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高校生です。
無機について質問です、
金属と塩基性の物質の反応で、沈殿するものとしないものがあります。
また 塩化物イオンと反応して沈殿するの しないの
硫酸と反応して 沈殿するのしないの

どれでもいいので 原理 理屈 (イオン化傾向 Orbital 電気陰性度 イオン化エネルギー ) などなど 暗記以外で理解できるものはありませんか?

それとも やはり 無機は丸暗記なのでしょうか?

A 回答 (2件)

硫酸塩で難溶なもの、カルシウム塩(石膏ですね)、ストロンチウム塩、バリウム塩、アルカリ土類金属は難溶の塩になります。


同じ2族の マグネシウムやベリリウムは、アルカリ土類金属に加えられることがあるのですが、実際には違います。
後は、鉛(II)塩、銀塩 ですね。

塩化物で難溶なものは、銀、銅、金、タリウム、鉛、白金、
鉛と銀が硫酸塩と共通なこと、タリウムを除くと、後は貴金属になりますね。
白金や金は王水中では錯体の塩化物として溶けています。

でも、こういうのは覚えるしかないですね。
塩が溶ける溶けないかは、アルカリ土類で硫酸と安定な化合物を作るものがあるので覚えやすいかもですが、それぞれの挙動は覚えるしかないですね。
腐食反応もそうですけど、外殻の電子だけではなく、どんな結晶構造を作る、塩となる相手との結びつき、色々な要素が絡まってくるので、
体系的にどうだとか覚えたら良い…という風にとは習ったことは私はないですね。
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無機は有機とは違い、科学者でさえも実験前にその物質が溶けるのか沈殿するのかなどを予測することは難しく、


どうしても結果論的に実験結果の理由をつけるような形にならざるを得ません。
なので沈殿する理由(1)がわかっても、さらにその理由(1)の理由(2)がわかりません。
それ故、沈殿するプロセスを理由(1)からさかのぼって理由(n)までたどり着くのは、結果として丸暗記より大変です。
それも多少、論理があって覚えやすいといえども結局は丸暗記だからです。

なぜ沈殿物(1)に対して理由(1)が成り立って、溶解物(2)に対して理由(1)が成り立たないのか
などは『沈殿物(1)には理由(1)が成り立ち、溶解物(2)には理由(1)が成り立たない』という暗記になってしまいます。

沈殿物や金属イオン、錯イオン溶液の色などは残念ながら暗記しかないと思います。
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