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吊り橋効果のように、本来とは違う事象に情報が結びついてしまうことを
別の名称でなんて言うでしょうか?

心理学か脳神経学の学問的用語だったと思うんですが・・・

A 回答 (2件)

ほかにも類似の現象がありますよ。


代表的なものが「ゲレンデマジック」と呼ばれるものです。

自分のスキー技術に不安があるときに、たまたまゲレンデで困っているところを助けてくれたりする異性が現われると実際以上に素敵に見えてしまう、という心理です。
JRのCMで「全部、雪のせいだ!」というのがあったでしょう?
まさしく、このことなんです。

雪山は、非日常的な空間ですよね。
やはり、「非日常的な場面で非常に限られた人間関係になると、恐怖感がほかのものにすり替わってしまう」という現象が起こっていますから、吊り橋効果と共通するものがあるんです。
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ストックホルム症候群(精神科医のフランク・オックバーグ博士による)というのがあります。


ストックホルムで発生した銀行強盗事件がきっかけで注目されるようになった事象です。
人質解放後の捜査で、犯人が寝ている間に人質が犯人に協力して警察に敵対する行為を行なっていた、ということが判明しました。
危機的状況に陥ったときに、犯人からの小さな行為(例えば、食べ物をもらえる・トイレにゆくことの許可を得られる・犯行に至った動機を犯人から聞かされる)をきっかけに、犯人に対する信頼や愛情を抱いてしまうという現象で、吊り橋効果(心理学者のダットンとアロンによる実験に由来)と非常によく似た心理錯覚からもたらされています。
映画化されやすい題材でもあり、アル・パチーノの「狼たちの午後」やジョディ・フォスターの「ハートに火をつけて」などは、ストックホルム症候群がヒントになっています。

これとは逆に、リマ症候群というものもあります。
ペルーでの日本大使館人質立てこもり事件が、その典型例です。
犯人が人質に親近感を持って攻撃的態度が和らぐ、という現象で、ストックホルム症候群の一種です。

要は、非日常的な場面で非常に限られた人間関係になると、その人に対して抱いた恐怖感がほかのものにすり替わってしまう現象です。

プラシーボ効果(偽薬効果)などとも一見よく似ていますが、こちらは「本人の思い込み」という「意志」が介在しているので、本人の「意志」とは関係なくあらわれる「吊り橋効果」や「ストックホルム症候群」とは別物です。
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この回答へのお礼

たしかにストックホルム症候群は近いですね。

他にもそういう現象名があったら教えてください。

お礼日時:2017/06/18 23:49

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