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g当量という言葉の使い方について、参考書では少ししか触れられておらず、検索で自分で調べたのですが、考え方は正しいでしょうか?

(例)
H2SO4とNaOHは1mol対2molで中和する。
この時、出しうるH^+の物質量=出しうるOH^-の物質量が成り立っていて、どちらもこの場合、2molである。
1molのH^+、OH^-を出しうる酸、塩基の量を1g当量という。
H2SO4の1g当量は49グラム。NaOHの1g当量は40グラム。
そして、中和点においては、H2SO4とNaOHのg当量が等しくなっている。
今回の例でいうと、両方とも2g当量である。
物質の質量をモルではなく、gであらわしているときは、便利な概念?
(私はモルしか知らないので、混乱しています)
(例)NaOH120グラムを中和するのに、H2SO4はいくら必要か?
→NaOH120グラムは3g当量だから、H2SO4も3g当量分すなわち、147グラム(1,5モル)必要。

A 回答 (3件)

平成元年に高等学校学習指導要領が改訂され、当量・規定度は扱わないこととなり、平成6年からの教科書から、当量・規定度の記述は消えました。

なぜ当量・規定度が消えたかというと、国際単位系SIとの整合性のためです。計量法やJISにおいても当量・規定度はなくなりました。

当量・規定度は同一の物質であっても反応(酸塩基、酸化還元)によってその値がこのなるので混乱の元ともなります。化学の計算をするときは、当量・規定度で考えることはやめて、反応式をよく考えて物質量・モル濃度および価数で考えるべきと思います。
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NO.1続き


>>1molのH^+、OH^-を出しうる酸、塩基の量を1g当量という。
1mol⇒1価ですね。

便利な概念?と言うか、酸・塩基のg当量が同じなら過不足無く中和するという意味です。または、過不足無く中和するにはg当量を同じにする。

モルのままでも良いですよ。
g当量でもモルでも、常に(価)を考えないと中和問題は解けないケド。
H+、H++, ドッチ? これは付いて回る
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原子または分子の6.02×10^23個を1モルと呼んでいます。


つまり、缶ビール20本を1ケースと呼んでいるのと同じです。
1モル当たりの原子の重さを原子量、1モルあたりの分子の重さを分子量というわけです。
グラム当量とは、原子または分子の価数を問題にした量なのですこし複雑です。

中和反応を起こす場合、1価の酸と1価の塩基の反応ですから、両者の量が1:1になります。
2価の酸と1価の塩基の反応なら1モルの酸を中和するのに2モルの塩基が必要です。

このわずらわしさを無くすために、すべて1価の酸や塩基に換算した値が考えだされました。それがグラム当量です。

硫酸は2価の酸なので0.5モル当たりの重さ49gを1グラム当量。
2価の水酸化カルシウムは分子量を2で割った37gが1グラム当量
3価リン酸は分子量を3で割った33gが1グラム当量
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