アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

「can」と「could」と「過去の動作の一回性」

『Forest Extensive English Grammar』(桐原書店,2003年)に,「『能力があって,実際にその動作を行った』という過去の1回の動作〔行為〕を表す場合にはwas able toを用いる。この場合,couldは不可」とあり,「I was able to swim 200 meters yesterday.」が例文として挙げられています(20頁)。

江川泰一郎『英文法解説』(改訂三版,金子書房,2003年)には,例文「I was able to borrow an umbrella.」が挙げられてあり,上記の「動作の一回性」で説明されながら,さらに,これでは「実際に借りたかどうかが不明になって,文意が成立しないから誤りである」と説明されています(291頁)。

さて,桐原書店の「過去の1回の動作〔行為〕を表す場合」という説明では,「200メートル競泳を複数回した場合はどうなる?」などという揚げ足取り質問から始まって,例文と説明では,あまりにも素人には納得がいきませんし,江川の「傘」の例文では,「行為の一回性」とは連想がつかず,また「文意の不明性」が不成立の原因として挙げられており,こちらも納得がいきません。

助動詞canが含まれた単文を過去表現にする場合,couldでは不適切な場合を説明ねがえますか? これを納得するのに適切な例文も添えていただければ幸甚です。

A 回答 (3件)

これって英語教育の為の英語ですか、それとも実際の会話においての英語をお探しでしょうか?



水泳と傘では状況が違います; 水泳は能力を表現しているのに対して傘は(借りる相手さえいれば)誰にでも出来ること。ですからその二つの本に書かれていることは間違ってはいません。

「I could・・・」には「やろうと思えば出来る」という意味あいが強いため、一言で言うと曖昧に聞こえることが多いのです。たとえば「I could swim 200 meters yesterday」でも○です。でもそれを聞いた半信半疑の友人が「Yeah, you could swim, but you didn't, did you?」(泳げたには泳げたかもしれないけど、実際には泳がなかったんでしょっ!?)って答えることも可能です。

私だったら「I managed to swim 200 meters yesterday」って言います。適切か不適切かというより、言葉「could」自体が仮定法(でしたっけ?)にもなりえるから曖昧なんだと思います。日本語だって一言じゃ表現できないことってたくさんあるでしょう「それって○○って意味?それとも実際に▲▲したって事?」って確認しなきゃいけないように。

「I was able to borrow an umbrella yesterday, and I actually did.」といえばいい事。

「I could have borrowed an umbrella yesterday, but I didn't.」この場合は仮定法なので「could」だけではなく「could have」になります。

ところで一回の動作ってのも「深く考えないで!」と言いたいです。「I was able to swim 200 meters, twice yesterday. Once in the morning, once more in the afternoon. 400 meters in total.」と言えばいいことです。

この回答への補足

>これって英語教育の為の英語ですか、
>それとも実際の会話においての英語を
>お探しでしょうか?

これって「英語教育のための英語」と「実際の会話においての英語」とでは,答えが違ってくるということでしょうか?

補足日時:2004/10/27 23:34
    • good
    • 0

 微妙な問題ですが、#1, #2をあわせれば、説明としてこれ以上何も言うことがありません。


 あとは、多くの英文にあたって感覚を磨くしかないでしょう。

---
 文法書は、本来は規則性がない自然言語に、なんとか規則性を見出して説明をしている書籍です。揚げ足取り的に読むのは、もってのほかで、著者の意図するところを汲み取ろうとする姿勢が必要です。
    • good
    • 0

簡単に纏めると、



couldはその動作を行なったかは不明。どちらかと言うとしなかった方として使われる。

able toはその動作を少なくとも一回は行なったとして使われる事が多い。

要するに両方は曖昧ですが、couldはどちらかと言うとやらなかった、able toはどちらかと言うとやった、とのニュアンスで実際に使われています。

曖昧な事ですから、きちんと納得するような理屈となる材料は無いとは思いますが。

言葉としての英語はどに言語でも同じように文脈全体の流れの中で解釈すべきであって、短い文章だけから全ての意味を汲み取る事は難しい事です。

この回答への補足

なんとなく判ったような気がします。

ただし,近しいイギリス人(男性,アバディーン大卒)に伺うと,
「able toはその動作を少なくとも一回は行なったとして
使われる事が多い」とは必ずしも言えないようです。

どちらにしても
ありがとうございました。

補足日時:2004/10/27 23:39
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!