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ギターボディのトップにラミネートや印刷、スライスした皮のように薄い木材を貼り付けるのが貼りトラと理解していますが、
2pボディでトップに1cmくらい厚みのある板の場合も貼りトラと呼ぶのでしょうか?

A 回答 (2件)

例えばフルアコやセミアコでは、高級材を薄く切って重ねたラミネートと称する積層材を使っているモノがありますが、それも『貼りトラ』になってしまいますね。



※ラミネート材は、一般には貼りトラとは言いません。あくまでも『ベニヤ板』の構造がラミネート材です。

※またレスポールの様にベニヤよりもずっと厚いものでも、『ラミネートボディ』とギブソン社自身が自称しているケースもあります。
 そもそもギブソン・レスポールは、実はメープルトップ採用には見栄えの為の理由が微塵もなく、トランスルーセント(シースルー)塗装であるチェリーサンバースト/タバコサンバーストが採用される前(ゴールドTOP時代)は、杢が出てないしブックマッチでもないメープル材が、それこそ適当に張られていました。(半分バーズアイが出ていて半分はメープルの木目だけ、などという全く適当な仕様もありました。あまりに適当で見栄えが悪い為にゴールドTOPカラーが開発されたほどです。)
 ギブソンの主張を採用するなら、音響を考慮して木材を複合して作ったボディがラミネートです。

※実のところ、ラミネートと貼りトラには明確な線引きがありません。作ったヒトの自己申告ですかね?
 まぁ一般に貼りトラとは、装飾のためだけにTOPに薄い(音響に影響しないほど薄い)別の素材が貼られたもの、という認識ですが、そもそも塗膜さえ『塗料の種類によって音響が変わる』と主張する連中が多いこの業界で、音響に影響しないほど薄い『装飾シート』が存在するのか?っという疑問もあります。
 結局のところ、作ったヒトとかメーカーが『装飾の為に貼ってある』といえば貼りトラだし、逆に『この薄いシートが高域の振動をうんたらかんたら・・・』などとリクツをコネ出したら、少なくとも貼りトラとは言えないでしょう。

※極論を言うと。
 ストラトの巨大なピックガードは、8点止めと11点止めでトーンが違いますし、更にピックガードを両面テープで接着するとトーンが変わります。ピックガード自体も、初期の薄い1ピースと厚く剛性の高い3ピースでトーンが変わりますし、また素材も最初期のブラスとその後の塩ビ、アクリル等でトーンが変わります。
 とするとストラトも『プラスチックトップのラミネートボディ』ということに?勿論、そういう風には誰も思ってませんよね?しかし一方、ピックガードを豹柄とかシマウマ柄に変えるのは、明らかに音響の為ではなく装飾のためでしょう。
 まぁ、ラミネート/貼りトラの分類基準は、あくまでも作る側の自己申告と使う側が納得するかどうかってことでよろしいのではないかと思います。

>2pボディでトップに1cmくらい厚みのある板の場合

 10㎜もあったら、ヘタしたらそれだけでボディが作れます。間違いなく音響に少なくない影響があるでしょう。
 この場合は貼りトラでなくラミネートボディでよろしいのでは。
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そんなこと言ったら、本物の59年製レスポールも貼りトラになっちゃうね。

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