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アメリカでイタリア人は差別されていますが、ヨーロッパでもイタリア人は被差別なのでしょうか…?

イタリア人とスペイン人のハーフの方が、イタリアから見たスペインは、日本から見た北朝鮮みたいなものだから、イタリアは好きだけれど、スペインは嫌いと言っていました。

やはりヨーロッパもそれぞれの近隣国をあまりよく見ていないのかな?と気になりました。

私個人的には、そういった差別的な考えは好みませんが、仕事柄色々な国の方と関わっているので、そういった関係を知っておくことも大切かなと思います。

詳しい方、教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 早速詳しいコメント沢山ありがとうございます!

    一つずつのお返事はまた後日きちんといたします。

    イタリアもスペインもそれぞれ魅力的だと思っていたので、イタリア&スペインハーフの方はどちらにも誇りを持っているわけではないと言うことに、衝撃を受けました。。

    スペインを北朝鮮と揶揄するほどとは、本当に驚いたのです。(ジョークのつもりだったかもしれませんが^^;)

    そういえば、自分の周りのハーフの方々も、良い思い出のルーツと、
    悪い思い出のルーツと、
    2つの間で自分のアイデンティティが複雑そうな話しは聞きますし、
    複数の国の血を受け継ぐというのは、きっと当人にしかわからない心境が有るのでしょうね、、。

      補足日時:2017/12/09 21:46

A 回答 (4件)

「イタリア人とスペイン人のハーフの方が、イタリアから見たスペインは、日本から見た北朝鮮みたいなものだから」


この話本当ですか?ありえなくないですか。だって、スペインが植民地にしていた国々「南アメリカ」にイタリア人は移民としてどんどん入り込んでるのに。しかも、かつて、南イタリアもスペインの支配下ですし。しかも、スペイン国内で働いてるイタリア人山ほどいますよ。そもそも、国としてはイタリアよりスペインの方が余裕で上ですから。米国の前は世界1位の王国でした。観光、移住の世界ランクでも現在も米国をはるかに抜いてスペインが圧倒的に1位ですから。現在もアメリカ大陸でかつての植民地の国のカリフォルニアから南アメリカ、アジアではフィリピンなどスペインは未だ王国のイメージは崩れてませんから。そのハーフの方はスペイン人に恨みでも持ってるのでしょう。スペイン人は平気で差別区別しますから。
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アメリカで差別というか一段低く見られているのは、イタリア人というより、イタリア系アメリカ人です。

彼らが元々は貧しい移民であり、宗教も違う(アメリカの上流社会はプロテスタント。カトリックは下に見られる)、しかし地域によってはアメリカ社会において無視できないほどの勢力を持っているからです。

その「イタリア人とスペイン人のハーフの方」のお話しは、その人個人の生い立ちや生活環境による「個人的な意見」の部分も強いのではないかという気がします。だって、イタリア人がスペイン人を良く思っていないのなら、その人のご両親はどうやって出会って結婚したんだ、という話になりますからね。
イタリア人はとてもプライドが高く、郷土愛が非常に強いので、イタリア以外の国に対してはどこに対しても、とても強気だと思います。「イタリアが一番!」「イタリアの中でも、自分の地元が一番!」な人が多いです。
そのハーフの方は、アイデンティティ的にはスペイン人ではなく、イタリア人なのでしょう。
でも、イタリアから見たスペインが、日本から見た北朝鮮みたいなもの、というのはちょっと違う気がしますけどね。

ヨーロッパ各国は何百年も前から、王様の領土拡大だとか王位継承だとか、あるいは宗教戦争だとかで、戦争をやり合って、他国の君主の支配を受けたり、という歴史を繰り返しています。イタリアだって「イタリア」として統一されたのはほんの150年ほど前で、それまでは別々の独立国でした。
だから、周辺国がライバルだったり、過去に侵略した・された敵国だったり、というのが当たり前にあるのです。どちらが優位だったかはその時代によっても変わるので、単純に支配される一方だったとも限らないので、感情はより複雑です。
現代の国境の枠組みで「○○人」と括れないことも多いです。例えば、スペインのカタルーニャ州の人に「あなたはスペイン出身なんですね、スペイン人なのですね」と言ったら、生粋のカタルーニャ人ならば「違う、私はカタラン(カタルーニャ人)だ!」と言い返すでしょう。

