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11歳の男の子がもし階段から落ちて、その時机を抱えていてそれが頭に命中、とても危険な状態でしたが緊急手術をして脳に致命的な損傷はなく、成功したのですが、そのまま目を覚ましません。

 (1)こういうことってありますか?
 (2)眠っている間の食事&排泄って?
 (3)これって植物状態っていうんですか?
2ヵ月後に奇跡的に目を覚ましたら?
 (4)流暢に喋れますか?
 (5)長い間体を動かさないで寝たままだと、各関節などが固まってしまって動かないと訊いたことがありますが、2ヶ月間だとどのくらい動かなくなっているんでしょうか(詳しく教えてください)。
 (6)リハビリをどの位の期間すれば以前のようななに不自由のない生活が送れますか?
 (7)リハビリは入院して行いますか?(するんだっだらどのくらい?)退院した後もリハビリしに通うってことはありますか?月に数回診てもらうとか・・・。
(8)昏睡期間が1ヶ月だったら今までの(4)~(7)の質問の答えはどうですか?(やっぱり2ヶ月のときより体は動きやすいですか?)

すごく長くなってすいません。
(1)~(8)のどれかひとつだけでもいいので答えていただければうれしいです。おねがいします!

A 回答 (1件)

 私の専門は整形外科なので分る範囲でお答えします。



(1)に関しては、以前救急部で働いていた時に一度だけ経験しました。その方は60歳代の男性ですが、2週間意識がありませんでした。その後、徐々に話が出来るようになり、退院後仕事にも戻られました。

(2)意識が無い間は、消化器の機能が問題ないのであれば、「経管栄養」といって鼻から胃もしくは腸へ管を挿入し、その管から栄養剤を注入します。消化器機能が十分でない場合は、「中心静脈栄養」といって頚静脈か大腿静脈から栄養剤の点滴をします。
 おしっこは、意識の無い人の場合、尿量や尿の成分をチェックする必要があるので普通は尿道へ管を入れます。ただし、便はオムツをしてその中へ排泄します。

(3)植物状態というのは、自律神経反射(対光反射や咳反射)は残っているが、喋ったり体を動かしたりする機能が無い状態をいいます。ですから、実際にその患者さんを診てみないとわかりません。

(4)に関しては全くわかりません。しかし小児の場合は、脳もまだ成長期なので、その時期に何らかのダメージがあったとしても、その後のリハビリで十分回復する可能性はあると思います。

(5)例えば、ギプスなどで関節を固定した場合、3週から4週で固くなってきます。しかし動かなくなるほど固くはなりません。実際の医療現場ではこのような患者さんには、看護婦さんや理学療法士の先生が「関節可動域訓練」をしますので、固くなったりすることはありません。それよりも、じっとしていることによる「床ずれ」の方が心配です。

(6)リハビリに関しては個人の努力によって結果が大きく変わります。家族や医師、看護婦、理学療法士などの周囲の人たちがどれだけその患者さんに積極的にリハビリをしたとしても、当事者が頑張らなければ意味がありません。要するに本人のヤル気次第です。

(7)普通は入院を継続してリハビリを行います。しかし、このようなケースの場合、専門的なリハビリを行う必要があるかも知れませんので、そのような患者さんを専門的に受け付ける「リハビリセンター」などの施設に転院することもあります。そこで十分な訓練ができ、外来通院が可能な状態になれば、通院でリハビリを継続することもあります。通院の回数はその都度決めていくと思います。

(8)これも分りません。意識の無い状態が1ヶ月以上もあれば、その後その状態がどれだけ続いたとしても、回復後の身体機能に関してはあまり変わらないと思うのですが。

この回答は脳外科の先生にもお答え頂いた方が良いと思います。十分な回答でなく申し訳ございません。
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この回答へのお礼

こんなに詳しく教えてくださるなんて、どうもありがとうございます!!感激しました!!
映画とか、ドラマとか、ドキュメンタリーとかで、3ヶ月ねていて関節が動かなくなってリハビリしてるっていう場面を何度か見たことがあるのですか、実際はそういうケースはないんですね?フィクションか・・・・。
映画のところでこういう物語のがないのか訊いて見ます!(とにかくフィクションでもいいんで!)
ありがとうございました!!

お礼日時:2001/07/11 17:52

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