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・インドシナ戦争では、ベトナム人は南も北もなく、民族一丸となって独立を目指し戦っていたのですよね?

・ベトナム戦争では、ベトナム人は南北で分裂して、ベトナム人同士で争っていたのでしょうか?

それとも、北と南、社会主義国と資本主義国からそれぞれ支援を受けて
敵方の多国籍軍(ベトナム人以外)を追い出そうとしていたのでしょうか?
そもそもベトナム人同士は争っていたのですか?

・各国の目的は
ベトナム⇨独立したい
アメリカ⇨社会主義国から守りたい
中国、ソ連⇨社会主義国にしたい

で合ってますでしょうか...?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

一丸とは言い切れない


特に、キリスト教徒であるゴ・ディン・ジエムに代表されるようにキリスト教徒は必ずしも親社会主義という訳では無い

解放戦線(ホーチミン)も、社会主義革命を前面に打ち出すよりも、共産主義的な主張を抑えて民族解放を旗印にした方がより広い支持が得られるとの判断をしていたので
解放後の状況を前提に皆が戦っていたわけではない
技術者や教育者などのいわゆるインテリ層は、共産党も含めた民主的な政治勢力による国家を想定していた
なので、単純に共産勢力対資本主義勢力というような単純な争いではなかった

また、南側の国家機構には多数の隠れ解放戦線シンパが含まれていたので
更に話は複雑になる
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

お礼日時:2016/05/25 08:27

インドシナ戦争では、フランスと北ベトナムが戦っていました。


日本降伏時に北ベトナムは独立宣言したのですが、戻ってきたフランスがそれを認めなかったからです。

フランス撤退後、南ベトナム(ベトナム共和国)と北ベトナム(ベトナム民主共和国)に分かれました。
北が社会主義陣営、南が資本主義陣営になりましたが。
南ベトナムもどちらかといえば、独裁国家でした。

その後、南ベトナムで反政府軍(ベトコン)の反乱が起こり、
アメリカが南ベトナム政府を、北ベトナムが反乱軍を支援しての内戦になりました。
これがベトナム戦争です。

北ベトナムとアメリカの直接対決に発展し、周辺諸国に戦火が飛び火しましたが、
本筋はあくまで南ベトナムの内戦です。

北ベトナム側はベトナムと諸外国の戦い、とアピールしていましたが、
ベトナム人同志で殺し合っていました。
北ベトナムもとりあえず共産主義国なので、大量虐殺も強制収容所もいちおうありました。
南ベトナムも少数勢力を弾圧してました。

最近の日本はベトナムと仲がいいです。(共通の敵がいるので)
なので、あまり過去のことは語られません。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。
とても分かり易かったです。

お礼日時:2016/05/25 08:25

・インドシナ戦争では、ベトナム人は南も北もなく、


民族一丸となって独立を目指し戦っていたのですよね?
  ↑
違います。
フランスが組織する南ベトナムと、独立を目指す北ベトナムが
対立しました。


・ベトナム戦争では、ベトナム人は南北で分裂して、
ベトナム人同士で争っていたのでしょうか?
    ↑
ハイ、そうですが、南には米国が荷担して
北ベトナムと米国の争いにもなっていました。


それとも、北と南、社会主義国と資本主義国から
それぞれ支援を受けて
敵方の多国籍軍(ベトナム人以外)を
追い出そうとしていたのでしょうか?
そもそもベトナム人同士は争っていたのですか?
    ↑
ベトナム人同士が争っていました。
それを米国、中国、ソ連などが後押しして
いました。
米国軍は直接戦闘に参加しています。



ベトナム⇨独立したい
アメリカ⇨社会主義国から守りたい
中国、ソ連⇨社会主義国にしたい
で合ってますでしょうか...?
    ↑
合っています。

中国の援助に手を焼いた米国は、中国と相談して
ベトナムから手を引かせることに成功しました。
その見返りとして、国連から台湾を追い出し
その後釜に中国を据えることになりました。
それまでは、台湾が常任理事国だったのです。

しかし、その甲斐無く、結局米国は北ベトナムに
敗れたわけです。
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます。

中国の主権回復とつながっていたんですね...

お礼日時:2016/05/25 08:30

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