No.2
- 回答日時:
実は生物毎に細胞が分裂できる回数がセットされておりDNA内に書き込まれています。
基本的には個人差や生物においての個体差はありますがどの生命体でも同じです。
クローン技術の発達で拒否反応のまったくない自分の細胞から培養した臓器などで長生きは可能な状況ですが,脳みそだけはどうにもこうにもなりません。
記憶をデジタル化して媒体に写せる技術が出きれば話は違ってくるんじゃないんでしょうか??
以下のURLを参照下さい。
参考URL:http://www.inetmie.or.jp/~kasamie/RoukaDNA.html
No.3
- 回答日時:
人間に関してですが、脳細胞は1日に10万個くらい死滅しているそうです。
(生まれてから、脳細胞は増殖はしないそうです。)計算では、160歳程度で全ての脳細胞が無くなってしまうので、そうなると生命維持も出来なくなるわけで・・・
その脳細胞の死滅を止める方法があれば、生きられるかも知れませんが・・・
ありがとうございました
脳細胞って死滅するだけなんですか
じゃ~ 脳が大きければ長生きできる 体関係なしだったら 安直だけど
160歳でなくなるんですか 面白いですね
No.4
- 回答日時:
永遠に死なない生物もいますよ。
原生動物などの単細胞生物。出芽(分裂)生殖によって増え続けているわけですから、今生きている単細胞生物は最初にその種が発生したときからの生き残り、とも言えますね。
高等生物では、テロメアという染色体末端の遺伝子列が、個体の寿命に深く関与していることがわかってきました。
テロメアは単純な記号のくり返しなんですが、これが細胞分裂をくり返すと次第に端から消えて短くなっていく。
テロメアが完全になくなったときがその細胞がもう分裂できなくなったときです。
いわば細胞分裂の「回数券」。クローン羊ドリーの染色体を調べたら、このテロメアが極端に短くなっていることがわかって、生命工学者たちを戦慄させた、なんていうニュースもありました。
事故や病気など外的要因は別として、上記のテロメア以外に個体の死を招く原因は、やっぱり「コピー劣化」でしょうね。
uglyelさんが仰るように生物の細胞は次々死んでは新しいものに生まれ変わっているわけですが、その際に古い細胞の遺伝子を新しい遺伝子にコピーしているわけですから、どうしても複製ミスがわずかながら生じる。
一回では気にならないミスでも、蓄積されることによってやがて組織の正常な働きを妨げるほどになってしまえば、それは死につながります(ガンなどはその典型的な例です)。
これから生命工学がどんどん発達して、遺伝子修復などが当たり前になれば、上に書いたような問題が解決してしまう未来がくるかもしれません。
それでも私は、人間が(生物が)完全に不死になることはないと思います。
最大の問題は、脳が蓄積される記憶に耐えられるものなのか、ということ。
脳は基本的にリセットすることができない器官ですから、マダラボケということはあっても、OSを再インストールするようにまっさらな状態から再出発、ということはできない。
したがって積み重ねられていく記憶と常に格闘しながら生きていくしかないわけですが、それで何百年、何千年という無聊に耐えられるものでしょうか。
自我を保とうと思えば記憶は棄てられないし、かといってそれでは厖大な経験の重みに、いずれは自我がすりつぶされてしまう。
けっきょく不死の最大の障壁は脳と精神の問題に行きつくのではないか、と思います。
ちなみに、脳だけ残して身体の残りを機械に、という方向は望み薄なようですよ。
私たちの意識や人格は脳だけに宿っているというのが近代的な考え方でしたが、その脳が持つ意識も、身体全体の感覚器官とのたえまない情報のやりとりを通じて「自分が自分」であるということ(自我)を保っていられるらしいんです。
つまり生体としての脳につながっている身体がなくなれば、脳だけでは自我を保持することは難しいらしい、ということ。
脳からつながって身体中に張りめぐらされた神経の樹形全体が「自分」というものなんですね。
ありがとうございました
単細胞生物の分裂ですか
テロメアですか 消耗品なんですね
細胞のコピーの劣化ですか 確かにありそうですね
生命体って面白いですね
なんかどこかで間が抜けてるようなところが
結局は精神力にかかってるんですね 私は無理だな めんどくさいし
機械は無理なんですか 刺激が必要なんですね
何も感じないとか言うのも面白くないでしょうしね
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
細胞は、すべてが死滅した後再生できるとは限りません。
再生能力のある組織として有名なのは、上皮細胞や肝細胞等ですが、神経細胞(海馬領域の一部の細胞は再生能力があることが近年解明されましたが)等は生まれてから死ぬまで、数的には増えることはなく、逆に老化による機能低下や障害により、死滅していきます。心筋細胞は、虚血状態に陥ったり、炎症等による障害を受けると、その部分の死滅した筋組織は、膠原線維という組織に置き換えられ、その部分が広範囲に及ぶと、収縮能が低下するばかりか、その部分が後に破綻し、心臓を包む膜内に血液が流出して心臓が拍動できなくなり死亡します(心タンポナーデ)。
また、神経組織でも、似たような現象が起こり、障害等によって神経細胞が脱落した部分には、膠原線維に相当する神経膠細胞がその部分に増殖して置き換えられますが、その部分の神経機能は消失してしまいます。
また、細胞の増殖や蛋白の合成等をになう核酸のレベルでも、加齢に伴い、ミスコピーが起こったりして異常を起こすことがあります。
こういった意味で、「部品交換」も必ずしも全く同じ正常な部品に交換できればいいのでしょうけど、長く生きていれば、それだけ失敗作の部品に交換されたり、全く役に立たない代用品で置き換えられたりする機会が増えていき、また全体的にそれらを維持する能力も衰えていくわけです。
完璧に交換するというのは、そういった意味で永久的に無理でしょう。従って、「不老不死」が実現することはかなり先の将来で何か劇的な発見でもない限りは実現不可能です。
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