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新作のブレードランナーが、
よく分かりませんでした。

まず、一作目は、
人造人間を駆除する仕事(ブレードランナー)のハリソンフォードが、
人造人間であるレイチェルに恋をして、
最終的に二人で逃げるという話だったと思います。


新作は、
同じくブレードランナーの主人公で、Kという名の人造人間。
今回は明確に、人造人間が人造人間を駆除しているという構図。

Kは、仕事の中で、人造人間が妊娠した事例があるということがわかり、その「子供」を探すうちに、
この「子供」が自分自身のことじゃないかと思って必死に父親を探すが、結局自分じゃなくて、その子供が誰かということもわかり、
探し当てた父親を、その子供に合わせるという話。


まず、複数の組織がありますが
①ブレードランナー(人間側のポリス)
②人造人間製造元の会社
(バーチャルラブドールのJOYも作ってる)
③人造人間の反乱軍(子供隠す)

大きくは、この3つですか?

それで質問なのですが、
Kが最初に農園に駆除しに行った人造人間は、反乱軍側の組織の人間なの?

その後反乱軍は、「子供」のデータを書き換えただけ?
匿うことはしなかったの?

途中で出てくる子供達を売り飛ばす組織は何?
人間の子供って事?

ドームで記憶を作る女性は、人造人間製造元に雇われてるの?

人造人間の記憶は一個一個、この女性の手作りなの?

3人の娼婦が、Kの行動をスパイしろと言われ、そのうち一人がKとセックスするが、反乱軍側の組織だったの?

このあたりがわかりませんでした。


反乱軍は、
人造人間の妊娠・出産の奇跡を目にし、
この事実を公表することで、
人造人間も人間と何ら変わらないという主張の担保に出来ると考えて「子供」を匿おうとしたのはわかるのですが、
結果、病弱だからドームに保護されていて、
いつも一人だったから、想像力に長けている事から、
人造人間の記憶の制作の仕事をしてると説明がありましたが、
人造人間製造元は、この女性が「子供」であることを知らず、ドームで保護して雇ってたのですかね?


そして、この女性が、人造人間の記憶を作る仕事をしていて、その一つに自分の記憶も紛れ込ませた事で、Kが訪ねて行ったり、結果父親に会えることになったということですかね?

A 回答 (3件)

No.1です、もう一つ。


デッカード問題で、私がデッカードをレプリと思えない理由の一つは、デッカードがレプリだとして、前作の冒頭でブレードランナーをやめてブラブラしている彼は、いつどこで誰が何のために作り、挙句にただうどんを食べてる状態にしているのか? という疑問があるからです。
レプリは恐ろしく高価な工業製品のはずで、しかもレイチェルと同じ「寿命がなく生殖機能もあるネクサス7」だとしたら、そんな状態に置いておくことは考えられません。
人間だからこそ、失業してうどんを食っていたと思えるのです。

制作者側は敢えて結論を出さない方針だと聞きました、ハリソン・フォードも答えは分かっているけど言わないと言っていたそうです。
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この回答へのお礼

意外な背景がわかったり、別の解釈方を知ると、さらに物語の深みが増して面白いです。

それが、じわじわとブレードランナーが人気になった所以かもしれませんね。

ユニコーンがどうとかありますが、
あの夢のシーンは、
明らかに後から付けた感じの作りで興ざめします。

お礼日時:2017/12/27 00:12

No.1です。



>Kが発見したことでウォレス社も(ジョイを侵入させてたから)、レプリカントでも子供を産んだ事例があることを知ったんでしたっけ?

ここがよく思い出せないのですが、レイチェルの記録を見にウォレス社へ行った辺りかなぁ?と思うのですが、やはりジョイからですかねぇ。

>また、レプリカントだけが迫害され阻害され、差別を受けているということではなく、

いや、この映画の公開前にネットで流された三本の短編からすると、「人間至上主義運動」が起こってレプリカントと疑われた者が次々と殺される騒動が起こっています。
ネクサス6は寿命が来て滅びましたが、ネクサス8は寿命が長く、脱走したり反乱を起こしたりする可能性があるため、結局レプリカントの製造は禁止され、タイレル社は倒産しました。
その後ウォレス社は人間に絶対に反抗しない、絶対服従のレプリカント(ネクサス9)の開発に成功し、半ば強引にレプリカントの製造を許可させ、タイレル社の残した資産も全て手にしています。
合法なレプリカントが街に戻ってきたわけですけど、人間から嫌われていることに変わりはないようです。
Kのマンションのドアにも、落書きされていましたよね。

>あのラスベガスあたりの、荒廃した地域で、人間もスラムを形成しているんですね。

これは未来SFでは有り勝ちな、大都市で暮らせない貧民が大勢いるのでしょう。

>前作の時に、デッカードはレプリカントなのでは?という議論がありましたが、

元々はデッカードは人間として設定されていたのですが、「レプリでは?」というアイディアをリドリー・スコットは気に入って取り入れてしまったようです。
でもハリソン・フォードは大反対で、自分の演技プランが崩壊すると激怒したそうです。
今でも論議はあって、私も迷うところです。
感情も生きる意欲もない人間が、必死に生きようとするレプリに刺激され、生命の尊さを知っていくというのが前作のテーマだと思っていましたから……

