19世紀末のアメリカで西欧中欧の移民が増加しなくなった原因は何ですか？

19世紀末のアメリカで西欧中欧の移民が増加しなくなった原因は何ですか？

No.1 回答者： yhr2 回答日時： 2017/09/19 15:47

それまで、宗教上の理由（ピューリタン、プロテスタント）、政情不安（ドイツ革命の失敗：1849年など）、凶作（1840年代のアイルランド）などによるものが、南北戦争（1861～65）での奴隷制廃止以降、中国人・日本人などの単純労働・低賃金の移民が増えて、ヨーロッパ人にはあまり魅力がなくなったのでしょうね。

ただし、ヨーロッパで迫害が強くなったユダヤ人や、南欧・東欧の「単純労働・低賃金」でもよいヨーロッパ人の移民（いわゆる「新移民」）は多かったようです。