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最近専門書など教科書を読んでいてよく思うのですが、
今までただ単に本に書かれている内容だけを読んで理解して、記憶してという作業にとどまっていたのですが、
本に書かれていない直接触れていない内容についてもその公式の成り立ちを考えたり、公式を使う理由を考えたり、他の事象や現象法則などとも関連付けて記憶させたり
より深く理解して、自分なりの解釈を与えないと
量があまりに膨大で記憶しきれないといったことを強く思うのですが、どうでしょうか
漠然とした質問ですみません
ご意見宜しくお願いします

A 回答 (5件)

>こういった範囲についても教科書に書かれている数式や解法、定理証明の説明に書かれている文面のみでなく底からより深く自分なりの理屈、理論、成り立ち、公式を使う理由、他の公式や現象との関連性など視野を広く保って考えていくという基盤に基づいてという方針でよいでしょうか



はい。そう思います。例えば、公式を丸暗記するだけでは、理解したとはとても言えませんよね、その公式が成り立つことを、「誰もが納得する論法で」証明できるようにすることが理解への第一歩です。そして、公式の証明方法は一通りではありません。教科書に記述されている証明方法だけではなく、他の証明方法を『自分なりに』探ることによって、全く別の法則や定理と関連していることに気づいたり、時には新しい法則を見出すこともあります(大抵は既知の法則なのですけど)。結果的に何も見出せなかったとしても、色々と『自分なりに』考えをめぐらせることによって、非常に良い思考トレーニングになりますし、その公式に対する理解度がとても深まります。

化学の研究現場では、実験をする機会がとても多いです。まずは既知の情報を集め、作業仮説を立てます。それを確認するために実験を行います。実験結果を分析することによって、作業仮説どおりの現象が起こったかどうかを調査します。その調査結果を既知情報に上乗せして、新たな仮説を立て、次の実験に移ります。

このなかの、既知の情報を基に作業仮説を立てるというステップこそが、科学者のセンスが問われる場面なのです。情報収集は非常に大きな鍵になります。そして貴方の質問文中にある「自分なりの解釈」を「既知の情報に与える」ことによって、独創性に富んだ作業仮説が立てられていくのです。

結論として、『広く深く情報を収集して』『より深く理解して』『自分なりの解釈を与える』ことこそが科学者に求められる必須の能力であり、これこそが科学者の能力を左右する「センス」なのです。

貴方は研究者向きだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
どうも高校時代のクセが抜けきれませんでした
自分でも疑問を感じていたのですが、大学課程ではこのような方法が大切だと
色々な観点からの初心者にも分かりやすく丁寧にご指摘をいただけて納得できました 自分自身の考えに対しても自信がもてるようになりました。これからは一生懸命自分なりに考えてやっていこうと思います

お礼日時:2004/07/25 01:45

こんばんは、


理学、工学を目指す者の心得として、真理の追究、というものがあります。yosi74529567さんは学生さんなのでしょうか、勉強途上にある者にとっても例外ではありません。私が学生時代に教官から聞いた話に、学生実験の結果が教科書に書いてあることと異なったことから、新たな知見があったことを聞きました(レイノルズ数に関する実験です)。一般に(厳密な表現でなく)数学公式以外の「公式」は科学の領域においては「仮説」と捉えた方が良いでしょう。真理は観測のみにあると信じ、理学、工学の道を御極めください、ご活躍をお祈りしています。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてしまいすみません
一生懸命がんばっていこうと思います
ありがとうございました

お礼日時:2004/07/27 19:13

大学教育と中等以下の教育との違いは.大学教育で「考え方を学ぶ」ところにあります。



「単に教科書の内容を記憶するだけ」ならば.教科書の名前だけ覚えていて.後で必要なときに読めばすむ(本を読んで直後は7割程度.1週間後は1割以下になるので.大学でいくら覚えても.実際使うころには忘れているので効率が悪い)のですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
お礼が遅れてしまい、すみません
しっかり理解していこうと思います

お礼日時:2004/07/27 19:12

私も同感です。

いままで試験・レポートがあるたびに教科書や専門書を読み、そこに書かれている内容だけを理解していました。しかしその方法ではやはり記憶しきれなかったり、理解に苦しむことも多々ありました。本に書かれていない事象を自分で憶測するのはとても難しいです。しかし考えることでスム-ズに理解できるようになり、深い理解と記憶につながると思います。私の場合、専門が生化学なのである1つの事柄とほかの事柄の関連性が強いのでなるべく自分なりに関連性を考えてみています。また、うまい解釈ができないときや、理解に苦しむときは、教授に自分なりの考えを質問してみています。
参考になりましたらと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました
他の人の意見も聞けて
やっぱり自分の考え方に自信が出来ました

お礼日時:2004/07/24 01:43

そもそも化学を記憶の学問と考えていては、無理が生じるのは当然です。

本に書いてある内容を単純に記憶するような幼稚な勉強法ではなく、「書籍や論文の記述を系統的に整理する」ことが大切です。整理の方法は人それぞれに違います。自分がやりやすい整理の方法を見つけてください。

貴方には、化学だけに限定しない学問全般の習得方法を、根本的に考え直すことが必要ですね。

この回答への補足

アドバイスありがとうございます
これを機会に勉強の仕方を根本的に考え直してみようと思います
化学に限らず物理や数学でも量子論、シュレディンガー波動方程式、数学も偏微分、重積分など難しい公式の証明や解法過程など出てきます
こういった範囲についても教科書に書かれている数式や解法、定理証明の説明に書かれている文面のみでなく底からより深く自分なりの理屈、理論、成り立ち、公式を使う理由、他の公式や現象との関連性など視野を広く保って考えていくという基盤に基づいてという方針でよいでしょうか

補足日時:2004/07/24 01:34
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