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タイトルの通りです。
ビャクダンのことを、サンダルウッドって言いますよね。ということは、ギリシャでサンダルはこの木で作っていたからサンダルという!みたいな話かな、と思いました。
しかし、ネットで検索してもなかなかわからないので、ご存知の方、教えていただけませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

 学名が「santalum spicatum」で英名は「Sandalwood」、仏名は「bois de santale(ボワ・ドゥ・サンタル)」


 「ビャクダン(白檀)」は「日本名」か、学名の「santalum spicatum」が「ビャクダン科ビャクダン属」に属していることからついたのではないでしょうか。
 ちなみに「サンダル」自体は原産地での野生品は絶滅するそうですね、乱伐のせいで。好きな香りなので寂しく感じています。

この回答への補足

あ、えーっとですね(^^;)
質問は、足に履く「サンダル」の語源でした。

言葉足らずですいません。m(__)m

補足日時:2004/10/21 11:05
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#1~です。

度々お邪魔します。

>同じことを考えて無駄な時間を潰しそうな人のためにあえてここに記しておく。

 ↑爆笑しました。

 でも、実は遡ることサンダルは、エジプトの王侯貴族や僧侶が権威の象徴として履いていたという史実もあり、これも壁画等に残されています。
 現代の「所謂」サンダルはファッションの国フランスから来たと言われているのですが、フランス語から英語の「sandal」が派生しているとすると、語源はなんと「ラテン語」の確率がグンとあがるんですね。
 日本と同じように、当然「英語」(英語・米語)にも「外来語」が転化したものがありまして、ラテン→フランス→英語と、由来がラテン語、フランス語によるものは非常に多いのです。
 図書館などにある、大きな英和辞典をひくと、「ゲルマン語族」やら、「グリムの法則」(童話のグリムです、元々言語学者として知られています)の項目があると思うのですが、語彙を15万前後に限った場合、外来語としてギリシア語が占める割合はおよそ4.5%に対し、ラテン語は実に36%、フランス語は21%にものぼるのです。
 但し、現在遣われている「ギリシア語」は「古代ギリシア語」の「一方言」が残ったものと言われていますので、ラテン語と直接比較するのはどうかとも思いますが。
 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4385358 …
↑こんな本も出ています。レヴューの評のように、文法云々というより、比較言語学的読み物としては面白いのではないかと思います。

閑話休題:歴史物の大作映画はそのたびに話題になりますね。古くは「ベン・ハー」から、「グラディエーター」まで。あの辺りのオフィシャルサイトからは何か分からないものでしょうか…。一応日本における「時代考証」等も行ったのでしょうし、それに基づいた衣装になっているとしたら、あのサンダルの出典は…と気になってきました。TSUTAYAへGOでしょうか。
グラディエーターは確か衣装デザイン賞も貰っていますね。

 いずれにせよ、「サンダル」についてここまで深く考えると、明日から「水虫だから」という理由でサンダルを履くことは冒涜な気もしてきました。^^;
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この回答へのお礼

とことんおつきあいいただき、ありがとうございます。
The American Heritage® Dictionaryによれば、sandalの語源定義としてギリシャ語→ラテン語→フランス語経由という記述ですね:
Middle English, from Old French sandale, from Latin sandalium, from Greek sandalion, diminutive of sandalon, sandal.

一方、白檀の方は、梵語にさかのぼりますね:
Middle English, from Old French sandale (possibly via Late Greek santalon), from Arabic andal, from Sanskrit candanam.
すると栴檀(せんだん)なんて言葉が、サンダルと音が近いのも関連性があるのかな…

調べれば調べるのほど、話が広がりますね。

お礼日時:2004/10/22 14:00

#1、2です



 「ギリシア語」も「ラテン語」も同時期に遣われていた経緯もあり、残された文書、壁画等を見ても、ギリシアにもローマにも「サンダル」は存在したことがわかります。
 実際ここから先は「語族」の問題になってしまうのですが、「ギリシア語」にも「ラテン語」にも「sandal」に似た表記の「サンダル」を表す単語は存在します。どちらも言語の祖といわれる言葉ですので、「どちらが先に」という話しになると、難しいような気がします。
 物凄く「無茶苦茶な」例えですが、人が生きていく上で必要なものは、文化が発祥し発展していく際にどこででも見られるものです。サンダルと草鞋も別物ですが、使い方は驚くほど酷似しています。
 ギリシア文明の中にも、ローマ文明の中にも「履物」の概念はあったようですので、それを表す語が存在し、時期的に発祥が近く、公用語・準公用語として同一国内で話されていた事実等を鑑みると、「どちらが語源」ということははっきりさせられない気もします。
 あくまで素人見解ですので、もし、機会があればギリシア(ローマ)文明や、言語学等の文献に当たってみると、意外にすんなり分かってしまうものなのかもしれません…


>あ、木じゃなくて、「気」でした。
「気が違って」おりました…

 ↑これで「実は白檀だよーん」という史実があったら、私も気が違うかもしれません。^^;

この回答への補足

何度もご親切ににおつきあいありがとうございます。

上記「気が違う」でいえば、「エジプトのツタンカーメンの遺品のサンダルが白檀」という冗談めいたネタを発見しました。
http://ginjo.fc2web.com/69hyakunenme/100nenme.htm

これが本当なら、ツタンカーメンの洒落ですよね。

補足日時:2004/10/21 21:19
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#1 です。



 「履物」としての「サンダル」の語源は「白檀=サンダル」ではありません。(発音は同じです)

 サンダル(履物)はギリシア・ローマ人が用いた日本でいう「草鞋」(わらじ)に似た形の「革製」の履物を指します。語源は、「板」を意味するギリシア語かラテン語といわれおり、サンダルの原型が足を乗せる板様のものを革紐で足に括り付けていたところから「足を乗せるもの」という意味に転じたと思われます。

 ご参考まで。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。よーくわかりました!
その、「板」を意味するのはギリシア語だったのか、ラテン語だったのか、その辺が木になりますね(^^;)

あ、木じゃなくて、「気」でした。
「気が違って」おりました…

お礼日時:2004/10/21 18:27

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