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標準状態のpH5の酸性水(硫酸系)1Lを限界まで電気分解すると、何㎥の水素が出てきますか?

A 回答 (2件)

おそらく化学(高校レベル、電気分解)の授業でのトピックス的な問題なのでしょう。


「1kgの水を電気分解して得られる水素は標準状態で何㎥か?」
ということだと思います。
授業での問題ということなので、今回はこの程度でやめておきましょう。
後は自分で頑張ってみてください。
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非常に出来の悪い問題ですね。


陽極での反応は2通り考えられます。

①陽極に溶けないAu,Pt,Cを使用した場合,
陽極の反応は、2H2O → O2↑ + 4e- + 4H+
陰極の反応は、2e- + 2H+ → H2↑

②陽極に溶ける金属を使用した場合,
例として銅だったら
陽極の反応は、Cu → Cu(2+) + 2e-
陰極の反応は、2e- + Cu(2+) → Cu
亜鉛なら
陽極の反応は、Zn → Zn(2+) +2e-
陰極反応は、2H+ +2e- → H2↑

と化学反応を強酸が塩酸のようなハロゲン化物ではない場合、単純にこうなりそうな事は予想できますが、
水素ガスの発生量は色々な条件があり予想は困難です。
②の場合は陽極が溶け切った時点で反応終了です。陽極の物質量を決める必要があるのと、
pHが溶液の成分変化でどの程度、電気分解時の分極挙動が影響を受けるのかが予測困難な為です。
実験をする事は可能ですので、分極挙動等を考察に盛り込むことは出来ます。

①は一応水溶液の成分は無さそうですが、個々の電極での分極の影響、過電圧をどの程度見込めば良いかなど予測を阻む要素があります。
これも実験することで、挙動を把握することは出来ますね。

①と②について共通の問題点として、実験装置の概要が全く不明であること。
電気分解していくうちに水溶液が2つの部分に分割してしまったり、上手く液の攪拌が行えるか等が分からないためです。
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この回答へのお礼

助かりました

大変丁寧な説明ありがとうございました。授業の終わりに先生が出した問題で、情報が少なく苦戦していたので、詳細を聞いたあと、この解説を活用してみます!!

お礼日時:2017/09/07 22:30

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