女性大統領への「ガラスの天井」

アメリカ文化について、興味を持っている
40代男性です。個人的には米国に
住んだことも旅行したこともありません。

今回、ヒラリーが負けた理由の一つとして
「ガラスの天井」が挙げられています。

建前は男女平等だが、本音は
「女が大統領なんて」という男性の
本音があるという意味です。

しかし私が本で勉強した限りでは
「黒人」のほうが、はるかに何十倍も
偏見があります。未だに、黒人は
奴隷だと本気で思っている人は
南部にはいるそうです。

野球で最も重要なポジションは投手
アメフトではクオーターバック。
どちらも黒人選手は少ないです。

実力的には、白人より優れているのに
黒人という「ガラスの天井」によって
その花形ポジションになれません。

今の大統領は黒人のオバマです。
私の父は40年前、子供の私に
「お前が生きているうちに
黒人の大統領はでないだろうなあ」
と言ったのを覚えています。

オバマが大統領になれたのに
「女性」だからなれなかったという
論理は言い訳でしかないと思うのですが。

如何でしょう。

No.3 ベストアンサー 回答者： とっつぁん野郎 回答日時： 2016/11/12 16:23

アメリカにはまだまだ偏見が数多くありますよ！競泳プールでの黒人差別で選手になれないなど、日本人が知らないところには！しかし今回の選挙戦では、男女関の偏見はないと思います。

一部にあるとは思いますが、勝敗には影響なしかと！むしろ今までの大統領と変わらないクリントンさんと、変革を唱えるトランプさんの違いと、国民が求める意想が変革であっただけです！当然予想では、できない変革を理想としかとっていないマスコミのそれこそ偏見が逆に出た結果だと思います。それほど合衆国民は変革をやはり望んでいると解釈した方が良いので、男女問題では全くないと言っても良いと思います。もしクリントンさんが変革を訴えたなら、判らない結果であった事は間違いないかと！

No.2 回答者： メキシコの爺ちゃん 回答日時： 2016/11/11 22:08

今回のアメリカ大統領選挙で、一般国民総投票ではヒラリーがトランプよりも票は多く獲得していました。

しかし、最終に誰が大統領になるかは、国民総投票での上位者の中から、アメリカ全土でたった５００数十人の大統領選挙人の得票で決まります。それで、トランプが勝った、です。通常は、国民総投票で勝った者が大統領選挙人投票でも勝んですが、今回は逆に。過去にも、この逆転でブッシュが大統領になっており、今回が２回目です。

それで、抗議も起こったわけです。民主的に見えて、まったく民主的でない選挙システム。この前近代的な大統領の選び方をいずれは変えざるを得なくなると思いますが、憲法を変える必要があり、大困難な作業です。

No.1 回答者： trajaa 回答日時： 2016/11/11 21:10

確かにガラスの天井は存在しますね

但し、今回ヒラリーが逆転を食らったのは直接的にはそれではない

彼女は、大統領夫人だったころから一貫してワシントン政治に関与し続けた
大統領夫人として、上院議員として、国務長官として、かれこれ二十年以上ですね

アメリカ人て、中央政府やワシントン政治家に対する忌避感を持つ人が多いのです
過去の大統領を見ても、
オバマ：上院議員　
子ブッシュ：州知事　
クリントン夫：州知事
父ブッシュ：下院議員、CIA長官、副大統領
レーガン：州知事
カーター：州知事
フォード：下院議員、副大統領　＜－ニクソン辞任で急遽大統領就任
ニクソン：下院議員、上院議員
ジョンソン：上院議員、副大統領　＜－ケネディ暗殺で急遽大統領就任
ケネディ：上下議員
アイゼンハワー：第二次大戦の英雄

という感じ、中央政界から大統領というのは少数派
州知事経験者の方が多数派
これは、州知事という統治権の経験があるが中央政界の垢にまみれていない
人を好むという事を表す

ワシントン政界にどっぷり浸かってキャリアを積み
メール問題でドタバタして
インテリ風の容貌と人を見下すような口ぶり
その上でリベラル

これだけマイナス要素が重なれば、トランプ相手でいい勝負になってしまうのもやんぬるかな

ガラスの天井は、要因の一つかも知れないが
もっと大きなものが他にある