プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

 民法の大家、我妻栄先生と東大で主席を競った大秀才が岸信介さんで、その兄弟が佐藤栄作さんです。

 私は、縁があって、その佐藤・岸両氏の姪っ子さんと同じ教室で学ぶ機会がありました。

 その姪っ子さんというのも、抜群の秀才で、やがて大学教授になりました。

 こういう実例をみると、「頭がいい」というのは絶対的に<遺伝>であると考えますが、皆様は、いかがお考えでしょうか、お聞かせ下さい。

 もう30年以上、『天才たちのメッセージ・東大理Ⅲ』(データハウス)を毎年買ってよんでいますが、「人間には努力だけでは手の届かない世界がある」というのが私の結論です。

 前置きが長くなりましたが、「天才的に頭がいい」というのは、生物学的には、どういうことなのでしょうか。どういう文献を読めば、そのメカニズムが理解できるのでしょうか。

                              (質問者:元・大学教授)

A 回答 (7件)

親のDNAの影響は大きいですが、育つ過程での人格形成に大きく影響されます。


親のDVを受けても、近所の人、学校の先生、友達の影響を受けると学習意欲が
増幅され自分の能力を最大限に活かせることが可能になると思います。
エジソンや将棋の藤井四段のような子が友達だったら影響受けないはずは無いです。
良い競争相手や良い影響を受ける相手がいるから自分の能力を高めようとするのです。
モンテッソリー教育のような教育法も潜在能力を高めるのに役立つと思います。
豊田議員もDNAは素晴らしいのに育ち方に問題があり脳は育ったが人格は育たなかった。
「天才的に頭がいい」というのは大部分がDNAの影響が大きいと思います。
環境による「頭が良い」は秀才タイプで個人の努力によるもの。
DNAが悪かったら人の何倍も努力すれば良いだけですから。
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この回答へのお礼

病気のため御礼が遅れてしまいました。おゆるしください。こころより感謝いたします。

お礼日時:2017/07/10 17:07

残念ながら、人間の「頭の良さ」の学問的検討はあまり進んでいません。



まず難しいのは、「頭の良さ」の定義です。
「頭の良さ」を構成する要素としては、記憶力・計算力・推理力などが挙げられ、さらに「頭の良さ」の指標としていわゆる知能指数IQがあげられます。
IQは「頭の良さ」を構成すると思われている要素を足して算出しますが、IQが「頭の良さ」の総合的指標として適切かどうかを考え始めると、トートロジーにはまり込んでいくことに気づきます。
BinetがIQの概念を提唱した時には、IQの高い人は政治をさせても、軍人をさせても、学問をさせても人より上手だと考えていたようですが、そんなことは当然ありえません。
また、100m走の速さと、重量挙げで持ち上げることのできる重さと、握力と、ソフトボール投げの距離と、走り幅跳びの距離を、それぞれ100点満点の数値化して、全てを足して数字を出したとして、その数字は一体何を表しているのでしょうか。
現在用いられているIQには、これに類似するうさんくささがあります。
また、自閉症の一部には、抜群の記憶力や計算力を示すことがありますが、これを頭の良さというのには無理があります。
さらに、脳の働きのよさで考えれば、ピアノを上手に弾く能力、飛んでくるボールを打ち返す能力も含まれますが、これを頭の良さに入れるのはさらに無理がありそうです。

以上のように、さしあたり学問的に適切な頭の良さの定義は極めて不明確です。
実際的には、トートロジーに眼をつぶって「頭の良さとはIQ検査で測定されるものである」、という定義が最も便利だったりします。

さらに、頭の良さは測定者に依存する部分があり、「天才的に頭がいい」人の知能を測定しようとするためには、測定者も「天才的に頭がいい」必要がありますが、これは当然一般的には不可能です。

結果的に、書かれているような経験則以上には事実上学問的議論は進んでいません。
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この回答へのお礼

病気のため、御礼がすっかり遅れてしまいました。お許しください。貴重な助言を参考にさせていただき、勉強をすすめます。

お礼日時:2017/07/10 17:04

まあ遺伝と環境両方が大事だそうです。


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https://matome.naver.jp/odai/2136396165124232501

"2005~06年に一卵性167組を含む計220組の大人の双子に実施した知能テストでは、IQは<遺伝>の影響が環境の3倍もあるという結果がでた。"

出典IQ:知能指数|気になる言葉館

"一方、30年でIQが15程度上昇する現象「フリン効果」が多くの国で確認されている。遺伝子は数十年単位では大きく変化しないので、栄養状態の向上やテストへの慣れなど、人々を取り巻く<環境>の変化が原因なのは確かだ。IQは遺伝の影響を受けるが、絶対的なものではない。"

出典IQ:知能指数|気になる言葉館
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この回答へのお礼

事情でお礼が遅れました。失礼の沙汰、なにとぞお許し下さいませ。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

草々

お礼日時:2017/07/10 17:00

肩書きがお好きな様なので、東大出の理博です。


佐藤さんが岸さんにまるで及ばないので国鉄へ行ったのは本当らしいです。
あなたが充分な理解度があればその質問はこれからの百年が大脳科学の世界だと既に答えが出ていることを御存じでしょう。
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この回答へのお礼

あなた、なにか屈折した人間ですね。

お礼日時:2017/06/24 02:18

教育の賜物です。

幼少期からきちんと教育する習慣が受け継がれているだけ。子どもも幼少期から勉強する習慣がつく。
「幼児教育は3歳まで」
特に、インテリジェンスの高い親だと収入もあるので、3歳までの教育にお金をかけることができる。その教育を受けた子どもが、自分の受けた教育を子どもに施す。この繰り返しで、能力の遺伝も多少はあるだろうが、ほとんどはしつけの伝承。

私は医師家系で育ち、私が5代目(分家ですが...)。それぞれの代の嫁がプレッシャーを感じながら幼少期より教育を施し、子どもを医師に育てていく。ところが本家は、医師である叔父の子ども(すなわち私のいとこ)が5人いて、医師は1人もおらず。しかも、4人がフリーター。これは遺伝ではなく教育の失敗例。叔母の実家はあまり教育熱心ではなかった。これを知ったうちの嫁は息子を6代目にすべく、プレッシャーを感じながら努力している。別に医師にならなくてもいいが、勉強する習慣は大事。
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございました。たいへん勉強になりました。

お礼日時:2017/06/24 02:16

生理学では頭の良し悪しは扱いません。

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この回答へのお礼

誰が「生理学」と書きましたか?

答えるなら、読みました?

ははは。

お礼日時:2017/06/21 16:04

>もう30年以上、『天才たちのメッセージ・東大理Ⅲ』(データハウス)


これは、ただの本の宣伝ではないかな。
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この回答へのお礼

回答に、お人柄が出ていますね。

お礼日時:2017/06/21 15:53

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