例えば、梅毒はヨーロッパには15世紀に新大陸から持ち込まれたと言われていますが、梅毒のことをイギリスやイタリアでは「フランス病」、フランスでは「ナポリ病(イタリア病)」と呼びます。新大陸からナポリに持ち込まれた梅毒が、フランス軍のイタリア侵略のときにフランス軍に感染・流行したので、フランスは「ナポリ病」、イタリアではフランス軍で大流行ということで「フランス病」と呼んだとのことです。お互いに「そっちが悪い」という感情に基づいての不名誉な命名をしているわけです。イギリスの場合は、歴史的にフランス嫌いが多く、乱れたフランス社交界で梅毒が流行っていたということもあって、フランスへの蔑称として「フランス病」と呼ぶのだそうです。
こういう「命名」のあり方からも、差別というか、歴史的に複雑な感情のある近隣国への揶揄のようなものは、どの国にもありますよ。ヨーロッパ各国のブラックジョークあたりを調べると、よくわかるかもしれません。
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米国在住です。



アメリカは、広いです。文化圏にして、大体大きく四つぐらいに分かれるんじゃないかと思います。

ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアを含む北東部。特に都市部では、イタリア系の移民が、イタリア街をつくって住んでいます。イタリア人は、ラテン系なので、どうしても、背が低く、髪の色も肌の色も、オリーブ色がかっています。敬虔なカトリック教徒です。あまり豊かではなかった。で、政治経済を牛耳ってきた、北ヨーロッパ系白人(新教徒)とは、お互いに一線を画している感じがあります。差別と呼べるかもしれません。

南部に来ると、イタリア人よりも、ヒスパニック系(中南米系)が幅を利かせているので、イタリア人の影は薄くなります。中東部では、イタリア料理店にも、イタリア人は珍しいです。あまり珍しいと、脅かされないので、差別の対象になりません。西海岸では、エスニックを持っていることが当たり前になってきていて、差別をすること自体、恥ずべきことだ、というふうな若い人が多いです。

一般のアメリカ人にとってイタリアは、フランスの次に旅行に出かけたい場所です。今だに”ロッキー”と”ゴッド・ファーザー”のイメージが抜けません。イタリアに住むイタリア人は、フランスに住むフランス人同様、二千年も自分たちの文化を輸出し続きてきたわけですから、非常にプライドが高いです。同等に見ているのは、フランス人ぐらいなもので、あとは、全部、下に見ているんじゃないかなぁ。夫は、米国人ですが、イタリアではどこに行っても、みんな、”態度がでかいし、感じが悪い”と申しておりました。外国人を大切にする日本とは、正反対です。

スペイン人は、主に中南米の植民地を経営しましたので、北米での存在感は薄いです。アリゾナ州・ニューメキシコ州には、スペイン風の教会が残っているぐらいです。私のスペイン語の先生は生粋のスペイン人なのですが、メキシコ人にスペイン語の発音を直される、と笑っておられました。
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スペインって何百年もの間、北アフリカのモロ人の属国で、1400年台にイサベラ女王がカタルーニャ(バルセローナ)の色男と結婚し、運よく、モロ人追い出し成功。

イタリアで相手にもされなかったペテン師の冒険家がイサベラ女王を口説き落として、金を出させ。結果的には新大陸発見で強大な富がスペインに。その後のスペインの王様は、贅沢三昧するだけっでロクでなしばかり。そこでフランコいう軍隊の親分のおっさんが国を牛耳って、気に入らないのは殺すで、長い間。やっと民主主義が確立されたのは、40年ほど前でしょう。
その後の王様はよくやって信望ありだったけど、王位捨ててでも不倫相手と一緒になりたくてソフィア皇后妃と別居。その息子(現・王様)もメキシコで遊びまくって結婚し離婚もしたレティシアと。
王様の御妃さまは、貞淑で処女じゃなければダメ!、のイタリア人感覚では理解できないこと。

イタリアは広大な世界領土を持った国で、スペインは属国で人種違いの人間に支配されていた国と言うことでイタリア人からきたら朝鮮みたいと。

そのイタリア人もアメリカでは、強烈な家族制度を守るイタリア人は、・・・ってとこです。

それじゃイギリス人は言うと、ド田舎モン丸出しの好き放題する親父ばかりと。捕まえた女房が少し古くなると、殺してしまったりし、新しいのと交換だらけ。あまりにも度を外すので、エリザベス女王がお怒りになり、ちょっとは紳士らしくはせよ、と。でも、息子らは、俺りゃ関係ないぞね、で女癖の悪いのばかりで、派手な不倫だらけ。

ヨーロッパの歴史、もう面白い(おもろすぎる)の一言です。14歳のお姫様が、生後1週間の男の子の赤ちゃんと結婚もあります。暇なときにでも、ヨーロッパの歴史的人物の人生の本でも読まれたら楽しくなります。
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