですね。フルートはほんとに触ったことないのですが、ミュートなどはあるのでしょうか。消音器というか、そういうのは存在するのでしょうか。バイオリンは金属のミュートがあって、あれがないとほんとに家での練習は難しいです。ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/01 14:38

補足の補足です。



直前の回答中トランペットの説明について誤りがありました。が、これはフルートの話題なのでくどくど修正するとかえって混乱しそうですから、「基音が1オクターブ上というのは誤り」とだけ訂正しておきます。すみません。
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補足します。

>「ドから下がでないってびっくり」

一般的に楽器で高音はなんとか工夫して出すことができるものです。いわゆる「倍音」を出す工夫をするわけですが、低音はその楽器の「最大長」(弦でいえば開放弦、管でいえば吹き口から開口部までの長さ)を使っているので、もう「それ以上がない」のです。

その楽器の「最大長」を楽器のキーノート(中心音)としている場合は、それより下は出ません。(膝などを使って人工的に最大長を延ばすテクニックがないことはありませんが)

トランペットなどの場合は、キーノートがその楽器の基音のオクターブ上になっているので管を延ばすことにより五度下(つまりキーノートに対して下の「ソ」)までは出ます。

サックスの場合は最初から少し短くしたところにキーノートを作り、管長を延ばして長二度(「シのフラット」)まで出せるように設計されています。

フルートの全長が「ド」であり、それより下が出ないことは上記のような楽器一般の特性からいってそう珍しいことではないのです。例えば「リコーダーの最低音がドであってそれより下がない」ことはそれほど不思議とは思われないのではないでしょうか。

そういう事情で、フルートはリコーダーやオカリナの楽譜とほぼ互換性があります。
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この回答へのお礼

レス、ありがとうございます。みなさんがとっても詳しく答えていただいてありがたく思うと同時に、それがなかなか私には未知のことなので理解が難しく、とりあえず手元にフルートを用意してまたちゃんと読み直そうと思っています。バイオリンを習うときも、たくさん本も読みましたが、それと同時に手元にバイオリンを用意して、楽器を触りながらの方が「なるほど、そういうことなのか」と少しずつ理解する事が出来ました。まず、安くても1つ(フルートってどうやって数えるのでしょうか?)買ってみたいと思います。バイオリンに続き、これも憧れの楽器です。ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/01 09:09

フルートは初心者にとって意外にしんどい楽器です。

息が音になる効率が悪いうちは、疲れます。その点ピアノなどより入門の敷居は高いかもしれません。

音量は小さいですが、よく響く音なので合奏は問題ありません。古典から現代まで曲がたくさんあるのも利点です(サックスなどとは違うところ)。flute/pianoの楽譜が多いですが、ギターとの相性はとても良いです。

フルートの譜面はキーCのメロ譜ですので(一部の現代曲を除いて)そう難しく見えるものではありません。普通のメロディ譜もそのまま弾けます。が、フルートはドから下が出ないので、一見吹けそうに見えて吹けないことがあります。

ジャズやボサノヴァも演奏でき、持ち運びが簡単で、目立つ、かっこいい楽器です。やりがいのある楽器だと思います。
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この回答へのお礼

>持ち運びが簡単で、目立つ、かっこいい楽器・・・ほんとそうですよね。ピアノは絶対「あるところ」でしか出来ないし、バイオリンも軽めではあるけれどフルートはもっと軽快って感じです。やってみたいです。音量は小さいけれど響くのですか。以外です。あとドから下がでないってびっくり。ほんとこれも未知の世界です。是非トライしてみたいです。

お礼日時:2002/10/30 22:36

私もギターをずっとやってますが、とにかく楽器が好きでいろいろトライしました。


フルートもやったことあります。
ただし、ドレミファソラシドが吹けるようになった頃に向いていないと思いやめました。
基本的に指使いはリコーダーを横にしたものがベースとなり、あとは半音キーとかが出っ張ってついたりしています。
ピアノとバイオリンをなさるのなら、譜面も読めると思いますので抵抗無いと思います。
ただし、フルートは確か楽器そのもののキーがBかB♭のはずで、指使い上でドレミファソラシドを吹いても、ピアノのそれとは音が合いません。
フルートの譜面って見たことないので判りませんが・・・・
あと、音を出すのに向きになって吹いてると酸欠で半端じゃないほどくらくらしますので注意してください。
こつをつかめば音はすぐ出ます。※尺八は3日間やっても音が出ませんでした。
楽器好きならなんでもトライしてみてはいかがでしょう?
PS;バイオリンも友達のブルーグラスのバンドの助っ人を頼まれて1時集中的にやり、Gのスリーコードどのカッティングまでは合わせられるようになりましたが、チュウニングがギターのウラッ返しのため、ソロを弾くまではいたりませんでした。
バイオリンが弾ける方はマンドリンが同じチューニングのため、簡単に制覇できると思います。
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この回答へのお礼

バイオリンもはじめてみてわかったことがいっぱいあったのでフルートもきっと未知の世界が広がっているだとおもいます。取りあえず、トライしてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/30 22:31

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