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光り物東より西へ飛び雷の如く鳴る上下恐怖せざる「は」なし (暴れん坊将軍)の「は」
ですが助詞と思うのですが格助詞 終助詞 係助詞 接続助詞のちどれになるのですか
接続と意味はどうなるのでしょうか宜しくお願いします

質問者からの補足コメント

  • 接続は連体形ですか

      補足日時:2016/08/26 19:39

A 回答 (3件)

>接続は連体形ですか



「上下恐怖せざる『は』なし」の場合、「ざる」(「ず」の連体形)に接続するのではなく、「ざる」の直後に「者」という名詞が省略されていて、その名詞(体言)に接続していると考えられます。
 活用語(形容詞や助動詞)のばあい、「連体形」に付くこともありますが、「連用形」に付くこともあります。 
 例 恋しく<は>訪ねきてみよ和泉なる信多の森の恨み葛の葉
   知らず<は>言って聞かせやせう
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この回答へのお礼

よくわかりました有難う御座いました

お礼日時:2016/08/28 22:14

古語、現代語を問わず、説明の難しい助詞の一つです。


 「春は曙」、「ゆく川の流れは絶えずして、」、「月日は百代の過客にして、」
「木曽路はすべて山の中である」など、有名作品の書き出しに現れるこの「は」は簡単に言えば、「主題」を表すとか、ある語を「取り立てる」(強意の一種)とかいえますが、辞書的には次のように説明されています。なお、その説明にある「連用語」とは「連用修飾語」と考えてよさそうです。また「接続」は「は」がどのようなものに付くかと言うこととおもいますが、以下の説明によれば様々なものに付くと考えられます。「名詞」、「副詞」、「形容詞」、「助詞」など。

『は』 解説・用例
【一】〔係助〕(現在では「わ」と発音する)

〔一〕文中の連用語を受け、述語との結びつきを強める。→語誌(1)。
(1)体言・体言に準ずる語句およびこれらに助詞の付いたもの、副詞などを受ける。→語誌(2)。

(イ)叙述の題目を提示する。→語誌(3)。

*徒然草〔1331頃〕一「御門の御位はいともかしこし」

(ロ)連用語を対比的に提示する。

*枕草子〔10C終〕三・正月一日は「得たるはいとよし、得ずなりぬるこそいとあはれなれ」

(ハ)対比すべき事柄を言外におくことにより強める。

*徒然草〔1331頃〕二「おほやけの奉り物は、おろそかなるをもてよしとす」

(ニ)「Aが…する(である)一方、BはBで…する(である)」の形で、Aの行為・状態に対して、Bが独自に類似した行為を行なう(類似した状態である)ことを表わす。「この件は警察も捜査に着手したが、検察は検察で独自に動きはじめていた」「ここは冬は冷え込むし、夏は夏でとても暑い」

(2)複合動詞の中間に入り、あるいは活用語の連用形・副詞などを受けて強調し、打消または逆接の表現に続く。→語誌(4)。

*四河入海〔17C前〕一九・二「年の内なれば雪はふりはふれども」

(3)「ずは」の形で用いられた上代の特別用法。→ずは(1)。

(4)「…は(には・ことは)…が」の形で同じ形容詞・形容動詞・動詞をうけて、その観点・次元については…であるということが認められるが、その意義を減少させるような要素もある、ということを示す。「…は…が」の形では、形容動詞は初めのは語幹、後のは終止形を用いる。「このあたりは静かは静かだが駅からは遠い」「この時計は動くには動くが正確でない」

*真空地帯〔1952〕〈野間宏〉三・六「上等兵に進級したときはうれしいことはうれしかったし」

(5)形容詞および打消の助動詞「ず」の連用形を受け、仮定条件を表わす。→語誌(5)。

*古今和歌集〔905〜914〕春上・一四「鶯のたによりいづるこゑなくは春来ることをたれか知らまし〈大江千里〉」

〔二〕連体修飾の文節を受け、対比的に被修飾語との関係を強める。

*方丈記〔1212〕「一条よりは南、九条より北」

  『語誌』

(1)【一】で連用語と述語の結びつきが非常に強められると、排他的な気持の含まれる場合も生じ、またその排すべき事柄を明示すれば〔一〕(1)(ロ)のような対比的用法ともなる。

(2)格助詞「を」を受けると、【一】〔一〕(1)の「は」は濁音化して「をば」となる。→ば〔係助詞〕。

(3)【一】〔一〕(1)には地名に関して、それを含むさらに広い地域を先に提示する特殊な用法もある。「肥前の国は唐津の住人多々良三平君が」〔吾輩は猫である〈夏目漱石〉五〕など。

(4)形容詞の連用形あるいは副詞を受けながら打消や逆接の表現とならず、【一】〔一〕(2)の「は」がきわめて軽く、間投助詞的になる場合もある。「しらぬひ筑紫の綿は身に著けていまだ者(は)著ねど暖けく見ゆ〈満誓〉」〔万葉‐三・三三六〕、「天離(ざか)る鄙にも月は照れれども妹そ遠く波(ハ)別れ来にける〈遣新羅使人〉」〔万葉‐一五・三六九八〕、「末はいかに、いかにとあるを、いかにかはすべからん」〔枕‐八二・頭の中将の、すずろなるそら言を〕など。

(5)【一】〔一〕(5)の「は」の受けている形容詞語尾「…く」、および打消「ず」を未然形とする説もある。いずれにせよ、この場合の「は」は清音に発音されたものであるが、近世には「ずば」「くば」の例が現われる。これらは、活用語の未然形に接続詞「ば」が付いた形からの類推であらわれたものと考えられる。「それ程名残り惜しくば、誓詞書かぬがよいわいの」〔浄瑠璃・心中天の網島‐中〕、「人足をたのまずばなるめへ」〔滑稽本・八笑人‐三下〕など。

 以上「日本国語大辞典」による
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この回答へのお礼

色々詳しく教えて戴き本当に有難う御座いました

お礼日時:2016/08/26 23:13

係助詞です。

特に取り出して強調、がその機能です。

そうで「は」ありません。 格助詞ではない証拠です。
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この回答へのお礼

早速のご回答有難う御座いましたよくわかりました

お礼日時:2016/08/26 19:11

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