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中世初頭での歴史ですが、
西欧はなんとなくキリスト教徒や教会の世界観が漂っており、東欧のイスラーム世界では「商人」という言葉がやたら登場してくるのですが、西欧ではあまり「商人」という言葉が出てきません…

これは何故ですか?
貨幣経済という観点では、東欧のほうがそれだけ文明が進歩していたのでしょうか?

A 回答 (5件)

>貨幣経済という観点では、東欧のほうがそれだけ文明が進歩していたのでしょうか?


貨幣経済に限定せず全てにおいて東欧(というよりオスマン帝国を始めとした中東イスラム圏)の方が遙かに文明が進んでいた時代ですね。
ローマ文明が衰退してからルネッサンスまでのヨーロッパは暗黒時代です。
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聖書にはユダヤ人が商人や金貸しとして出てきますね。


ヨーロッパで貨幣経済を発展させたのはユダヤ人でしょうね。
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この回答へのお礼

ユダヤ教はキリスト教の大元の宗教ですよね。

確かにユダヤ教では金融のような考え方が生まれたと何かで読んだことがあります。

西欧の歴史で「商人」という言葉をあまりみないのはただ単にその参考書が商人について触れていないだけのことなのですかね…

それとも商人がいなくても生活に支障のない地域だったのか…

お礼日時:2023/06/17 12:53

商人が蔑まれていたからです。


江戸時代の士農工商と同じで
モノを作り出さない人は存在が低かったからです。

イスラム世界では「貿易」が彼らの世界を支えていましたから
それに携わる商人もそれなりに存在が認められていました。
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キリスト教では一番重要な食料生産活動を担う農民が重視され、生産活動を伴わずに富を収奪する商人は差別されていました。


はっきり言って、ルネサンスと大航海時代が始まる前の西欧は世界の隅っこにある一番の田舎でした。

イスラム社会は、イスラム教が始まる前から商業は重要な産業でした。
何故かと云えば、東方にインドと中国という大文明国にして莫大な富を持っている先進諸国があり、そこの産物を比較的田舎の東欧、そしてド田舎の西欧に持ってきて売りさばくことで大儲けしていたからです。
だから、イスラム教が中東を覆うようになっても、商人は大事にされていたのです。
※西欧が大航海時代に入った動機も、イスラム商人の中間搾取がひどかったので、直接インドと取引したいという想いが強かったからです。

以上が、西欧で「商人」という言葉があまりなく、イスラム社会やイスラムと隣接していた東欧で「商人」という言葉がやたら出てくる理由でしょう。
貨幣経済も、当然ながら西欧が一番遅れていました。なにせ、ユーラシア大陸では、大文明国で大先進国だったインドと中国から一番遠い、一番のド田舎でしたから。
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文明の進歩の違いはよくわかりませんが、イスラムは商人の宗教です。



日本ではイスラムについての知識が普及していないですが、キリスト教とイスラム教は同じ神を戴いていても、発生母体が違います。
キリスト教はエジプトから逃亡しアラビア砂漠をさすらう羊飼いの宗教です。
一方、イスラムはオアシスの商業都市で発生した宗教です。
預言者ムハンマドは豊かな商人の家の出身です。

だから初期の信者はキリスト教は奴隷、貧民、羊飼い。
イスラムは商人です。
手形とか為替のような送金方法もイスラムの商習慣から発生しています。
そのため「商人」という言葉が頻出するのではないでしょうか。
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