>前作は、レプリカントが「自身と人間との違いは何なんだ?」と苦悩する話で、
人間とレプリカントが恋をする。

そうですね、私も前作は人間とレプリとを並べて多角的に人間の本質を探ろうとした映画だと思っています。

今回はレプリを主人公にして、逆の立場から同じことを探ろうとしたと思われますが、デッカードがどちらなのかをハッキリ描かなかったことでボケてしまった印象はあります。
それに今回の映画で一番人間らしい、人間味があったのはAIのジョイだったというのも(あの消える瞬間の表情やセリフ!)、皮肉なのか何なのか……

>可哀想過ぎます。

そうなんですよ。
三時間弱の映画を見て、最後があれじゃあねぇ。
Kがデッカードの子供じゃなかったにしても、ジョイは生き残らせてあげて最後は二人で去っていくとか、何か救いがないと辛いです。

>そうか、Kはセバスチャンなのか。

ああそうか、そういう解釈も可能ですね。

早くBDを出してもらって、色々確認したいです。
もう一回映画館に行くのは、ちょっと勘弁かな(笑)。
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私の考えた回答なので、制作者の回答とは異なる可能性はありますが。



>大きくは、この3つですか?

そうです、他には無かったと思います。

>Kが最初に農園に駆除しに行った人造人間は、反乱軍側の組織の人間なの?

サッパー・モートンですね。
軍隊にいた経験があり(衛生兵)、逃走して農場をやっているネクサス8で、レイチェルの出産に立ち会っていますが、組織に所属しているのかどうかは明確に描かれてはいません。

>その後反乱軍は、「子供」のデータを書き換えただけ?

レイチェルの子供(アナ・ステライン)を隠す方法をデッカードから指示され、孤児を集めて不正に働かせたり売ったりしている施設に預け、記録を破棄しています。
その後はステリン研究所で記憶を作る仕事をするわけですけど、詳しい経緯は描かれていません。

>途中で出てくる子供達を売り飛ばす組織は何?

孤児とか浮浪児を集めている組織ですね、廃品から使えるパーツなどをより分けたり、お金持ちに売ったりしているようです。
レプリカントに子供はいないので全員人間ですが、アナ・ステラインだけはレプリカントだったわけです。

>ドームで記憶を作る女性は、人造人間製造元に雇われてるの?

上に書いたとおり、ステリン研究所のアナ・ステラインのことですね。
ネクサス9を製造しているウォレス社の下請けで、レプリカントの記憶を作っています。

>人造人間の記憶は一個一個、この女性の手作りなの?

ここは明確に描かれていませんので、他にも作り手がいるのかもしれません。
ちなみにKの記憶はアナ・ステラインの記憶を移植したものです。

>3人の娼婦が、Kの行動をスパイしろと言われ、そのうち一人がKとセックスするが、反乱軍側の組織だったの?

その通りです。
この女性はマリエッティといって、反乱軍の一員ですし、ラスベガスで負傷したKを救出もしています。

>人造人間製造元は、この女性が「子供」であることを知らず、ドームで保護して雇ってたのですかね?

アナ・ステラインがドームで保護されていたのは、彼女の免疫不全のためで、反乱軍が彼女を守るため費用を捻出してドームを作ったとも考えられます。
ウォレス社は彼女の作品が良く出来ていたからこそ接触してきたと思われますが、明確にはなっていません。

>そして、この女性が、人造人間の記憶を作る仕事をしていて、その一つに自分の記憶も紛れ込ませた事で、Kが訪ねて行ったり、結果父親に会えることになったということですかね?

その通りです。
Kは自分がデッカードとレイチェルの子供だと勘違いしたわけで、可哀想な役どころですね。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

データ倉庫や、AI、フォログラムの技術などがほとんどウォレス社のものだったので、
ドームも、ウォレス社のものなのかと思ってました。


やはり、ウォレス社は、デッカードとレイチェルの子供を探しつつも、
それがまさか、外注先(ステリン研究所)の記憶製造者その人だとは思ってもみなかったってことなんでしょうね。

Kが発見したことでウォレス社も(ジョイを侵入させてたから)、レプリカントでも子供を産んだ事例があることを知ったんでしたっけ?


また、レプリカントだけが迫害され阻害され、差別を受けているということではなく、
あのラスベガスあたりの、荒廃した地域で、人間もスラムを形成しているんですね。
それで人身売買も行われていると。
そうすると、その人身売買によって、コンピューター操作(記憶製造)が上手だった子供がステリン研究所に買われて、あの記憶製造の仕事をしているという流れなんだろうと思います。
考えてみれば、あのドームに囲われているのって奴隷のような状態ですもんね。


これは、さらに余談になりますが、
前作の時に、デッカードはレプリカントなのでは?という議論がありましたが、
30年も生きてたのですから、やっぱり人間だったという気がします。


前作は、レプリカントが「自身と人間との違いは何なんだ?」と苦悩する話で、
人間とレプリカントが恋をする。

今作は、レプリカントが「自身は製造されたもので、記憶も作られたものだと思っていたが、実は母体から生まれ、記憶も本物だ」と勘違いする話で、
レプリカントがAIと恋をする。


一言で説明しようとしましたが、今作は複雑過ぎますね。
Kは、変な記憶入れられて勘違いされられるし、恋人のAIは破壊されるし、
さらには、そのAIも量産型の単なるプログラムだしで、可哀想過ぎます。

そうか、Kはセバスチャンなのか。

お礼日時:2017/11/26 04:48

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